▲韓国の次期大統領選を視野において、バク元大統領の娘さんが、候補となるようだ。
反対党からこのパクウネという人を標的に、しゃべったことが表題のいいだ。
筆者は、余程の能力をもつ人でなければ無理だろうなと同意する。
女性達から、筆者も批判されるかもしれない。
でも、これには理由がある。
前回のアメリカ大統領選で、オバマさんとクリントンさん(女性の方)が争った過程をみていて、あのクリントンさんでさえ、追い込まれるとヒステリックになってしまうのだ。
アメリカ大統領とは核のボタンさえもつ。
これは、クリントンさんでも大統領には無理だな—とつくづく感じた。
だからクリントンさん以上の能力をもった女性がいるなら、べつに筆者も反対はしない。
ただ、世界にクリントンさん以上の能力をもつ女性政治家がそんなに存在するかな。
以下、新聞から抜粋。
韓国の李明博大統領の側近で、与党セヌリ党の大統領選予備選への出馬を表明している李在五前特任相が、朴正煕元大統領の長女で大統領レースを独走する同党の朴槿恵元党代表を念頭に 「女性がリーダーシップを取るのは難しい」と発言し、「時代錯誤的発想」と批判を浴びている。
李前特任相は記者会見で、女性大統領について問われ「時期尚早だ」とし、「分断の現実を 体験せず、国防を経験していない状態では、単純に女性であるという理由でリーダーシップを取るには困難がある」 と述べた。
兵役義務がない女性は国防のリーダーを担えないという趣旨だが、李大統領も「気管支拡張症」を理由に 兵役免除されており、説得力は乏しい。
▲補足、感想など
時代錯誤-てか。
ちっとも、時代錯誤という話ではない。
冒頭でふれたように、追い込まれて追い込まれても冷静な判断をし続けることができるという女性の数が圧倒的に少ない—ということが、この議論の核心だ。
だから、女性が出来ないとか向かないとか言っているのではない。そうできる女性の数が男性に比して圧倒的に少ない—と言っているだけだ。
その意味で「時代錯誤」がどうたら—とは関係ない。
記事にふれれば、パクウネという女性が、上で書いたような能力の持ち主であるのかどうか、筆者には分からない。
ただ、冒頭でふれたようにパクウネさんの能力がクリントンさんを上回っているとは、どうしても思えない。
したかって、--女性がリーダーシップを取るのは難しい—なるコメントは、まぁ、珍しく正論だ。