いや、のっけから妙な文章となった。
でも、日本人って、どこから来たのだろうか。そんなテーマで胸を踊らせる・胸を熱くする民族が、世界でどれだけいるだろうか。
その意味で、「幸せな民族」だなぁと思う。
歴史の成立過程の中にロマンがあるなんて。
さて、新グレートジャーニー・・として、インドネシアから2年かけて、丸木舟で沖縄までたどり着いたそうだ。
以下、新聞から抜粋。
日本人の祖先が日本列島にたどりつくまでの道のりを探索する 「新グレートジャーニー」を続けてきた武蔵野美術大学教授で探検家の 関野吉晴さん(62)が、旅のゴールとなる沖縄・石垣島に到着した。
手作りの丸木舟に乗り込み、大学の教え子らと一緒にインドネシアから 約2年をかけて、4千キロの航海を無事に終えた。
▲補足、感想など
最近のdna の解析のお陰で、いろんなことが分かりはじめたようだ。
アフリカで、最初の人類が誕生したことは確かで、アフリカからどのように人類というものが世界中に拡散したか・・・というテーマと、記事にある日本人のルーツはどこにあるのか・・というものが重なる。
結局、アフリカから最初の人類はユーラシア大陸の南縁を海岸沿いに拡散したらしい。
中東 → インド → インドシナ →中国の海岸沿い →日本へ という具合に。
納得できる説明だとおもう。
まず、海岸沿いに人類というものは広がっていき、それから大陸内部へ入っていった・・と考える方が妥当であろう。
だから、元々、日本人も南方(インドシナ半島、中国南部、インドネシア付近)から北上して入ってきた。
大陸の内部の人類というものは、海岸から侵入した人達だから、少し後になるらしい。
だから、チベットなどとの類似性がいわれているが、極端にいえば原日本人達が大陸奥地へ行ったことでの類似性と考える方が妥当らしい。また、同様にミクロネシア・ポリネシア付近へは台湾付近から海に広がっていぅたらしい。
いや、話がどんでもないところへ。
筆者も聞きかじりだから、偉そうには言えない。
ただ、人類の拡散(記事でいうグレートジャーニー)というものと、日本人の起源(縄文人達がどこから来たか・ということだが)というものを語るだけで、充分に胸を熱くできる。
日本人は、その起源すらロマンと夢に溢れている。