▲ひきこもりを巡ってあれこれ記事がでる。
それを見ていて思うのは、子供がひきこもりになりかけた時の親側のあまりの「対応策の無さ」だ。
どうしていいか。途方にくれてしまうようだ。<チェ、ボーと生きてんじゃねーよ>
親自身も、いい年齢にいっているだろう。
自分の経験などから、まともなアドバイスもできないのか—と思う。
表題でふれた。
「本を読め」、「自己暗示をかけろ」---簡単ではないか。
その時点でやれば、十分に回復の可能性が高いさ。
ひきこもりについて相談口をつくるたらどうたらと。それをみてみよう。
2019/06/25(火)
介護や病気、ひきこもりなど複数の問題を抱える人や家庭への一体的な対応を目指し、厚生労働省は、市区町村が一つの窓口で相談を受け付けられる体制整備を進める。
住民が問題ごとに別々の窓口をたらい回しにされる現状を改め、ワンストップで対応する「断らない相談窓口」への転換を図る。来年の通常国会での関連法改正を目指す。
厚労省によると、支援を必要とする人の60%は問題を二つ以上、34%は三つ以上を抱えている。たとえば病気に苦しむ80代の親が、50代のひきこもりの子どもと同居する「8050(はちまるごーまる)問題」に直面していたり、現役世代が、親の介護と子育ての「ダブルケア」で負担が重くなっていたりする。
一方、市区町村は、問題の種類や年齢に応じて別々の部署で対応している場合も多い。国の支援事業の根拠法や財源が違うことがネックになっているという。
厚労省は、事業同士の融通性を高める制度改正を検討している。市区町村が総合相談窓口を置き、関係部署をつないだりできるようにする。時間が経つと抱える問題は増えたり変わったりするため、継続的に関わる「伴走型支援」につなげる狙いもある。
上の記事についての日本人からの感想
4解決策が無い問題だと時間の無駄じゃない?
5パソナに丸投げ
8聞くだけね
9派遣へ委託そして天下り確保と読んだ
11断らないが役に立つことも無い、役に立つことがあったらラッキーと思え
その程度
12定年延長で部署を作らんとwってか
でも児相みたいに他人事部署なんだろ?
13「(話を聴くという)願いは叶えてやった。さらばだ」
みたいな
14相談したらどんな手があるの?
15カネを出せ
→ いや断る
16現実全てが生活保護以外なにもないよな
17どうせハイハイウンウンあー大変ですねだけでしょ?
それでまたパソナに一時間2500円とか税金から出すんでしょ?
しね
18入院、就職、介護の緊急連絡先と身元保証人の制度を禁止しろ
20うち今のところ予備軍だけど、正直いってこんな窓口やめたほうがいいとおもう。
色々な面で負のスパイラル起こすと思う。
22暇な高齢者が大量に押し寄せるな
24これという対処法がないからたらいまわしにされているんじゃないのかな。
ワンストップにしたところで解決策が見つかるんだろうか。
25家族が包丁で襲われて可哀想だから代わりに盾になれって言ってるようなものだしな。
命の保証すらない。
2720ぐらいのときいのちの電話してみたら
甘えるなカスみたいなこと言われて
人間は信用するもんじゃねーなと誓ったぜ・・・
29昔からこういうのはずっとやってるはずだが、窓口が相当スキルがある人でないと機能させることができない。
さらに伴走型とか人手どうすんのよ。安月給の公務員にどこまで望む気なのやら。
33結局市区町村に丸投げなんだな
35安月給の公務員ってこの手の全部非正規がやってるんだぞ
37もう行政の相談窓口なんて誰も信用してねーよな
39怠けと言われておしまい
40そんなの相談しても何も意味無い
42引きこもりならナマポもらえば解決
無職にはバカにせずに仕事を与えたら解決
45断らない窓口なんだから生保よこせ、とかそんなんが大勢押しかけてくるのがオチ
47引きこもりなら、無職で世間からバカにされるから
仕事もなく、草むしりならやれるか?それもやれないかくらいバカにされるから
ナマポ渡せばいいだけ
49ただの詞あそびで
なんのやくにもたたないんだろ
50基地外ホイホイかよ
55相談してもどうにもならんわい
56そして何も解決しない
59いのちの電話と同じシステムだねw
聞いたというアリバイ作って終わり
マンパワーが足りない以上出来ることは 限られてくる
69たらい回し
▲補足、感想など
核心は、その本人の精神が萎えているのだ。
その精神の萎えを回復させてやればいいこと。
己の生命力に火をつけろ。
だから。
本を読め。中村天風さんばりの自己暗示をかけろ---。(中村天風さんが分からなければ、検索してほしい)
対応策は至って簡単だ。
でも、それもできない人がいる。
で。
戸塚さんのところにお世話になるという人もいる。
戸塚さんの記事をみてみよう。
--ここから--
2019年06月21日
【ひきこもり】戸塚ヨットスクール校長…「子どもには体罰を加え不快感を与えることが必要」「中高生は手遅れ。日本は潰れる」
戸塚ヨットスクール校長が「中年引きこもり問題」にもの申す!
