▲毛嫌いねぇ。
そう取るか?
いや、まぁ、そうとっても別に—という感じではある。
表題にかいた記事を抜粋。
日本、中国、韓国の3カ国は互いに密接に関わり合う一方、互いに複雑な感情を抱いている。
複雑な関係性はさまざまな政治的問題によって浮き彫りになるが、これに伴って国民のイメージや感情も複雑化している。
中国メディア・東方網は、「日本人が中国を嫌う本当の理由は、中国人が粗野だからではない」とする記事を掲載。
記事は、「多くの日本人が、中国のことを好きではない。一般的に、日本人が中国を好まない理由は、中国人は礼儀がない、人に対するリスペクトがない、大声で話す、他人に迷惑をかけるといった報道を多く見聞きしているからだと考えられている。
日本人は礼儀やマナーを重んじており、そのために中国人の粗野な行為にガマンがならないというわけだ」と紹介した。
そのうえで「大学で国際関係を学んだある日本の青年は、日本人が中国を嫌いなのは、中国人が粗野であることとは関係がないとの考えを示し、日本人が中国を嫌う本当の原因について分析した」と伝えている。
この日本人青年の分析によると、日本人が中国を嫌うのは日本人が持っている天性の優越感だという。
「自分が一番優れている」という優越感が、中国人や韓国人の前では特に顕著に現れるとのことである。
しかし、近年中国が急速に国力を強めていることで天然資源の競争や貿易競争など日本にさまざまな影響を直接的に及ぼしており、この状況が日本人に「中国に抜かれてしまう」という焦燥感をもたらしているのだという。
記事は、この青年が「日本人の中国嫌いには、恐れや焦りの要素が多分に含まれている」と論じたとしている。
▲補足、感想など
なんというかなぁ。
筆者などが中国人を嫌う理由は、上の記事で書いてある「アホ日本人が言った理由」ではない。
それは、感情・情緒>>>>合理性・科学性 というなんともしれぬ「感情がらみ」の発想・発言をするからだろうな。
日本人の中国人への優越感ってなんだ?
日本人は、英国の産業革命に100年遅れ、中国は200年遅れと、日本人が100年先行しているということか。
識字率が日本人はほぼ100%、中国人がせいぜい30%であるということか。
日本人が世界最強文字=漢字かな混じり文を採用し 対して 中国人が、わざと難解化した漢字オンリーの漢文という不完全言語を採用しているということか。
漢文という文体では、高度な概念を正確に他者に伝えることができまい。その不完全さを英語を利用することで、やっと大学・大学院レベルの教育が可能になったということであろう。
これが優越感とかいうものか。
単なる「事実」ではないか。
優越感もへったくれもあるものか。単に事実を淡々と言っただけだ。
えっと後なんだっけ。
中国に追い抜かれてしまうという焦燥感とかか。
まぁ、人口が10数億人もいるのだから、量の部分では太刀打ちできないと日本人もわかっているよ。
追い抜かれるたらどうたらは、中国がアメリアとの貿易戦争で、どう、うまく負けるか—というところにかかっていると思うが。
負け方にも2種類ある。惨めな負け方と未来へつながる負け方と。
中国人が、「次へつながる負け方」をするなら、日本人もよほど用心しなければなるまい。
それは中国の指導者の能力にかかっていることだ。
習近平さんでは、未来へつながる負け方を選択できまい。
日本人はただただ静観しているだけさ。