▲中国へ仕掛けたアメリカの「第二の阿片戦争」は過激さを増している。しかも、あの役たたずの三峡ダムが崩壊か?という一番苦しいタイミングで---。
アメリカからの攻撃も実に嫌なとき、一番効果のあるタイミングで攻撃してくるのだ。
さすがにケンカ慣れしている。
中国人の対応の鈍さをみていると、「ケンカ慣れ」していない。いや、口では報道官などが、実に横柄な態度で対応はしている。
しかし。
背中でじとっと汗をかいて、やっとのことで対応しているというのが丸わかりだ。
この中国人の「対応の鈍さ」の核心はなんだろうか。
結局、金盾だろう。
自分で情報を制限していて、その「制限した情報の中で判断している」という、まるで自分で掘った陥穽に自分自身が落っこちるという無様さではないのか。
そして、アメリカが基軸通貨を押さえている—という事実を、小さく見すぎている。
人民元が世界で通用するのか。それだけ信用があるのか。
習近平国家主席の秘密資金なんて、アメリカあたりの銀行に預けてあるのだろう。争えば、すぐに凍結される--。
いや、前置きが長くなった。
記事から。
2020/07/26(日)
中国では各メディアが23日ごろから次々に、抗日戦争の歴史を歪曲したり過度に娯楽化したテレビドラマの放送が禁止されたと紹介する記事を発表した。中国ではこれまでにも、史実をねじ曲げたドラマが横行しているとの批判があった。
中国メディアが情報の「根拠」としたのは、国家広播電視総局が2020年7月16日付で発表した「抗戦75周年を記念するテレビドラマの放送手配を行うための通知」だ。「抗戦」とは一般に、1945年まで続いた日中戦争を指す。
日本では8月15日が「終戦の日」とみなされているが、中国では9月3日が「勝利記念日」とされ、各種の催しが開催される。
国家広播電視総局の通知は、「勝利記念日」などに放送する番組について、思想上の内容や政治的意義、さらに、習近平政権が今年中に完了すると表明している「貧困の撲滅」を題材とする番組との連携も考慮するよう求めるなど、多岐にわたった内容だ。
しかし中国メディアが22日ごろから盛んに発表した記事は、通達中のごく一部である「常識や社会通念に反する、歴史を勝手に解釈したドラマ化、抗戦を過度に娯楽化したテレビドラマ」の放送を禁じる部分に焦点を当てた。
中国では、あまりにも荒唐無稽な「抗日ドラマ」があるとの根強い批判があった。いわゆる「八路軍」など、共産軍に属する部隊の兵士などがあまりにも「超人的」な活躍をしたり、当時の武器装備の実情を無視しているなどの指摘だ。
また、登場する中国人に「オレが日本軍を恨むのは、日本兵がオレの“祖父”を殺したからだ」というセリフがあったなどとして、個別の作品について「あまりにもでたらめ」との批判も発表された。「神劇」などと皮肉る言い方が広まったほどだ。
批判の声が強かったからこそ、メディアも通達中の該当部分に特に注目したと考えてよいだろう。
なお、国際社会では多くの国が、日本側代表が東京湾に停泊した米国の戦艦「ミズーリ」上で、連合国側に対する降伏文書に署名した9月2日(1945年)をもって、第二次世界大戦終結の記念日としている。
ただし、旧ソ連は戦勝祝賀イベントを開催した翌9月3日を戦勝記念日とした。中国も旧ソ連が定めた戦勝記念日を踏襲したとされる。
▲補足、感想など
日本とアメリカと同時に争うということを避けようてか。
このブログでなんどもふれた。
この世界では、合理性が高くなくては、多数から支持されないし、時間という試練に耐えることはできない。
中国人のもつ合理性・科学性<<<<感情という言動は、多数からの支持を得ないし、時間という試練に耐えることができない。
お金をばらまけば、収容所へ閉じ込めれば、殺すぞを脅せば、自分に支持があつまるものではない。
この世界は、合理性の高い方へ高い方へ収斂していくのだ。
合理性の低い言動は、合理性の高い言動に負けてしまう。時間に耐えることができないから。
習近平国家主席は、もう長くない。能力なき指導者は潔く去るべきだ。