「日本は潰れます」
令和を迎えるやいなや、凄惨な事件が続いて顕在化した、中年のひきこもり問題。
社会の闇に巣食っていた問題が臨界点を迎えた格好だが、そこで昭和に袋叩きに遭った男が吠えた。
戸塚ヨットスクールの戸塚宏校長(78)である。
昨今の中年のひきこもり問題に、戸塚氏の歯軋りすまいことか。
「40年前、私がマスコミに叩かれたとき、世間が教育についてもう少し考えてくれていれば、日本はここまでひどくならなかったと思いますよ。ひきこもりが多いと話題の40代、50代なんて、あの時、私が治してあげられなかった世代じゃないですか」
戸塚氏は2度、時の人になっている。1975年(昭和50年)、単独太平洋横断ヨットレースで優勝し、翌年、戸塚ヨットスクールを開設すると、スパルタ訓練で登校拒否や家庭内暴力の子供を立ち直らせたとメディアが報じ、治療依頼が殺到した。これが最初。
次に時の人になったのは、ご存じのように、訓練生が亡くなったのを機に、メディアが反戸塚キャンペーンに転じたときだ。
結果、83年6月、傷害致死容疑で愛知県警に逮捕され、3年1カ月の勾留を経て、懲役6年の実刑判決を言い渡されたのである。
戸塚氏は“唾棄すべき体罰”の象徴になり、おかげで“治療”ができなくなったため、ひきこもり予備軍を放置することになった、と言いたいらしい。
「中年のひきこもり問題について、社会性がないからだのなんだのと言われますが、そもそも人間性あっての社会性。正しい教育によって人間性が培われていないのに、社会性を身につけさせるなんて無理です」
では、どうすればよかったと言うのか。
「リベラルな教育、ほめて伸ばす教育が正しいとされてしまっていますが、ほめて子供が伸びるわけないじゃないですか。学校の先生も文科省や教育委員会から“子供たちのほめるべきところを見つけましょう。叱ってはいけません”と指導されていますが、こんな教育で、人として必要な能力や人間性が身につくわけがありません。叱ったり、体罰を加えたりして不快感を与えることが必要で、子供に不快感を与えない教育は間違っています。子供が自分の力で不快感を取り除く過程で、進歩する能力が身につくんです」
■中高生は手遅れ
戸塚ブシの評価は読者に委ねるとして、平成を経て令和になっても、戸塚サンがいささかもブレずに一貫していることだけは、疑いの余地がなさそうだ。
「うちの教育の基本は大和魂。これは心身一如、精神が肉体を動かすという考えに基づく科学的な進化論です。かつて登校拒否児たちを預かっていたときも、大和魂で教えたからこそ、彼らを治すことができました。それなのにマスコミは私たちを潰した。“力による教育はイカン”と唱える連中が、力でもって私たちを潰したのです」
その結果、もはや手遅れなのだという。
「日本は潰れます。もう立て直すこともできませんから、うちではこう言っています。“日本が潰れた後に盛り返していける人材を育てよう”。だからいま、うちのスクールでは幼児教育が中心です。
日本の教育が失敗している原因は3~8歳、幼稚園から小学校低学年の子供たちの教育がきちんとできていないところにあるからです。昔と違って、中学、高校からうちで預かっても手遅れ。ない袖は振れない。進歩する能力が備わっていない人間を教えても、意味がありません」
戸塚ヨットスクールが昭和、平成、令和と続いているのは、極論のなかにも説得力があるからか。
--ここまで--
ふ~んと思う。
筆者は、戸塚さんのやり方に対して、別に否定的ではない。
海に放り込んでなにが悪い—と思う。
自分で生きたい—と手足をバタバタし、あっぷあっぷすることこそが、生命力というものだと思う。
その生きたいを思う力を「本を読む」「自己暗示をかける」---という方向にすればいいだけだ。
なにが大事なことなのか—確認したい。
こんな無力な自分でも生きて・暮らして、そして、社会の中でなにかお役に立ちたい---その願いをかなうような精神にするということだろう。
海の中で溺れかけて、心底、生きたいと思え。
そして、その生きたいと思う気持ちを、「本を読む」「自己暗示をかける」という方向へ昇華しろ。