▲いや、なにも分からない。
でも。
中国からファーウェイが悲鳴を上げているてな、情報がそもそも流出するか?(あのゴロツキ・ハッタリ・コケオドシ、金盾の国から)
だから。
これは、意図的に外へアドバルーンとして流したのだと解する方が正しい解釈だろう。
すると、中国のあの凡庸頭の習近平さんもトコトン追い詰められて、「しゃーないな。うまく負けてしまおうか」てな雰囲気になったと予想できなくもない。
じゃ、どのようにしてメンツを保ちながら、「うまく負けることができるか」---という領域に入ったのではないのかなぁ。
それが、アメリカ・トランプ大統領との電話会談であり、北朝鮮とどうとかの「動き」ではないのかな。
まず、ファーウェイの記事から。
2019年06月19日
「米制裁の打撃がこれほど多岐に渡るとは予想外だ」とHUAWEIが降伏宣言 CEOが盛大に泣き言を漏らす
中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の任正非最高経営責任者(CEO)は17日、米国による制裁が予想以上に効いていると認めた上で、今年と来年の売上高見通しを約1000億ドルに下方修正した。
これまでは今年の売上高が1250億ー1300億ドルと約20%増加すると見込んでおり、米制裁による売り上げへの影響が300億ドル相当に達すると判断した。
昨年の実績は19.5%増の約1040億ドル(7212億元)だった。
任氏は深センにある華為の本社で、米テクノロジー専門家のジョージ・ギルダー氏とニコラス・ネグロポンテ氏と共にイベントに出席。
「米制裁がこれほど多岐にわたり打撃になるとは想定していなかった」とした上で「部品供給を受けることもできなければ、多数の国際機関にも参加できず、数多くの大学の協力も得られない。米国製部品を一切使うことができず、米国製部品を使う通信網とも関係を築けない」と語った。
同時に2021年には事業回復を見込んでいるとしたほか、研究開発費は同社の財務状況を悪化させると予想されるものの、削減する予定はないと述べた。
▲補足、感想など
トランプさんと習近平国家主席が電話会談をしたというニュースが流れた。
トランプさんの「言い」では、中国側から妥協するという感触を得たようだ。
--ここから--
2019/6/18
トランプ大統領はG20にあわせて米中首脳会談を開く意向を示した
トランプ米大統領は18日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と電話協議し、28~29日に大阪で開く20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて会談することで合意したと明らかにした。
米中両政府の代表者で事前協議を始めるとも述べた。
5月以降の対立激化で途絶えていた米中交渉が再開する見通しだが、妥協点を見いだせるかは不透明だ。
トランプ氏はツイッターで「広範囲な会合を開く」と指摘し、貿易問題だけでなく、対北朝鮮外交を含む幅広い議題を扱う方針を示唆した。
中国国営中央テレビも18日、米中が首脳会談の開催で合意したと伝えた。
習氏は電話協議で「米中は対等に対話し、問題を解決すべきだ」と中国の主権への配慮を求めた。
「米国が中国企業を公平に扱うことを望む」とも語り、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への米制裁解除も暗に要請した。
トランプ米政権は制裁関税の対象をほぼすべての中国製品に広げる「第4弾」の準備を進めている。
トランプ氏は米中首脳会談の結果を踏まえて、発動の是非を判断する構えだ。
中国の産業補助金の扱いなどを巡る意見の隔たりは大きく、貿易戦争に歯止めがかかるかは予断を許さない。
トランプ氏と習氏は2018年12月の首脳会談で貿易問題の打開策を探る方針で一致した。
だが米政権は中国が閣僚級協議での合意事項を覆したと主張し、5月10日に2000億ドル(約22兆円)分の中国製品に対する関税の上乗せ幅を従来の10%から25%に引き上げた。
中国も報復関税を拡大し、閣僚級協議は同日を最後に開いていない。
18日の米株式市場では米中対立が和らぐとの期待感から、ダウ工業株30種平均が一時、前日終値比300ドル超上昇した。
--ここまで--
中国側は、強気の仮面を外そうとはしていない。
しかし。
このブログで何度も触れているように、中国にとっては、アメリカは最大のお得意様なのだ。
一番の得意先と喧嘩して敵う訳があるまい。
アメリカから「お前のところの品物を買わない」と言われてしまえば、そこで飯の種がなくなるのだ。
そんな関係にあるものが、まともに喧嘩になるものか。
で。
その当たり前のことにやっと気がついて、凡庸頭の習近平さんも、どこかで「折り合おう」「うまく負けよう」という方向へ方針を転換しようとしているのだろう。
中国は、まず、世界で通用するルールに切り替えろ。
世界で通用する合理性に則って行動せよ。
それができなければ、トランプさんは絶対に折れはしない。