2011年11月14日月曜日

橋下徹氏、それでも圧勝の声。

▲どうも、ダブルスコアで橋下さんが、平松さんに勝つという下馬評のようだ。

 筆者も今日、大阪市内で選挙カーを見た。

 橋下さんの声には、不思議なオーラがある。

 選挙カーが通ると、そこらのオバサンも家から飛び出し、声を上げずにはおられないようだ。

 以下、新聞から抜粋。

 橋下徹(42)VS.平松邦夫(62)の一騎打ちになった27日投票の大阪市長選。
 早くも「橋下圧勝」の見方が強まっている。ダブルスコアの声まで。
 

 基礎票では、平松市長が圧倒している。大阪市の有権者は213万人。投票率を40%とすると当選ラインは43万票。

 3党から支持を受けた平松陣営の基礎票は、民主25万、自民20万、共産11万――と56万票。ところが、平松陣営は完全に戦略を見誤った。

 大阪市民も、橋下徹の強引な手法には不安を覚えている。

 だから平松サイドは、橋下を市長にしたら市政はメチャクチャにされると訴えればよかった。

 自民から共産までが“反橋下”で手を組んだため、既成政党が束になって橋下個人を潰している構図になってしまった。

 橋下徹も『オール守旧派と新しい大阪をつくる勢力の戦いだ』と、改革派VS.既得権益の構図に持ち込んでいる。

 しかも、民主も自民も、内心は「反橋下」で戦うことに腰が引けている。

 「大阪選出の国会議員は、次の選挙を考えたら、『大阪維新の会』を敵に回したくないのがホンネです。たとえば、自民党の谷川秀善参院議員は、次の衆院選で息子を大阪19区から出馬させる予定ですが、19区の地元議員は維新の会ばかり。ケンカできない。

 民主や公明も、総選挙の時は維新の会に選挙協力して欲しい。本気で市長選を戦う雰囲気ではありません」

 「橋下の父親はヤクザ」「従兄弟は人殺し」といったバッシングも、「本人の責任じゃない」と同情を集めている。
 橋下本人も「権力構造を変えるにはお坊ちゃんじゃできませんよ。実の父親が暴力団?結構毛だらけだ」と開き直っている。

 もともと、大阪は、理屈は関係ない。
 このままでは、独裁者が誕生してしまう。

▲補足、感想など

 まぁ、ハッキリ言って、平松さんでは勝ち目はあるまい。

 橋下さんが独裁者?

 ふん、だから?

 そういえば、先日、東京都の石原さんが、東北のゴミを東京都で処分するという話に都民からクレームが来たとき、「黙れ!」と一喝。(ツマランことを言って当然だ)

 これは石原さんが正しい。

 まぁ、「黙れ」など、石原さんでなければ言えまい。

 これなんか。どうだ。石原さんは、独裁者か。

 右顧左眄せずに、正しいことをどこまでも正しいと言える人間に価値があるのだ。

 どうやら、反橋下の急先鋒である関西電力の社長は辞任せざるを得ないようだなぁ。

 公益企業の経営者にとって「沈黙は金」か。