▲菅官房長官が正しい対応を言っている。
まず、記事から転記しよう。
菅義偉官房長官は記者会見で、加計学園の獣医学部新設計画を「可」とした文部科学省の大学設置・学校法人審議会の答申に対し、
前川喜平・前文部科学事務次官が異論を唱えていることについて「退職された方の発言について、いちいち政府としてコメントは控えたい」と述べ、
「無視」する考えを示した。
前川氏は日本テレビの取材に対し、加計学園の計画について「国家戦略特区諮問会議で改めて審査し直すべき」などと語っている。
▲補足、感想など
確たる証拠を提示もせずに、単に「怪しい・怪しい」という言い方を繰り返しているだけだ。
おかしいというなら、確かな証拠を示せ。
それがない以上、単なるいいがかりだ。
このあたり、橋下さんが、もっと、的確なことを言っている。
--ここから--
弁護士でもある橋下徹氏が加計学園問題について法的な観点から現状を再整理した。
今、最も危機に陥っているのは玉木雄一郎なのだという。
家計学園問題と玉木希望の党共同代表の獣医師会からの献金問題は全く同じ構造。
不正の有無はともかく「外形的公正性」に大いに疑問。
玉木さんが安倍さんを追及すれば返り討ちに合う。
友人関係より金を受け取っている関係の方がグレー。
ここをどう対応するか。これまで通りやればブーメランで自滅。
2017年11月11日
現状の疑惑をまとめると以下の通り。
・安倍総理→友人の加計孝太郎氏を優遇した疑いがある。ただし違法性はなし。
加戸前知事と国家戦略特区WGメンバーは優遇はなかったと証言してくれている
・玉木雄一郎→獣医師会から100万円の献金を受け取って新規参入を防ごうとした疑いがある。
違法性あり。
父親と弟が獣医師で既得権益とは深い関係を持っている
2つの疑惑を比較し、橋下徹氏は玉木雄一郎のほうが黒に近いと考察した。
そしてこのまま野党が追及を続ければ玉木雄一郎が自滅することになると未来を予測する。
これはあながち間違いではないだろう。
実際に森友学園問題では籠池泰典前理事長が痛いしっぺ返しを受けることになった。
事態の収束を図るのに最も効果的なやり方は政治家も検察も心得ているわけで、玉木雄一郎の下調べはすでに済んでいる可能性すらある。
そんな中、玉木雄一郎は目を泳がせながら疑惑を否定する。
■フジプライムニュース
竹内アナ
「40代の女性からです。玉木さんにどうしても答えて頂きたいことがあります。玉木さんは獣医学部反対の獣医師会から献金を受けながら、質疑することへの不適切さに多くの有権者は疑問を持っています。有権者が納得するまで説明すべきではないでしょうか?…といった内容を多く頂きました」
要するに玉木雄一郎は、献金を受け取ったのは2012年で、加計学園問題の追及より5年も前だから無関係と反論している。だが、少なくとも5年も前から獣医師会と蜜月関係にあり、事ある度に動いてきたと考えることもできる。事実、本人のブログも含め数多くの証拠が出揃っているのだ。
もともと玉木雄一郎は獣医学部新設が必要だと主張していたのに、あるときから急に意見を180度変えて不必要だと言い始めた。意見が変わった理由に合理性はない。
--ここまで--
玉木議員は、獣医師会からの献金を受け取っていて、その事実を認めている。
意見の急変と献金との関係を問われると、献金という事実がある以上、安倍さんよりも「怪しい」といえるだろう。
安倍さんから逆襲され、献金と意見の急変との関係を問われると、玉木議員は言い逃れができまい。
冒頭でふれた。
安倍さんと加計さんとの「友達」だということで怪しいというなら、玉木議員の「献金」の方が余程怪しい。
それでも前川さんがどうたら言うのか?
前川さんの言うことなど、無視すればいい。単なる「証拠もない、いいがかり」だ。