2011年8月4日木曜日

花王の不買運動に対する会社としての対応。

今、インターネットで花王製品に対する不買運動が盛んだが、当の花王はこれを静観し、無視するつもりらしい。

いや、それが今の花王の経営陣の判断だろう。

確かに、不買運動の行く末もこの先どうなるかは不明瞭だ。

ただなぁ、と筆者は思う。

この流れ、今年、3月の東電の原発事故の際の東電の社長の態度によく似ていないか。

なにか、突発的な事故、まぁ、今回の花王の場合は、苦情を受け付ける電話オペレーターの無分別な無能な答えから出発したことで、花王の社内でもなんとも理不尽なと考えているのだろうが、それでも想定外の事故には違いない。

そういう思いも寄らない事故に対する花王という会社の対応が、いかにも遅いし、鈍感だと思わないか。

これは、花王という会社のリスクマネジメントというものがキッチリ考えられていないことを示している。

そりゃ、花王という大会社だから、リスクマネジメントという言葉もしっているだろうし、担当する部署もあるだろう。

その部署が対応策をいくつか考えて、経営陣に示した時、経営陣、特に社長の個性・能力というものが色濃く反映されるのだろうなぁ。

大震災の際、東電の社長は、対応しきれず、病院に入った。

つまり、元の社長ではどう判断していいのか…社長のもつ能力を超えた決断を求められた結果であろう。

さて、花王の現社長の能力はどうだろう。

選択肢は、2つだ。

1.半年くらいで不買運動は収まるとみて、完全に無視する。インターネットでの工作とかはするとしても、花王が関与しない(どんなことがあっても花王の名前が出ないように)形でやる。

2.フジテレビの株主及びスポンサーとして、今後、どうあるべきか考えていく…という社長名での声明をすみやかに出す。

さぁ、どうだろう。

アマゾンなどの通販大手でのレビューで、次々と花王製品に対する悪評が積み上がっている状況だ。

このレビューは今後も削除もされまい。

アマゾンとしては下手に関与すれば攻撃されるのは自分のところだからだ。

会社としての信用を失うのは一瞬だ。雪印がどうなったか…を思いだせ。

花王とても、今期が社長の対応の不手際から、減益となれば、社長を追われるであろう。

こうして、外から見ていても、判断の難しいところだ。

上でふれたように花王としては、基本的になんとも理不尽な…という思いがあるのだろう。製品が悪いなら速やかに謝罪もするが、電話のオペレータの受け答えがまずかったばかりに主婦層から不買運動されているのだからなぁ。

—ん、筆者なら、と考える。

まず、完全無視というのは火に油を注ぐようなものだ。一応、社長名で声明を発表する。以下。

フジテレビのスポンサーを降りる…という直接の表現はできないとしても、電話での対応のまずさを謝罪し、テレビのスポンサーとして、どのような内容で放送されているのか今後は注意していきます…程度の文書をhpに載せて、不買運動の動静を見極めるという行動にでると思う。