▲谷垣さんは、もう、終わったも同然だろう。
ならば、次は誰か—という話となる。
そこで、安倍さんか、町村さんか—というところが順当のようだ。
町村さんは、年齢が現在67才、来年は68才か。
総理大臣という激務をこなすにはギリギリのタイミングなのだなぁ。
つまり、町村さんにはもう次ということがない。
そこで、次期総裁にぜひなりたい—と念願しているようだ。
以下、新聞から抜粋。
自民党の町村信孝元官房長官が、今秋の党総裁選への出馬の 意向を固め、町村派内の支持取り付けに動き始めた。
町村氏とすれば、党内最大派閥の会長として派内の結束を固めた上で、 他派にも支持を広げたいところ。
ただ、町村派内では安倍晋三元首相も出馬の機会をうかがっているとされ、同一派閥で2人の候補が競合する 可能性も取り沙汰されている。
「次の総裁選に出たいので協力してほしい」。
2月末、町村氏は同派の ある参院幹部を訪ね、こう告げると頭を下げた。
3月に入ってからも、 派内の衆参議員を個別に回るなど支援要請を続けている。
町村氏は衆院当選10回で67歳。
出馬を決意したのは、年齢的に 今回が最後のチャンスとみているからだ。
総裁選への意欲を示している 石破茂前政調会長の55歳、石原伸晃幹事長の54歳とは大きな開きがあり、 党内にはベテランの町村氏が自民党の「顔」となることを「古い自民党の復活」 とみて、敬遠する向きもある。
町村氏出馬のカギを握るのは、同派退会後も影響力を保つ森喜朗元首相だ。
森氏の支えと協力がなければ、出馬は難しいとみられている。
森氏は周辺に「町村にやらせたいが、きちんと安倍と話をつけられるか心配だ」 と語るものの、自らは静観する構えを示している。
一方、安倍氏側近の下村博文元官房副長官は3月上旬、派内議員との会合で「安倍氏を次の総裁選に出したい」と協力を求めた。
安倍氏本人は出馬の 意思を明確にしていないが、派内では分裂選挙を懸念し、「ちゃんと調整 してくれなければ困る」との声が出ている。
▲補足、感想など
町村さんも実力もあるのだが、年齢からいって、最期のチャンスだろうなぁ。
安倍さんは、若いが潰瘍性大腸炎という持病を抱えている。
あぁ、テレビで安倍さんを見かけたとき、少し顔がむくんでいるように感ずる。
どうも、これは潰瘍性大腸炎を抑えるためにステロイド系の薬を飲んでいるためのようだ。
それでも、年齢が上がれば、段々、発症しにくくなるらしい。
前回は、1年という短い期間だったが、仕事量としては結構な量だったようだ。
さて、ポスト谷垣というタイミングだ。
町村さんの年齢のこともあるが、自民党としては橋下さんの維新の会からの攻勢を受けて、自民党という政党の存亡のタイミングでもあろう。
おそらく安倍さんも、町村さんも譲るまい。
記事にあるように、森裁定ということになるのかもしれないなぁ。
筆者は、やはり、安倍さんを推すけれども。