とりかえしはつかない。
国内は、まぁ、なんだかんだと言えるかもしれない。
しかし、外国側の首脳はそうは思わない。
特にアメリカ、西欧諸国の首脳達は。
考えてもみよ。
いつ辞めるともしれない首相を相手にまともな話し合いができるか。
辞めた時点で、後継者がどう動くかもしれないのだ。議事録があるから、知らないとはいえないとしても、熱意などに濃淡があろう。
また、次の人に同じ話をしなければならないのか・と思うと、まともに話す気にもなるまい。
だから、管さんがどう言おうと、管さんの周辺がどう言おうと、辞任のタイミングは間近だ。
以下、新聞から抜粋。
民主党の岡田克也幹事長は、「それが何月なのか民主党内や野党、メディアで議論されているが、それは国益を損なっている」などと指摘、「何月といえばレイムダックになる。それが多くの人の思いとかけ離れることになれば、辞めてくれと申し上げる」と強調。
岡田氏は「重要課題がある中で政局にかまけている印象を持たれていることは残念」と述べ、
野党に対して「ご協力をいただきたい」と語った。
さらに、岡田氏は、「ねじれ国会」の中で物事を決めていくため、「期限とテーマを決めて、大連立というべきか、各党が協力していくような、そういう体制をつくっていくことを目指したいと」。
▲感想補足など
レームダックねぇ。
もう、充分にレームダックの状況だろう。
確かに、解散総選挙のタイミングを外されてしまった。
だからこそ、自民党などの野党も、大連立という形に、表現になるかどうかは分からないが、震災復興について「我関せず」という態度は取れないと判断したものだろう。
自民党にはまだ、人材が豊富だから、震災復興に智慧とかテキパキ行動できる人間もいるだろう。
そういう人間に、復興に協力すべき・という空気になったのだなぁ。
岡田幹事長は、いつ管さんが辞任するか・と議論することが、国益を損ねるとかの表現だが、冒頭でふれたように管さんの辞任はもう目の前だ。
レームダックも国益を損ねるもありゃしない。
それよりも、大連立という議会制民主主義を否定したような表現をとらず、自民党など野党の能力者を復興の采配がとれるように、すりあわせよ。
年末ぐらいまでは、そういう方法をとるしかあるまい。
そう考えると、次の首相には国民新党の「亀井さん」あたろが適当だなぁ。