2012年1月17日火曜日

コダックの失敗の理由

▲日経にコダックの失敗の記事があった。
 要約して、ご紹介したい。
 まぁ、それにしても。

 コダックの失敗の核心は一体なんなのだろうなぁ。
 技術の価値も分からぬなんとかmba の経営者が、不採算部門を切り捨てる…という企業経営をやったということが一番大きいようだ。
 このアメリカのmba とかいう資格?に対する批判がもっと出てもいいような気がするのだが、アメリカでもそんな話を聞かない。

 そうか。

 Mba 出身の経営者がアメリカにはゴマンといる訳か。
 アイツがたまたまアホで、ミスっただけさ…と考えているということか。
 ふん。Mba なんぞ有り難がる社会とか企業など、衰退・倒産して当然さ。

 もっと、このmba なるものへの糾弾の声を上げよ。

 以下、新聞記事から抜粋。

 コダックは、1990年代のある時期まで最も価値あるブランドの一つ。
 衰退の原因は、デジタルカメラの普及で銀塩フィルムの市場が消失したため。

 巨人は、どこでつまづいたのか。
 90年代の失敗—まだ写真フィルム全盛の時代。コダックは合成化学、印刷機などを手掛けていた。

 しかし、利益からはフィルム事業の稼ぎが圧倒的。
 そこで、「選択と集中」の原則にしたがい、フィルム以外の事業を切り売りした。

 もう一つの間違いは、ライバルの富士フィルムを政治力でねじ伏せようとしたこと。

▲補足、感想など
 記事の抜粋が短すぎるようだ。まぁ、ご勘弁いただくとして。

 コダックについては、少し前にこのブログでふれた。
 2000年以降のデジカメの普及期に、コダックもデジカメをつくっていた。

 しかし、横からみていて、どこか腰の入らぬというか、ここで頑張らなくては後がない…という「必死さ」の見えない開発陣の姿勢だった。

 90年代の選択と集中 → 2000年以降の緊迫感のないデジカメの開発。

 そのあたりが「核心」なのだろうなぁ。

 そこにあるのは「技術への軽視」というか「技術というものに対する畏敬の念のなさ」だ。
 これこそが、アメリカのmba を持つ経営者の最大の弱点なのだろう。

 技術への畏敬の念のない経営者がつくった製品など、世間がその価値を認めるわけがあるまい。競争力があるわけがあるまい。

 結局、コダックはまともなデジカメを作ることもできなかった。

 これはなぁ、と筆者は思う。

 コダックの失敗というより、アメリカ的経営の失敗なのだ。アメリカ型経営者の失敗だ…と捉えたほうがよほど正確であろう。