2012年1月5日木曜日

中国人のカンチガイ。

▲なぜ、中国人は英国の産業革命に200年遅れたのだろう。
 なぜ、中国人は、日本の明治維新に100年遅れたのだろう。
 なぜ、中国人は、日本の敗戦時から35年も遅れたのだろう。
 20世紀も、もう、20年というところで、改革開放政策を開始して、やっと約30年が経過したところだ。

 それが、もう10年ほどしたら、世界レベルの学者を出すのだとさ。
 ふ---ん、と思う。

 これが「中華思想」なのだな。
 中華思想というのは、選民思想なのか。
 なにか、中国人って、とんでもないカンチガイをしていないか。

 以下、新聞から抜粋。

 中国政府・科技部は、バイオ技術人材育成に関する中長期計画を発表、2020年までに3-5名の世界トップレベルの科学者を輩出するとした。

 中国新聞網が伝えた。

 同部は公式サイト上に『国家中長期生物技術人材発展規画(2010-2020年)』を掲載した。

 その中で、2020年までにバイオ技術人材のピラミッドを作り上げ、バイオ技術強国バイオ産業大国の全面的実現をサポートするという目標を掲げた。

 『規画』によると、バイオ人材ピラミッドは、世界トップの人材(3-5名)、世界一流のイノベーション人材と人材群(30-50名)、リーダー人材(300-500名)、技術管理人材(3000-5000名)、各科目の中核人材(3-5万名)、バイオ産業人材(30万名)の階層に分かれ、2020年までにそれぞれの目標人数を達成するよう育成事業に取り組む。

 中国新聞網は、現在中国には25万人あまりという、ある程度の規模のバイオ技術人材群があるものの、世界の先進レベルからは明らかにかけ離れていると紹介。

 その理由として、人材総数の不足、頂点に立つ人材不足、人材の海外流失、イノベーション人材の不足の4点を挙げた。


▲補足、感想など

 中国人ってやつは…と思う。
 なにかとんでもないハッタリ民族だな。

 こういう発表をするとき、歯止めを効かせる学者とか学識経験者のような人間はいないのか。

 あぁ、そうか。
 1960年代-70年代半ばまでの文化大革命で、今、歯止めを効かせることのできるような学者達を殆ど殺害・人肉食してしまったのか。

 そうか、そのあたりにこういう政府発表の「はったりぽさ」とか「薄っぺらさ」の原因があるのだな。
 この文化大革命の時、4千万人とか5千万人とかいう教養人を殺害し、更に、日本の京都にあるような名刹(めいさつ)を殆ど破壊し、また、日本の骨董の類の陶器等(なにか窯変とかいうものも)も殆どを破壊してしまった。

 結局、今、中国国内で学者とか長老とか言われる人達は、1970年代半ば以降に海外にでて学んだ人達なのか。
 すると、せいぜい60代始めくらいが最長老ということになりそうだなぁ。

 つまり、中国の学問全体の薄っぺらさは、今時点で60代以上の教養人が殆どいないことに原因があるのだなぁ。

 経験の乏しい学者達が、「中華思想」の悪い部分だけを引き継いで、世界に向かって「ハッタリ」をかましている、というのが、記事にある発表であろう。

 なにが、後10年でか。

 まともに「知的正直」の価値も理解できない学者(なんせ、胡錦濤国家主席その人が5千年の歴史とかのたまう国だからなぁ)から、世界レベルの人間がでてくるわけもあるまい。

 ハッタリもいい加減にせよ。