▲表題の問いに対して、25%ぐらいという答えらしい。
25%の率で結婚できるのなら、婚活って、やる価値が充分あると思うのだがどうだろうか。
まず、新聞から抜粋。
結婚相手を考える際、男性と女性は、互いにどのような条件を思い描くものなのか。
また、「婚活」はどのくらい役に立っているのか。
明治安田生活福祉研究所の調査結果から、
20~30代の若者が、結婚相手に求める条件と婚活事情について、データをお届けします。
■女性が希望する最低年収は「400万円超」
そもそも、女性は結婚相手としての男性に年収を期待しているのか。
未婚女性が結婚相手に求める最低年収として400万円以上と回答した割合は、20代で57.1%、30代で67.9%でした。
しかし、実際に未婚男性のうち年収400万円以上の人がどれくらい存在するかをご存じでしょうか。
20代ではわずか15.2%、30代でも37.0%にとどまり、女性が期待する男性の年収の水準と現実では、ギャップがあります。
※「男は働き、女は家庭」の意識は健在
とはいえ、結婚を考える際には、相手の収入面以外にも、重視すべきことはあるでしょう。
そこで、20~30代の未婚男女に結婚相手として条件について、各項目についてあてはまるかどうかたずねたところ、
男女共通で「物事の価値観が合う」「優しい」「健康である」「浮気をしない」といった項目で「あてはまる」の割合が高くなっています。
つまり、相手の人柄を重視している人の割合が高い。
■男は「経済力」、女は「家事能力」の意識は健在
ただ、男女で差が出た項目もあります。女性の場合は、「行動力・決断力がある」が77.7%と、男性の40.5%を上回ります。
さらに、「相手の年収・経済力」は女性が65.6%であるのに対し、男性は21.1%。
一方、男性では、相手の「容姿や身長」「家事全般ができる」の項目で女性より相対的に高くなっています。
すなわち、相手の人柄を重視しながらも、女性は「経済力や行動力」を求め、男性は「家庭的で、容姿がいいこと」を求めている人が多い。
では、結婚相手とはどのような場所で出会うことが多いか。
20~30代の既婚男女に、現在の配偶者と知り合ったきっかけをたずねたところ、男女ともに「同じ職場」「友人の紹介」がそれぞれ2割以上で上位を占め、
次いで「学生時代(クラス・ゼミ・サークル・アルバイトなど)」が続きます。
すなわち、同じコミュニティで知り合って交際に発展し、結婚に至るケースが多いようです。
一方、「コンパ・合コン」や「婚活パーティ」など、いわゆる“婚活”で結婚相手を見つけた割合は、それぞれ数パーセントにとどまるなど、決して多くはありません。
※婚活経験がある人の割合とは?
20~30代の若者は婚活の経験があるのでしょうか。婚活経験の有無をたずねてみたところ、既婚者の場合は男女ともに約半数が「ある」と回答しています。
一方、未婚者の場合、「ある」と回答したのは、男性は4人に1人、女性は5人に2人にとどまっています。
婚活経験がある人に対してどのような活動をしたかたずねたところ、「友人などに異性の紹介を依頼した」の割合が男女ともに最も高くなっています。
友人など自分をよく知ってくれている人を通してパートナーを探すことは比較的安心感が高く、取り組みやすいのかもしれません。
また、未婚者の場合、その他の項目において男女差が比較的大きかった項目として「婚活パーティに参加した」「街コンに参加した」が男性よりも女性、「結婚相談所や結婚紹介サービスを利用した」が女性よりも男性のほうで高くなっています。
■婚活で出会った人と結婚した人は「4人に1人」
婚活を経験した既婚者たちは、婚活が実際の結婚につながったと考えているのでしょうか。
20~30代の既婚者にたずねたところ、「婚活で出会った人と結婚した」人は、4人に1人(男性26.6%・女性23.7%)となっています。
ほとんど僅差で、「婚活で出会った人ではないが、結婚につながった」が続きます。
これはつまり、婚活を通じて結婚にあたっての考え方や認識が深まるなどのケースを想定できるでしょう。
こういった間接的な効果も含めると、婚活を経験している既婚者の約半分の人が婚活について結婚につながったと考えているようです
▲補足、感想など
結婚するしない—は、個人の問題であり、勝手といえば勝手。
ただ、最近、周辺で未婚の人が多い話を聞くたび、高齢者となった時、自分の人生を振り返って寂しくないかなぁ、とか余計なことを考えてしまう。
筆者でもそうだ。
結婚しているから、なんとかここまでやってこれた—という思いが強い。
連れ合いがいたから、厭なこともやりすごすことができた—と感じる。
70-80年という歳月を暮らしていく上で、パートナーなしでは寂しすぎるし、長すぎる。