2019年7月16日火曜日

韓国サムスン 非常計画 パニックか


まぁ、そうだろうなぁ。
 もう数か月の蓄積しかないのだから。
 日本は確実に折れることはない。(中途半端なことは絶対にしない)
 韓国に対して、誓約書と過去3年分の納品書の添付を要求するだろう。
 韓国は、納品書を添付できまい。また、韓国が折れることもできまい。
 すると、結局、ダイレクトにサムスンにこの韓日の諍いが、波及するのだ。
 だから。
 サムスンは、工場を韓国から別のところを主にするとかの対策が必要だろうな。

 以下、新聞から抜粋。

 サムスン副会長はすでにホワイト国からブラック国に転落した後のシナリオを想定している。
 規制対象がフッ化水素などの3品目にとどまらないことを確信したんだろう。
 テレビやスマホにも非常計画を拡大するようだ。となればゴールドマンサックスの予測どおり経常黒字も予定の半分になる。
 韓国経済そのものが非常事態に突入するだろう。

 日本から帰国のサムスン副会長「半導体だけでなくテレビとスマホも非常計画必要」
 7/15() 中央日報
 「緊急な半導体だけでなく長期的にテレビとスマートフォンまで含んだ非常計画が必要だ」。
 サムスン電子の李在鎔副会長が日本から帰国した直後に招集した緊急社長団会議で出した注文だ。
 6日間の日本出張を終えた李副会長の最初のメッセージが長期戦に備えた非常計画策定ということだ。
 14日の財界によると、李副会長は日本の輸出規制直後に訪れた日本から帰国した翌日に主要経営陣を招集して緊急社長団会議を開催。
 この日の会議にはサムスン電子半導体・ディスプレーを総括する金奇南電子DS(デバイスソリューション)部門副会長とメモリー事業部の秦教英社長、システムLSI事業部のカン・インヨプ社長、サムスンディスプレーの李東燻社長らが参加した。
 李副会長が6日間の日本出張結果を社長団と共有するための会議だったが4時間近く行われるほど雰囲気が重かったという。
 李副会長は社長団会議で、「日本の輸出規制にともなう影響は半導体とディスプレーに限定されずスマートフォンと家電などに拡大する可能性がある。コンティンジェンシープラン(非常計画)をまとめよ」と指示した。
 財界周辺では李副会長の警告を、日本の輸出規制が他の部門に拡散しかねないという動きを感知したのに伴ったものと分析した。
 事実、李副会長は日本政府が半導体・ディスプレー核心素材輸出規制に乗り出してから韓国の官民合わせて最も長く日本に滞在した要人だ。
 副会長は7日から6日間にわたり日本で多くの財界・金融界関係者と会って意見を交換し現地の雰囲気を確認した。
 李副会長は輸出規制と関連しても「日本問題が解決されないかもしれないという最悪のシナリオを仮定して対応すべき。
 代替材発掘、海外工場を通じた迂回輸出、取引先多角化、国内素材産業育成案を検討せよ」と求めたという。
 李副会長はまた「日本から供給された素材の調達先をロシアと台湾、中国などに多角化し、ロシアのフッ化水素品質も評価してみよ」と注文したという。
 一部では李副会長が日本出張を通じサムスン電子が当面必要な核心素材を追加で確保したとの見方も出てきた。
 日本は現在半導体とディスプレー生産に必須のフッ化ポリイミド、フォトレジスト、高純度フッ化水素の3品目を輸出規制品目に指定した。
 だがサムスン電子と半導体業界周辺では「李副会長の日本出張で直接素材供給と関連して解決されたものはないと承知している。
 サムスン電子の該当部門でアイデアを絞り、つてをたどって当座をしのげるほどの量を確保したのは正しいがそれでも安心できる水準ではないだろう」と話した。

 李副会長は会議の最後には「第4次産業革命時代が本格化する時点で今後産業と経済だけでなく政治部門でどのようなことが起こるかわからない。現在押し寄せている状況にばかり汲々とせず、中長期的に見通して状況に対処する力が必要だ」と強調した。
 業界関係者は「日本の規制は韓国と日本、米国と北朝鮮まで絡まっており、最近のファーウェイ問題もやはり米中間の政治・外交問題が根本原因。
 こうした対立にサムスン電子はあれこれ影響を受けるだけに外部変数に対する対策作りを指示したようだ」と話した。

 40品目止まればパニック状態
 テレビやスマートフォンの生産も、できなくなってしまうんですか?

 ホワイト国からブラック国に転落すればそうなるという話だ。中央日報によれば40品目だかを止めると通告してるそうだから、それを日本出張で確信した副会長は半導体以外の品目にも非常計画を広めるつもりらしい。客観的に見てパニック状態だよね。

 輸入元を、拡大するんですか?

