2011年11月23日水曜日

ハーグ条約加入の果て。

▲アメリカ人(ニカラグワ国籍らしい)と結婚し、その後離婚した日本人女性がアメリカで拘束された。

 そして、自分の子供を夫に渡すことで釈放されたとのこと。

 なんというか。

 この女の子の未来が見えるようだ。

 アメリカ人(白人)の後妻が、アジア系との混血児を可愛がると思うか。

 なにか、日本の裁判所というところは、こういう人種差別というものへの感覚が鈍い。

 そりゃ、なぜ、アメリカ人と結婚したか…という問いもあるだろう。

 若気の至り?

 まぁ、なにかの縁があったのだろう。

 核心はなにか。

 それは外国人と結婚し、その後、離婚した時、二人の間で生まれた子供の幸せをどう確保するか…ということだ。

 アメリカ人は、皆、民主的で、親切な人間だと思っているのか。

 とんでもない思い違いだろう。

 日本人妻からの養育費目当てで、子供を欲しがるという場合だって一杯あるのだ。

 また、アメリカ人の白人の後妻に育てられた混血の女の子がうまく成長すると思うか。

 青春期に不良となる可能性の方が高かろう。

 よく見よ。

 これが、ハーグ条約なる条約に加入した後の日本人の姿なのだ。

 以下、新聞から抜粋。

 米国に住むニカラグア国籍の元夫(39)との離婚訴訟中に長女(9)を日本に連れ帰った兵庫県内の女性(43)が渡航先のハワイで身柄を拘束された問題で、同県内の親類宅にいる長女を30日以内に元夫側に戻す意向を米国の司法当局に示したことがわかった。

 女性は釈放される見通し。

 関係者によると、女性は2002年に国際結婚した元夫から08年2月に米国で離婚訴訟を起こされた後、長女を連れ帰った。米国の裁判所は離婚を認めて 元夫を親権者としたが、女性が親権変更を兵庫県内の家裁支部に申請。

 同支部は今年3月、米国の裁判所とは逆に女性を親権者とする判断を示したが、大阪高裁で審理が続いている。


 女性は米国の永住権更新手続きのためにハワイに渡航した4月、有罪と判断されれば量刑が重くなることもある親権妨害容疑で拘束。

 米ウィスコンシン州で始まった裁判でいったん無罪を訴えたが、その後、長女を戻す代わりに量刑を軽減するよう求めたという。

 長女は半年以上にわたって両親と会えない状態が続いていたが、女性の意向により解消される見込み。

 女性は釈放後、GPS(全地球測位システム)機器を装着されるという。

▲補足、感想など

 要するに、この日本人女性は、「誘拐犯」だということか。

 よく見よ。

 これが、国際結婚ということであり、仮にハーグ条約に加入した場合の、日本人妻達の未来の姿だ。

 Gps装置を付けられるのだ…とか。

 まぁ、誘拐犯扱いされている状況の中で、永住権更新をするためにハワイに行くなど、この女性の愚かしさは、非難されるべきであろうが。

 上の記事から、問題点というか核心を箇条書きにしたい。

 1. 国際結婚というもののリスクの高さを認識せよ。

 2. ハーグ条約に加入するということは、gps機をとりつけられて、日本にも帰ってこれない誘拐犯扱いの日本人女性をつくることなのだ。

 3. もっとも、悲惨なのは、この子供達だ。この元夫の後妻がアジア系との混血児を可愛がると思うか、性的なイタズラとか虐待を受ける可能性が高かろう。また、日本人妻へ高額な養育費を請求される可能性が高かろう。

 最後にもう一度訴えたい。

 日本は、ハーグ条約に加入してはいけない。断固、拒否せよ。