▲アメリカ、大リーグにいる福留選手が戦力外通告を受けたようだ。
アメリカへいって何年目だろうか。4-5年ぐらいかな。
ウイキペディアをみると、2008年から大リーグのようだ。してみると、5年目に入ったところか。
日本の選手って、なぜ、大リーグへいくのだろう。
野球って、世界のどこにいっても同じさ—ぐらいの感覚かなぁ。
そりゃ、野球のルールは同じかもしれない。
でも、言葉も習慣も、食べ物も違う—そういう環境に一遍に適応していくものだろうか。
特に食べ物なんてどうだ。
アメリカへ出張した日本人の文章を読んでいると、即、食事のバリエーションの無さに困るようだ。
朝がコービーとシリアルで、昼はハンバーガーで、夜はステーキで—てな具合かな。これが毎日続くのだそ。
日本の選手がアメリカへいって、こんな食事でまともに働けるのか—と疑問に感ずる。
以下、新聞から抜粋。
ホワイトソックスは22日、福留孝介外野手(35)を戦力外にしたと発表した。
福留は現在、右脇腹を痛めて故障者リスト(DL)入りしている。
21日は3Aシャーロットで「2番・右翼」で試合に出場し、3打数無安打だった。
3Aでは4試合目の出場に「疲れも出そうだけど、何とか普通にやれている」と話し、22日にマイナーでの調整を終える予定だった。
昨季途中にカブスからインディアンスへ移籍し、今季はホワイトソックスへ。
レギュラー獲得を目指したが、24試合で打率1割7分1厘、4打点で本塁打なしと精彩を欠き、 故障でマイナー落ちしていた。
▲補足、感想など
日本の選手も最初の1-2年くらいはなんとか頑張れるのだなぁ。
しかし、冒頭でふれたように慣れない食事とか習慣とか、試合のハードなスケジュールとか、チームメートとの軋轢とかで、疲労困憊(ひろうこんばい)してしまうのだろう。
確かに野球のルールは同じだ。
しかし、野球をするための基礎となる部分が日本とアメリカでは大きく違う。
大して違わないと甘く考えている人間は、環境に適応できず、早々にコンディションを壊して戦力外ということなのだろう。
そのあたり、イチローとか松井選手なんかは、それなりの対応を考えてアメリカへ乗り込んだということなのだなぁ。
まぁ、野球のルールは同じだが、アメリカと日本では野球というゲームを成り立たせている基礎部分が違いすぎる。
日本人が海外で働くことの難しさを改めて感じる。