 具体的な方法は不明だが、40品目の在庫を大量に確保しようとしてるのかもね。台湾や中国、ロシアなどで生産された素材を試す動きも強まるだろう。もっともそれではろくな競争力は得られないだろうが。

 日本の戦略物質は、ホントに多いですからね・・・。フッ化水素だけの国ではありません!

 この前作ったリストだけでもそれなりに多いからな。もう一度掲載してみよう。

【韓国が依存する日本の戦略物質生産企業まとめ】
・ステラケミファ:高純度フッ化水素(半導体製造用)
・森田化学:高純度フッ化水素(半導体製造用)
JSR:フォトレジスト(半導体製造用)
・東京応化工業:フォトレジスト(半導体製造用)
・信越化学:フォトレジスト(半導体製造用)、ウェハー(半導体製造用)
SUMCO:ウェハー(半導体製造用)
HOYA:フィルムのブランクマスク(半導体製造用)
・ニコン:露光機器(有機ELパネル製造用)
・キヤノン:露光機器(有機ELパネル製造用)
・住友化学:フッ化ポリイミド(有機ELパネル製造用)
・ファナック:ロボット旋盤(スマホのアルミニウムボディ製造用)
・東レ:水素タンク(水素自動車用)
・日亜化学:高品質バインダーやバッテリーセパレーター(電気自動車用)

 このリストだけでも全部止まったら、韓国経済はパニック状態だと思います!

 半導体のウェハーなんかも痛手だね。露光機器が途絶えればこれ以上の有機ELパネル製造は難しい。
 11つはそこまで重大な打撃とはならないが、一度に全部止まるとなれば非常計画程度では乗り切るのは難しいだろう。

 台湾や中国に追いつかれて、追い越されると思います。ボクの想像なんですけど、中国も素材の提供を渋る気がします!

 韓国が素材の確保で奔走している間に台湾や中国はシェアを伸ばせるからな。
 またとない絶好の機会を逃すはずがない。ましてや韓国はTHAADやファーウェイで米国側につくかのような素振りを見せてるので中国としても厄介な存在だ。
 唯一国内にまともな産業がないロシアだけが戦略的なパートナーになれる可能性がある。

 中国に足元を見られるサムスン
 ワトソン君が言ってるような話は実際に出てきてる。
 中国は足元を見て一定価格での長期契約を要求しているようだ。フッ化水素の純度についても不明なままで危険な勝負に出ることを強いられているわけ。

サムスン・SKの半導体工場1~2週間でストップ? 3~4カ月は余裕(2)
7/15()中央日報日本語版
◇フッ化水素・ポリイミド代替不可…△
 半導体業界関係者は「日本が規制を発表してからサムスン電子やSKハイニックスが死力を尽くして3品目の代替供給元を探しており、また一定程度の成果がある」と話した。
 別の関係者は「高純度フッ化水素の韓国国内在庫量が2週間分にすぎないという話も出ているが、実際には国内在庫量はかなり豊富な状況」と伝えた。
 これと別にサムスン電子は中国や台湾で、SKハイニックスは中国でフッ化水素の供給元をそれぞれ発掘したことがわかった。
 ある企業関係者は「新たに発掘した業者の中にはすぐに使える99.999%の高純度フッ化水素を納品できる所もある。韓国に持ち込んでテストを始めた」と話した。

 だが新たに確保した高純度フッ化水素をDRAMやNAND型フラッシュ工程に使うまでには時間がかかる。
 2つの製品とも生産するのに60~90日がかかり、生産ラインで誤差の有無を確認するまでそれだけの時間が必要だ。また別の企業関係者は「中国の供給元の場合、一定の価格での長期供給契約を要求しており困惑する状況だ」と話した。

◇サムスン・SKの工場1~2週間で止まる…×
 サムスン電子やSKハイニックスは「すぐには工場は止まらない」と口をそろえる。
 3品目のうち高純度フッ化水素の需給がリスクになるが、3~4カ月間は工場を稼動できるというのがおおよその見通しだ。
 ある企業関係者は「フッ化水素はDRAMであれNAND型フラッシュであれウエハーのエッチングや洗浄などさまざまな工程に使うため在庫量を工程別に配分し最大限長く使えるよう調節中」と話した。
 また別の関係者は「サムスン電子とSKハイニックスともに日本が韓国をホワイト国から除外する状況を考慮している段階」と伝えた。
 また、半導体業界ではDRAMとNAND型フラッシュの減産説が流れ続けている。
 DRAMとNAND型フラッシュに対する需要が減り価格が暴落している状況で、日本の輸出規制により素材調達まで不安定な状況が重なり生産量を減らすかもしれないということだ。
 これと関連してSKハイニックスは「日本の規制と関係なく4月初めから市場状況に合わせてNAND型フラッシュウエハー投入量を10%以内で調節中」とした。
 サムスン電子は「減産説は事実無根」と一蹴した。

