▲滋賀県大津市という場所は剣呑な場所だ。
こんなところで、自分の子供は育てられないな—と思う。
昨年、大津市内の中学生が自宅のマンションから飛び降りて、自殺した。
この自殺が、中学生の同級生による「イジメ」ではないか—と問題となっている。
どこにてもある話といえば、そうかもしれない。
ただ、この事件をめぐって、その中学校・大津市の教育委員会の取り組み方、対応策などの経緯が異様なのだ。
どうやら、背景に加害者?(イジメた側)に、童話とか在日韓国人などがいるためのようだ。
事件の経緯を記事で読みながら筆者は思った。
この自殺した中学生を転校させるという手段だってあった筈だ。
いや、なんなら学校へ行かせない—という選択肢もあった筈だ。
そのあたり、この親の対応力不足、能力不足を痛切に感ずる。(子供を亡くされた親の辛さは充分に分かる。だからこそ、もっと頭を働かせば回避する方法があった筈だと思う-)
以下、新聞から抜粋。
去年10月、滋賀県大津市で当時中学2年の男子生徒が自宅マンションから飛び降り、自殺しました。
「蜂の死骸を食べさせられかけてて」
「男子生徒3、4人に囲まれて、トイレの隅っこで殴られたり蹴られたり、悪口を言われていた」
生徒の両親は真相の究明を求め、大津市などに損害賠償を求める裁判を起こしています。
生徒の自殺後、 大津市の教育委員会は全校生徒を対象にアンケート調査を実施。
そこには「自殺の練習をさせられていた」という、 いじめと自殺の関係に深く関わる回答が16人もの生徒から寄せられていました。
しかし、市教委は加害生徒に直接確認することもなく、この事実を公表しませんでした。
「調査をした結果、確認できたことは公表した。
今回の分については事実だったと確認できていない」(大津市教育委員会・澤村憲次教育長)
そして、自殺との因果関係は分からないと結論づけました。
学校や教育委員会は、 いじめの調査結果を一部しか公表していませんでしたが、不誠実な対応は、それだけにとどまりませんでした。
「事件当日から『誰かに聞かれても無視しとけ』」 「このこと(自殺の件)は、あまりしゃべらないようにとか。口止めみたいな」(同じ中学の生徒)
男子生徒の自殺後、学校は在校生に対し、生徒個人やいじめについて口外しないよう、 口止めしていました。
大津市の越直美市長も、この口止めを認めています。
「昨年、この事件があったとき、『いろいろ聞かれても無理に話す必要はない』と言ったことは聞いた。
新しく何か(口止めについて)言ったという事実はなかったと聞いている」(大津市・越直美市長)
しかし、6日。
「きょう放送あった。全校集めた放送で、『変なことしゃべるなよ』って」(同じ中学の生徒)
市教委は、「不確かなことを話さないように指導しているもので問題はない」としていますが・・・ 「かん口令というのは、情報をコントロールする手法。生徒の証言をコントロールすることになる。
事実解明に消極的に作用することを危惧する」(原告の弁護人・石川賢治弁護士)
男子生徒の死亡からまもなく9か月。越市長は、教育委員会による調査が不十分だったことを認め、 再調査に乗り出すことを決めました。
▲補足、感想など
まぁ、一昔前なら、こういう緘口令とか、新聞で取り上げない—とかで、大津市の片隅の中学校で起こったイジメ-→自殺 事件など闇に葬られていたのだろうなぁ。
話は違うが、イスラエルにモサドという情報組織がある。--そういえば、黒い9月事件とかで有名か--
日本でもスパイ防止法などというものをつくって、情報が漏れることを阻止しようという話があるのだが、国内に成立を邪魔する集団があって、前には進んでいない。
ところが、このイスラエルのモサドなんぞ、へでもないという情報組織が日本には存在する。
それが「既婚女性」による「情報網」だ。
なんせ、そこに所属する人数が違う。500万人からの情報組織なのだ。
情報員が日本全国津々浦々に、世界中に在住しているのだ。
情報員が日本全国津々浦々に、世界中に在住しているのだ。
そんなことで、大津市で起こった事件の背景から、誰がいじめた側なのか、本人の名前から、顔写真まであっと言う間にインターネットで流布してしまう。
記事では、余計なことをしゃべるな—とか学校側がいったようだが、そんなことなんの意味もない。
これはなぁ、と筆者などつくづく思う。
“日本の主婦層を怒らせるな。”“日本の主婦層を敵に回すな。”“怒らせば、確実に身の破滅だ”
筆者は、上のいじめた側の中学生の名前、顔も知っている。その親の顔・名前も一部を知っている。今までの経緯も知っている。
その上で、この文章を書いているのだ。
その上で、この文章を書いているのだ。
大津市のこの中学校、大津市の教育委員会、大津市長も糾弾されるであろう。
まぁ、当然糾弾されてしかるべきだし、致し方あるまいなぁ、と思う。
ただ、この自殺した子供をどうすれば助けられたのかなぁと考えた時、冒頭の「学校へ通学させない」という手を考えるべきだった—そのあたり、この中学生の両親の「決断能力の不足」に腹立たしい思いがする。