▲なにか、奇妙な理屈を振り回す人がいる。
日本国籍を所持しない韓国人だから、日本政府・日本人は関係がない—と言っているだけだ。
安田某氏について韓国政府、韓国人が対応すればいいことだ。
以下、文章を抜粋。
2012年8月20日。シリア内戦取材中、凶弾に倒れた女性がいる。
ジャーナリストの山本美香さん(享年45)。国内で報道記者を経てからイラクやチェチェンなど世界の紛争地を取材し続けた。
山本さんと公私を共にしたパートナーでジャーナリストの佐藤和孝さんは6年経った今も、「戦場取材をやめようと思ったことは一瞬もない」と言い切る。
内戦が続くシリアでは、現在、ジャーナリストの安田純平さんが反体制派の武装勢力に拘束されている。なぜ、ジャーナリストは危険を冒して戦場へ行くのか――。山本美香さんの七回忌を前に、佐藤さんに話を聞いた。
山本さんが初めて紛争地を訪れたのは、1996年11月のアフガニスタン。
佐藤さんと共に取材活動を始めた。その動機を自著『中継されなかったバグダッド』(小学館)の中で、こう語っている。
「なぜ、戦地に向かうのか。自分でもはっきりとした答えがあるわけではない。最初のきっかけは、アフガニスタンの女性たちの生活を見たいという単純な好奇心からだった。人々がなぜ家を追われ、難民になってしまったのか、その答えを求めて最前線にも足を運ぶ」
アフガニスタンでの取材以降も、山本さんは佐藤さんと2人で紛争地取材を続ける。
山本さんの目線は常に取材対象に寄り添い、女性や子どもが生きる姿を多く伝えてきた。
当時のアフガニスタンは「タリバン」が影響力を強め、情勢が極めて不安定だった。
その状況下で、日本人女性として初めてタリバン支配下のアフガニスタンを取材。
また、当時、外を歩くことすら禁じられた現地の女性の声を集め、その素顔を世界に発信することに成功する。
2003年には「ボーン・上田記念国際記者賞特別賞」を受賞。
ジャーナリストとして戦地を駆け回る印象が強いが、意外にも山本さんは「普通の人」と佐藤さんは言う。
「ああいう現場で取材をして、銃弾を受けて死ぬわけだけど、何か突出して使命感があるとか、パワーがものすごいとか、そういう人じゃない。普通にお茶目な女性だよ。どちらかというと外面は良いほうだったけどね(笑)。とても明るくて、一本の芯が通っていて、曲がったことが大嫌い。そんな人間だったかな」(佐藤さん)
戦場取材の原点は「怒り」だと佐藤さん。
戦争という不条理に対する「冗談じゃない」という強い気持ちが山本さんを突き動かした。
山本さんが伝える映像は凛としたまなざしで女性や子どもに寄り添うものも多かったが、2003年のイラク戦争でジャーナリストの拠点となっていたパレスチナホテルが米軍に攻撃されたときの記録には彼女の怒りが強く刻まれている。
その砲撃により、ともに戦場を取材していたロイター通信のカメラマンが死亡。
悔しさから思わず発した「ちくしょう」という山本さんの言葉は、日本のメディアでも取り上げられた。この言葉こそ、不条理への怒りそのものだった。
危険地取材につきまとう「自己責任」という言葉。
現在、シリアでは安田純平さんが武装勢力に拘束されているが、それも「自己責任」なのか。佐藤さんが、その言葉の意を問う。
「世界のことを記者の目や感性で伝えることがジャーナリストの仕事。政府も世界情勢を把握することの重要性を伝えています。確かに、自己責任で紛争地に行ったかもしれませんが、現在、一つの事件に遭遇しているわけです。それを助けるのが政府の役目じゃないのかなと、僕は思います。『自己責任』という言葉をうまく逃げ道にしているようにしか思えません」
▲補足、感想など
なにを言っているやら。
核心は、冒頭で触れたとおりだ。
安田某という人は、日本語の上手な韓国人だ。(本人も言っているではないか)
だから、日本政府、日本人は関与しないし、するべきではあるまい。
韓国政府、韓国人が対応すればいいことではないか。
自己責任がどうたらなんて、なんの関係もない。
そりゃ、元々は、日本国籍も所持していた二重国籍の韓国人であった。
中東に出かけるという話があったとき、日本の外務省は安田某氏のポスポートを取り上げたのだ。
それでも—ということで、韓国人名・韓国のパスポートを使って日本を出国した。
その時点で、日本は、「二重国籍を認めない」という基本原則の下で、安田某氏の「日本国籍」を剥奪したのだ。
政府高官の発言を見てみよ。
--ここから--
「官房長官「邦人がシリアで捕まったという情報は無い」
→遠回しにあいつは邦人じゃないって言ってんだよ。自分の祖国に頼めと。
--ここまで--
つまり、安田某氏は、元々韓日の二重国籍者(日本と韓国の2つの国籍・パスポートを所持していた) → 中東へ韓国人名、韓国のパスポートで出国 → 日本政府が、日本国籍を剥奪 → 元の韓国人になった ということだ。
上の記事の自己責任がどうたらとはちょいと違おう。
安田某氏は、韓国人だから、日本政府・日本人は関与しないよ—と言っているだけ。
真っ当な対応であり、どこからも突っ込まれることはあるまい。