2012年4月25日水曜日

花王、決算を発表。


▲花王が平成243月期の決算を発表した。
曰く、純利益12%増とか。
ふ~ん、と筆者は思う。

昨年の8月以降、日本の主婦層500万人にケンカを売って、猛烈な不買運動を受けながら、こういう決算を発表するか。

なるほど。なるほど。
花王って一体なにを考えているのだろう。

おそらく、日本の主婦層はあきっぽいから、知らん顔をしていれば、そのうち、不買運動は収まるだろうと判断したということか。
 いや、それよりも1兆円企業が主婦層の不買運動などでビクともするはずはない--とか思うのだろうなぁ。
また、韓国系・北朝鮮系経営者の特徴として、メンツもある、日本人相手に弱いところは見せられないという感覚もあるのだろうな。
対して、主婦達の不買運動は一向に収まる気配もない。

また、花王も新社長にこの6月切り替わるのだが、相も変わらず、インターネット上で、花王の在日工作員達が汚い言葉で日本の主婦層を罵りつづけている。(まぁ、愚かしい悪しき不買運動対策をとり続けているということか。)

以下、日経の記事を抜粋。

花王が発表した20123月期連結決算は、純利益が521億円と前期にくらべ10%増えた。原料価格の上昇が利益圧迫要因となったものの、化粧品事業でブランド数の絞込みで合理化を進めたことが寄与した。年間配当は2円増やし、60円とした。

売上高は12160億円と2%増えた。営業利益は1085億円と4%増えた。
とくにヘアケア用品を含む化粧品事業は前の期の約3倍に拡大した。
最大で15程度あった花王の化粧品ブランド数を7つまで削減。販売促進費や広告宣伝費も絞り込んだ。販売員の削減なども寄与し、同事業の営業利益率は3%と前の期から2ポイント改善した。

ホームケア事業では衣料用柔軟剤などの販売好調だったが、資源高が響き減益にとどまった。昨年末にかけて販売競争が激化したことも響いた。ただ「その後は回復し、年間ではシェアは改善している」(尾崎社長)という。
1212月期の純利益は600億円を見込む。

▲感想、補足など
花王の対応をみていると、毎日新聞などの対応とそっくりなことが分かる。

毎日新聞は売上減で、もう、いつ倒産してもおかしくないのだが、テレビで論説委員という肩書きの人が、「なにごともなかった」かのようにつっぱってしゃべっている。(まぁ、倒産しそうだ--という顔がどんなものか筆者もしらないが)

あれが韓国系・北朝鮮系の人間の特徴なのだろうなぁ。
まぁ、お好きにすればいい。

花王の発表した文言をみてみよう。
曰く、--ホームケア事業では衣料用柔軟剤などの販売好調だったが、資源高が響き減益にとどまった。昨年末にかけて販売競争が激化したことも響いた。ただ「その後は回復し、年間ではシェアは改善している」(尾崎社長)という。---と。

主婦層からの不買運動を受けて、売上がかなり減少している筈だが、その部分が「資源高」であり、「販売競争が激化」したという表現となっているわけか。
尾崎社長は、--その後は回復し、年間でシェアは改善とコメントしている。

ふ~ん、「その後は回復」か。どうなっているのかなぁ。
要するに、不買運動が始まって8ヶ月の売上減少ならば、まだ、1兆円の売上がある分、会計の処理で操作可能な数字だったということだろう。
しかしなぁ。
500万人の主婦を相手にケンカを売って、不買運動は激化する一方でおさまる気配さえない。

今後、3ヶ月毎に決算していくのだぞ。
いつまで、会計上で数字が操作できるものか。また、株主総会の時、どう答弁するのだ?

こんなことを言えば、結果論だが、昨年の8月に花王のhpで、尾崎社長が「社員の不行き届きに対して、今後は社員一丸となって善処して参ります」ぐらいの一行を載せると判断すれば、そもそも不買運動など起こりもしなかったのだ。(こういう文章は対日本人でメンツを失うとか考えるのか。謝罪というような文言ではないではないか。--そうか、朝鮮半島には「声闘」とか大きな声でわめき・罵った方が勝つという伝統があるとかだったなぁ--

尾崎さんは、その瞬間での判断が出来なかった。
その判断ができないばかりに、記事にあるように「その後は回復」とかの嘘をつかなければならなくなったのだ。

経営者として危機に臨んでの判断の大事さが分かるし、経営者の能力の有無がこれだけ如実に分かる実例も珍しかろう。

※追記。

花王の決算につき、気になる点が指摘されていた。
--ここから--

受取手形及び売掛金
1210億円→1428億円

「商品及び製品」「仕掛品」「原材料及び貯蔵品」
1092億円→1206億円


--ここまで--
数字は、昨年の決算の数字と比較したもの。
売掛金などは、商品は収めたが代金をうけとっていないもの。
200億円増となっている。dmなどに商品だけ押し込んでいるということなのかな。
商品・製品などとは、いわゆる「在庫」。
約100億円増。製品はつくったものの、売れなくて倉庫とか個人の家に置いてあるようだ。
数字は、どうやら「不買運動」を隠しようもないということか。