▲諺でいう漁夫の利というものだろう。
韓国と日本との間でのいざこざでもっとも利を得るのが台湾ということになりそうだ。
まず、記事から。
半導体製造装置・材料の業界団体、国際半導体製造装置材料協会(SEMI、本部・米カリフォルニア州)は、このほど発表した市場予測に関する2019年の中間報告で、台湾が韓国を抜いて世界最大の半導体製造装置市場となる見通しを示した。
報告は米サンフランシスコで9~11日の日程で開催された半導体製造装置の見本市「セミコンウエスト」で発表された。
SEMIは半導体産業の景気減速を受けてメーカーが設備投資を抑える傾向にあるとした上で、今年の製造装置の世界販売額は前年比18.4%減の527億米ドル(約5兆7000億円)となり、成長が見込めるのは台湾と米国のみと予測。
このうち台湾は123億1000万ドル(約1兆3300億円)に達して成長率が前年比21.1%と大幅に伸びるほか、市場規模も最大となるとしている。
台湾企業の今年の設備投資は、半導体受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)が100億~110億ドル(約1兆800億~1兆1900億円)の高水準を維持。
同じく半導体ファウンドリの世界先進(VIS)はシンガポールにある米グローバルファウンドリーズの200ミリウエハー工場を買収することが決定しており、117億台湾元(約410億円)となる見込み。
このほか、メモリーメーカーのウィンボンド・エレクトロニクス(華邦電子)は高雄市に新工場を建設するために支出が前年より約3割増加し、215億元(約750億円)に上るとみられる。
SEMIは来年の半導体製造装置の世界販売額について、メモリー投資の復調や中国での工場の新増設などを受けて半導体市場の回復が期待でき、今年より11.6%増加すると予測している。
▲補足、感想など
このブログで何度もふれた。
日本の経産相は、韓国へのフッ化水素の輸出停止によって、韓国のサムスン電子の倒産もやむなしと覚悟している。
また、アメリカも駐韓米軍の事実上の撤収進行にともない、中国属国化した韓国内の大手半導体工場の存在は、リスクが高すぎるとして「無力化」を考えていると想定することにも妥当性があろう。
すると。
韓国サムスン電子へいっていた「半導体需要」というものが、そのまま、台湾へ行ってしまう可能性が高いといえそうだ。
上の記事には、日本人からの書き込みもあった。いくつか拾ってみよう。
--ここから--
146:
今迄もこれからも台湾を応援していきます。
共に歩みましょう。
165:
これで韓国が無くなっても半導体の供給に心配は要らない
12:
結局どの国にも何らかのリスクがあるわけだから
人件費等が安いからといって 闇雲に生産拠点を外国に置くのは控えたほうが良いと思う。
18:
これはマジで朗報 ただお互い地震が多いから工場とか怖いよな
20:
台湾が半導体の主要生産国に
↓
台湾に投資が集中する
↓
台湾の国力が上がる
↓
台湾独立派が力をもつ
いい事づくめじゃないかw
25:
まあ韓国以外の調達先の目処がついてるから今回の措置なんだし
さすがにこのレベルのことを何の考えもなしにはできない
32:
ああ、やっぱり日米の出来レースだったな。
韓国捨てて台湾に勢い付けさせるハラだ。
173:アメが大量に武器売却してるしな
178:
英仏艦船による日本海密輸監視強化
G20でのホスト国日本による文氏無視と自由貿易堅持宣言
韓国スルーしてトランプによる北朝鮮との板門店会談
米国による韓国鉄鋼狙い撃ち関税
全部合わせるとホワイト外されたどころではなくレッド認定じゃね?と
66:
台湾の面積は九州程の大きさしかないんだよな
人口は韓国の半分位かね、色々近年は発展してるよな
何があったんだろう?
84:
アメリカの政策の変化でしょ。
昔はソ連包囲網で中国は建前でも仲間だったから、台湾問題には触らなかった、
中国自体が肥大化して脅威になった今は、中国包囲網で台湾が重要な位置になった。
112:
慰安婦像立てられたのは国民党の敷地内らしい
公共の場では支持を得られなくて無理だったらしい
1
パソコンのパーツ メモリで韓国製チップが使われているアメリカ製のコルセアが嫌だから、アメリカ製のキングストンの台湾製チップが使われているメモリ買ったよ。韓国製は品質、信用出来ないし、卑劣な韓国が大嫌いだから、不買してます。
2
韓国、衰退せよ。これからが茨の道だね。まあ、今まで散々やってきた己の罪を呪えよw
3
レッド判定ならまだ仲間がいるだけマシ韓国は赤からすら見限られたブラックだよマジもんの孤立
--ここまで--
-- まあ韓国以外の調達先の目処がついてるから今回の措置なんだし
さすがにこのレベルのことを何の考えもなしにはできない --か。
なるほど、韓国サムスン電子倒産やむなしの覚悟というものの裏側にあることって、こういうことだろうな。
日本の経産相の「強気」の背景にあるものとも言えるな。