▲野田さんってなにを考えているのだろう。
消費税の増税とか、tppへの参加表明とか。
彼を突き動かしているのはなんなのだろう。
核心は、鳩山さんだろうなぁ。
鳩山さんの数々の親・中国、韓国の言動が、アメリカとの関係をおかしくしたという反省があって、改めて親アメリカとなるためにはどうすればいいのか…という行動なのだろう。
オバマさんあたりから、様々な形で「脅し」が入っている可能性もあるだろうなぁ。
以下、新聞から抜粋。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡り、国民新党の亀井代表は、総理大臣官邸で野田総理大臣と会談し、「日本の経済状況を考えた場合、 TPPに前のめりになるべきではない」と述べ、政府として交渉に参加しないよう申し入れた。
この中で、亀井代表は「かつて細川政権は70%の内閣支持率があったが、ウルグアイ・ラウンドで、あっという間に政権の座から降りたことを、 しかと思い出し判断をすべきだ。
日本の経済状況を考えた場合、TPPに前のめりになって交渉参加をすることがないよう申し上げたい」 と述べ、政府として、TPP交渉に参加しないよう申し入れた。
これに対して、野田総理大臣は「今、党の中で、意見集約をしているところだ」と述べた。
会談のあと、亀井氏はし「連立を組んでいる立場から、当面、野田総理大臣がとるべき態度についてアドバイスした。 野田総理大臣は、黙ってうなずきながら、私の話を聞いていた」と。
▲補足、感想など
アメリカの恐怖の核心は、次のようなものだろう。
日本のgnp を100とすれば、中国が100、アメリカが300 というところだ。
これが、 日本100+中国100>>アメリカ300 となるという恐れだ。
確かに、今のところ、日本と中国を足しても、アメリカには勝てない。
しかし、なんらかのキッカケ・タイミングで、日本と中国がひっついたら…どうなるのかと--アメリカは思っているのだ。 日本+中国>>>>アメリカ となるのでは…と。
もしかしたら、基軸通貨を発行する国家たる権利を失ってしまうと。
また、アメリカからみて、太平洋を隔てている訳だが、日本と中国とは東シナ海を隔てているだけだ。その「距離の近さ」というものに恐怖しているのだ。
その恐怖を鳩山さんが、まともに突いたのだろう。
結果として、普天間基地の問題が膠着状態となった。
つまり、tppへの加入というのは、鳩山さんが不覚にも突いてしまった「アメリカがもつ恐怖のツボ」の痛みを和らげるための「手土産というか癒し」のためという意味合いがあるのだろう。
一連の動きをみていて思う。
これは、民主党政権の「マッチポンプ」なのだ。
鳩山さんが、「アメリカ離れ」というマッチを擦って火をつけ、日米関係が炎上してしまった。そこで、管さん・野田さんがその火を消すために必死になっているということなのだ。
その火を消すためのポンプの「水」の部分がこの「tppへの参加表明」ということなのだろう。
そう考えると、なんとなく野田さんの言動というか行動が、筆者なりに合点がゆく。
もっとも、昭和30年代、マッチポンプと異名をとる代議士(清水とかいったかな)は、火を消す段階でお金が入ったのだが、この民主党によるマッチポンプは、火消しの段階でどこからもお金が入ってこないなぁ。もしかしたら、アメリカから? そんなことはないか。
こうしてみると、ルーピー鳩山の不合理な言動の影響の大きいこと。修復のための費用の大きさを見よ。
日本の国民は、これからアメリカ政府・アメリカ資本に翻弄され、蹂躙されよう。
どれだけの苦痛を日本にもたらすか…民主党、特に鳩山さんは認識せよ。
そして、この鳩山さんという人を選んだ国民は、自らの愚かさを認識せざるをえなくなるだろう。