2017年11月5日日曜日

ビートたけしが人が生きる意味を語る

有名人がしゃべったからと言って、いつも「当り」という訳でもあるまい。
 筆者もほぼ同年齢なので、感じていることはそう離れてはいまいな。

 まず、記事から紹介しよう。

 4日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」で、ビートたけしが、世間を騒がせている死体遺棄事件の話題から、人が「生きる理由」を力説した。
 番組では、座間市で遺体が見つかった事件を特集した。
 1030日、アパートの一室で9名の遺体が発見された。
 警視庁は、住人である白石隆浩容疑者を死体遺棄の容疑で逮捕。
 白石容疑者はTwitter上で自殺志願者を物色し、コンタクトを取っていたという。

 事件に対し、たけしは「かつては宗教とかいろんなことで生きることの意味とか価値を教えたり」「暗黙の了解で生きることが正しいし、生き続けなきゃいけない」と思われていたと前置き。
 その上で、現在の若者にとっては「足元からこの生きる理由がなくなってる」と指摘した。

 続けて、若者の「どうせみんな死ぬのに、なぜ生きることが正しいのか?」という意見に向き合い、生きることの必要性を答える人や機会が失われていることに「非常に困るんだよね」とこぼす。

 たけしいわく、現在の若者は「いいことばかりあるわけねえ」「生きてるってのはそれだけすごいんだ。ひどい目にあったり、あらゆることがあるから面白いんじゃねぇか」というプラス思考ではなく、 「なんで生きてるんだ?思った通り、世の中動かないのに」となってしまうから「ダメなんだ」と力説。
 「だから、お笑いというのはそこで存在するわけだよ」とした。

補足、感想など

 まぁ、たけしの言うことが外れているとは思わない。
 生きる意味か?
 筆者には、「オレってなにものだ?」という疑問だろうな。
 神様に頂いた「才能」と「時間」の中で、「なにができるのだろう?」と思う。

 これが自分なりの「生きる意味」だ。
 他者から笑われようが、どう思われようがどうでもいい。

 「オレって、一体なにものだろう?」と思いつつ生きていた方が面白いし、楽しい。
 そのためには、いつも自分を励起していなければならない。
 「自分を励起」するための一方法として、たけしの言う「笑い」があるのかもしれないな。

 筆者には、3日で1冊という目標がある。
 一月10册、一年で120册、10年で1200册、20年で2400册。
 もう、寿命というものが背中から追いかけてくる。
 もう、明確にカウントダウンが始まっている。
 寸暇を惜しんで読み続けていくしかない。