 それに、ロシアのフッ化水素を使うにしても、生産ラインが日本のフッ化水素に最適化されてるはずなので、使えるかどうか確かめるのに数カ月はかかるって言われてます!台湾製や中国製でも同じだと思います。
 仮に生産ラインを止めずにそれができるとしても、大幅な減産を余儀なくされるのは目に見えてる。それにより経常黒字が1兆円落ち込み成長率も大幅に押し下げられれば株価への影響も出るだろう。

 1%台も維持できなくなる気がします・・・。
 それが半導体以外の全分野に広まれば対応不可能になるだろう。
 ありとあらゆる面で中国製の素材に依存する羽目になり、無理な長期契約と不当な高値の割に低い歩留まりとなり競争力はみるみるうちに落ちていく。
 さらには次世代半導体の生産競争にも負けて米インテルやTSMC、マイクロンに東芝といったライバルに次々とシェアを奪われていくわけだ。

 品質面に問題があるだけでも、韓国製を使うのをやめようってなりますよね?
 アップルが有機ELを中国から調達しようとしてるのがまさにそれだ。高いだけの韓国製パネルを使うより、安くてもそれなりの品質を出し供給にも問題がない中国製を使おうとするのは自然な流れだ。それが全製品に波及することになる。
 スマートフォンだって、折りたたみの発売もいつになるか分からないし、主力のS10は全然売れてないそうです!爆発事故が起きたという話までありました。

 仮に追加関税3000億ドル分が発動すればスマホもターゲットになるからファーウェイはおろかiPhoneにまで打撃が加わっただろうね。
 それによりサムスンが一時的な受益者となる可能性もあった。だがトランプは発動させなかった。
 サムスンを儲けさせるだけだと知ったら、絶対にやめると思います・・・。トランプ大統領自身はギャラクシーを使ってても、そう考えると思います!

 フォックスコンの中国外への工場移転が想定以上に時間がかかると思われたのかもね。
 加えて中国製の有機ELが使えないとなればアップルは韓国に依存するしかなくなる。
 それは米国としても許しがたい状況のはずだ。アップルは有機EL自体が終わることも視野に入れていてJDI100億円を出資することにしたと思われる。

 株価対策のために工場が止まらないとうそをつく韓国
 ネットユーザーは、これを期にシェア奪還を目指してほしいと言ってます!
 韓国は信用状が止まった時の対策もするべき、日本はサムスンをつぶそうとしてる、半導体製造装置が止まっても大打撃だという雰囲気です

 フッ化水素については何かない?

 ちゃんと信頼性のある試験をしないと、顧客から訴えられるのではと言ってる人がいます・・・。株価の下落や外資の流出を防止するため、718日の期限も忘れてはいけない、3カ月というのは在庫を含めての話では、という意見がありました!

 在庫を含めて3カ月?

 工場の稼働が止まらないというのはウソで、やっぱり止まるんじゃないかという意見だと思います・・・。在庫が3カ月あるなら、止まってないかのように見せかけることはできそうですよね?

 ああそういうことか。それで裏でロシア製やらを使えないかと試行錯誤し、稼働を再開したらあたかもずっと動いてたかのように演出するってこと?

 そうだと思います!とにかく大丈夫だと言わないと、株価に影響が出るみたいで・・・。ウソでもいいので、順調だと言い張ることは大事ですよね?

 まあ虚勢でしかないがな。さっきも言ったが効いてないアピールは経産省をさらにやる気にさせるだけだと思うがね。
 り地域に転落した韓国については北朝鮮やイラン未満の扱いだから輸出規制も相当激しくなるだろう。ぶっちゃけ韓国はホワイト国から削除されることを軽く見すぎてるよ

 韓国を、もっと懲らしめた方がいいと思います。日本政府の皆さん、国民は厳しい制裁措置を求めてます!もう限界です!

補足、感想など

 企業として存続するか否かは、サムスン電子の自助努力にかかっているということか。
 明らかに、日本の経産省は、韓国のサムスンが潰れても構わない---という覚悟でやっている。
 そのあたりもアメリカと根回しは済んでいるのだろう。

 あぁ、アメリカの駐韓米軍は、粛々と撤収中だしなぁ。
 米軍なき韓国に、世界規模の半導体企業を残しておくことはできない—ということか。

 サムスン電子なき韓国はどうなるのかな。
 さてさて、興味深いことだ。