▲確かに。
謝罪する必要もあるまいし、辞任する必要もあるまい。理事長は。
でも。
最低限、「今後は、このようなことのないように努力する」くらいのことは発表する必要があろう。
かりにも、「組織の長」として。
これから先は、この日大という組織内の問題だ。
日大のog,obそして、現役の大学生が、こういう「日大の様(さま)」を許容できるかどうかということだろうな。
日大の名誉というか、日大ブランドの価値を毀損することに耐えられるか---ということだろう。
表題でふれた。
「日本人の一番嫌うものは、卑怯なヤツだ」
以下、新聞から抜粋。
2018/07/30(月)
日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、日大の第三者委員会が、都内で会見し、この日、日大に提出した最終報告書の概要を明らかにした。
中間報告では、悪質タックルが内田正人前監督(62)と井上奨元コーチ(30)の指示によるものと認定。
最終報告では、日大のガバナンス問題やアメフット部の再建について、調査の結果や再発防止策を示した。
委員長の勝丸充啓弁護士は、人事部長など複数の要職を兼ねていた内田氏の独裁体制がガバナンスの欠如を招いたと説明。
運動部を統括する保健体育審議会を廃止し、新たに学長や副学長の管轄を明確にした「スポーツ推進支援センター」(仮称)を設置して、外部人材を主要幹部に充てること提言した。
また、日大に根本的に欠けていた点として「学生ファーストの視点」「説明責任を果たしていこうとする姿勢」の2点を指摘。
会見を開いていない田中英寿理事長(71)の責任について「理事長は本件を人ごととして放置。大学の信頼と評判を大きく損ねた。反省と謝罪を含めて、自らの説明責任を果たすべき」と結論づけた。
一方、田中理事長の辞任は言及を避け、その理由について、勝丸委員長は「出処進退については本人が判断されること」と語った。
また、アメフット部の再建については「新しい指導方針を浸透させるにはかなりの時間を要する。少なくとも数年間は新監督の地位を保障」することを提言した。
▲補足、感想など
付属する記事を転記しようか。
--ここから--
2018/07/31(火)
学生を守る姿勢がなく、説明責任も果たしていない――。日大の悪質タックル問題で第三者委員会(委員長=勝丸充啓弁護士)は問題発覚後に「隠蔽(いんぺい)工作」をするなど後ろ向きな対応に終始した姿勢について指摘した。
「学生ファーストの視点があれば大学も真相に迫れただろう。だが、実際に行われたのは口封じだった」。第三者委の勝丸充啓委員長は約100人が集まった会見で、こう指摘した。
最終報告書によると、問題発覚後の5月、理事だった井ノ口忠男氏が反則をした選手に、監督らの指示がなかったと説明するよう暗に要求。
「(同意すれば)私が、大学はもちろん、一生面倒を見る。ただ、そうでなかったときには日大が総力を挙げて潰しに行く」と言ったという。日大職員による口止めも認定した。
また、第三者委は田中理事長にもヒアリングを実施。勝丸氏は「アメフト部任せにして放置した。
あまりに無責任」とし、「公の場に出ることも含めて説明できる方法を考えてほしい」とした。
ただ、報告書では、田中理事長に「反省と説明」を求める一方、経営責任については言及しなかった。勝丸氏は「第三者委の責務は提言。処分する権限は持っていない」と説明した。(土居新平、山田暢史)
--ここまで--
だから。
これから先は、日大と言う組織内部の問題だ。
日大の名誉というかブランドが毀損されることを放置するというなら、それも日大という組織の判断だ。
毀損されることに我慢ができないというなら、ob・og、現役の学生達が、動くべきだろう。
日本人は、日大という組織の動きを冷静に見ているだけだ。
卑怯者の巣窟だ—と日本人に思われるか否かは、日大という組織が判断することだ。