2017年2月16日木曜日

中国人がなにを言おうと、中国経済がダメになるのは分かっていること

あ~ぁ。麻生さんが、とうとう言ってしまった。
 はっきり言えば、「遅かれ早かれ、中国経済はもうダメになる」--ということ。

 日本の副総理がはっきり言ってしまったのだ。
 あぁ、中国人は「夢のようなことを言っている」という発言に続くものだな。

 まず、新聞から抜粋。

 麻生太郎副総理兼財務相は衆院財務金融委員会に出席し、 米連邦準備理事会(FRB)が仮に今年3回利上げすれば「資本流出で新興国経済にリスク。 アジアの国などきついことになる」と指摘した。

 中国経済について「ダメになるのは分かっている。いつ、どうダメになるのかが問題」とした。
 特に外貨準備の減少ペースを「異常」とし、資本規制の重要性を強調した。

補足、感想など

 中国国内から資本・資金がどんどん脱出して、人民元がだだ下がりなのだろう。
 それを外貨準備からドル資金を売り、それで人民元を買って、人民元のだだ下がりを多少でも緩やかにしているということか。

 やれやれ、無駄な努力を-----
 経済の根底にあるのは、「信用」なのだ。
 自分で自分の信用を毀損しつづけるような言動を取り続けて、中国という国家の信用を失い、国内から資金が逃げ出しはじめると、なけなしの外貨準備を取り崩すか---

 そもそも、社会主義的資本主義とはなんだったのか?
 資本主義という「欲望が充満する仕組み」をうまくコントロールできるだけの、頭脳の持ち主が、中国共産党にいたのか? そういう人間を養成したのか?

 麻生さんが言及したということは、「もう、中国経済は、回復不可能」と読んでのコメントであろう。

 ついでに、昨年春頃の中国の外貨準備についての記事を転記しよう。

 --ここから--

2016/05/05()
【中国】史上例をみない“詐欺的作為”か 海外投資家は中国から一斉引き揚げ開始

■習氏率いる中国の経済指標は信用できない(ロイター)

 中国の外貨準備高は帳面上、世界最大で3兆6500億ドル(約443兆1465億円)=2015年6月末現在=だが、それなら、なぜ、米国債を徐々に取り崩しているのだろう?
 直近の7月から9月だけでも、2290億ドル(約27兆8028億円)を売却しているのだ(米財務省速報)。

 従って、中国の外貨準備にはカラクリ、それも史上例をみない“詐欺的作為”がなされているとみるエコノミストが増えている。
 ドル資産が、一夜にしてブラックホールに吸い込まれるように消える恐れが強まった。

 CIA筋の調査で、中国から不正に流れ出した外貨は3兆800億ドル(約373兆9428億円)とされる。となると、15年6月末の外貨準備高は、差し引き5700億ドル(約69兆2037億円)でしかない。

✦単純計算はともかく、複雑な要素が絡む。
 第1に、最も重要な外貨準備指標は「経常収支」である。この数字をみると15年3月まで1年間の統計は2148億ドル(約26兆788億円)。
 ところが、外貨準備は同期間に2632億ドル(約31兆9551億円)減少している。
 膨大な外貨が流失しているから、数字の齟齬が起こるのだ。

 そこで嘘の上塗り、つまり架空の数字をつくりかえ、粉飾のうえに粉飾をおこなう。となると「GDP(国内総生産)が世界第2位」というのも真っ赤な嘘になる。
 GDPのなかで、「投資」が締める割合が48%、こういうことはどう考えてもあり得ない。

 例えば、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」は財源が400億ドル(約4兆8564億円)である。
 ベネズエラに投資した額は450億ドル(約5兆4648億円)前後、アンゴラへの海底油田への投資は焦げ付いたという情報があり、リビアでは100ものプロジェクトが灰燼に帰した。

 以下、スリランカ、ジンバブエ、スーダン、ブラジルなど。世界中で中国が展開した世紀のプロジェクトが挫折している。
 つまり、対外純資産が不良債権化している。
 オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどでは鉄鉱石鉱区を買収し、開発していたが、鉄鋼不況に遭遇して工事を中断。このあおりで、豪ドル、カナダドル、NZドルが下落した。

 13年末の海外直接投資残高は6605億ドル(約80兆2111億円)だったが、15年3月には9858億ドル(約119兆7155億円)と急激な増加が見られる。
 15年3月末の対外債務残高は、直接投資が2兆7515億ドル(約334兆1421億円)、証券が9676億ドル(約117兆5053億円)。合計3兆7191億ドル(約451兆6475億円)となる。

 つまり外貨準備は事実上、マイナスである。
 だから、海外投資家は一斉に中国から引き揚げを始めたのだ。

 --ここまで--

 欲望だけが支配する資本主義に対応できるだけの頭脳もいない。
 様々な数字が殆ど捏造。

 上でもふれた。
 経済の根底にあるのは、信用と合理性だ。
 自分自身の言動で、信用を・合理性を毀損しつづけた国家が、もうすぐ「破綻」するというのも宜なるかな—ではあるまいか。