ただなぁ、このウマラという人、ベネズエラのチャペス大統領と同じことをしそうなのだぞ。
民間の企業を国有化し、貧民層にお金をばらまいて、支持をとりつける。
大統領は一応、任期が5年だが、法律を改正して、終身大統領という強権者となる。
それで、本当に国が栄えると思うのか。
やれやれ、あのペルーという国が、ベネズエラと同じ道を辿るのか。
なるほど、国の指導者というものは、その国の国民のレベルをそのまま表現したものであるのだな。
まぁ、日本でも一昨年に民主党政権などという仇花を咲かせたのは、なんだっけ、ウチにすれば高速道路がただになるとかいう世迷言を信じた、ジジババ世代のレベルの低さのせいであろう。
他国のことは言えないなぁ。
以下、新聞から抜粋。
左派で元軍人のオジャンタ・ウマラ氏(48)と、アルベルト・フジモリ元大統領の長女で中道右派の国会議員、ケイコ・フジモリ氏(36)の一騎打ちで、テレビ局はウマラ氏が当選確実と報じた。
同氏は日本時間6日午後1時過ぎ、リマ市内で、「我々が勝った」と勝利宣言した。
5日午後10時に発表された選挙管理委員会の集計(開票率78%)によると、ウマラ氏が50・1%で先行し、ケイコ氏が49・9%で追う展開。
ウマラ氏が地盤を持つ南部の開票率がまだ低いため、今後、同氏のリードが広がる公算が大きい。
開票所の情報に基づく民間調査機関の速報では、ウマラ氏51・5%、ケイコ氏48・5%となっている。
ケイコ氏は5日夜、「最終集計を待つ」と述べたが、敗北宣言はしていない。
▲補足、感想など
なるほどなぁ、ペルーという国はこういう国なのか。
アルベルトフジモリが強権者だったてか。
それなら、このウマラという人は、アルベルトフジモリよりもっとひどい強権者となろう。
国の最底辺にいる人間にとっては、チャペスのようなバラマキ政策をとる人間が、救世主に見えるのか。
もう、ペルーという国の発展する道は、紆余曲折の多いものになろう。
う--ん、こんな感じは、どこかの大統領の選出の時感じたことがあるなぁ。
あぁ、フイリピンの大統領にセストラーダとかいう俳優上がりの政治家がなったとき感じた感覚とそっくりだ。
なぜ、こんな人間を選ぶんだ? こんな駄目な人間をなぜ・・と。
→結局、冒頭の感想へ戻る。その国の政治家というものはその国の国民のレベルを反映したものだということ。
いや、今後、ペルーの日系人の受け入れには、余程、注意が必要だ。
ペルーの貧民層から日本への脱出組が多くなろう。
ペルーという国は、混乱と混迷の時代へ入っていこう。
しかし、なんどでも言うが、それはペルーの国民が自ら、選んだ道だ。