2011年7月31日日曜日

入国不許可を楽しむ国会議員…そう、筆者も楽しみだ。

▲日本の国会議員が韓国・鬱陵島を訪問しようとすると、韓国側が彼らの入国を不許可にするという。

 単なる一般人を。彼らは犯罪者ではないぞ。

 韓国の欝陵島を尋ねるだけだ。べつに竹島へという訳ではないではないか。

 反対に韓国の国会議員が、日本の対馬を訪問する場合に日本政府が入国を不許可とするか。

 この不公平さは一体なんなんだ。

 理不尽そのものではないか。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 彼は1日午前に韓国行き飛行機に乗り玄界灘上空を飛んでくる。

 最終行先地とした鬱陵島どころか空港の入国審査を抜けることもできずに戻ることは確実だが彼はどこ吹く風だ。

 彼はこのように書いた。

「韓国は入国禁止措置を予告してきましたが、計画を変更するつもりはなく、日韓関係に否定的な影響を与えるつもりもありません」。

 自民党の領土特命委員会所属の新藤義孝議員は、鬱陵島を訪問すると明らかにした議員団4人の代表。

 彼のツイッターを見ると訪問目的が単純な“調査”にはとどまらないことがわかる。

 彼は訪問計画を明らかにした7月15日以後、韓国メディアの報道を伝え 「日本では想像出来ないほど加熱しています」と書いた。

 韓国世論が沸き上がり、韓国政府の対応の水準が高まるほど彼は快哉を呼んでいる。

「日本ではほとんど報道されません」として独島問題に無関心な日本国民に関心を促すことも忘れなかった。

 彼の下心を推測できる。

 問題は彼が韓国に足を踏み入れることもしない状態で目的の相当部分を達成した。

 ここには韓国政府と政界の過剰対応も一役買ったことになる。

 政治的影響力も微弱な議員の訪問計画に全国が沸きかえり、大統領まで乗り出したのは「比例原則」に大きく外れる。

 新藤議員クラスなら日本の政界では少壮派に当たる。

 私は最後の瞬間にでも彼が心を変えるよう願う。

 韓日両国が国際社会で共同対処すべき課題が山積しているところに 感情を害し関係を悪化させる余裕はない。

 彼は韓日関係を悪化させる意図はないというが、現実は正反対になるのは明らかだ。

 李明博大統領の国賓訪問でも、 日本政府が積極的な姿勢を見せている韓日自由貿易協定(FTA)交渉の再開にも悪影響が予想される。

 彼がこうした結果を望むのではないならば鬱陵島訪問計画を撤回するのが当然だ。

▲補足、感想など

 この韓国の記者がなにをいいたいのか…筆者にはさっぱり分からない。

 冒頭でふれたように、韓国の国会議員が日本の対馬を訪問するという時、日本政府が干渉するか。

 言いたければ言え…という態度であろう。

 同様に、日本の国会議員が竹島でもない、鬱陵島を訪問するということになんの問題があるのだ?

 国会議員とはいえ、一般人ではないか。

 まぁ、韓国政府は、彼らの入国を拒否すればいいさ。

 そこに、韓国という国はこういう不合理な理不尽なことをする国家だという事実だけが残る。

 そのことは、これからの日本人の韓国への観光旅行をする人数にも影響するだろう。

 韓国政府は、自らの判断の結果につき、その責めを全面的に負わなければならない。





ホワイトハウス、共和党と債務上限引き上げに合意。

▲まぁ、今のところ、これしかあるまい。

 アメリカのドルが基軸通貨でなければ、もっと劇的な変動が起こったかもしれない。

 しかし、基軸通貨をドルから円に簡単に切り替えることができるか。

 そう考えれば、債務上限を引き上げるという解決策がもっとも妥当(姑息ではあるが)であろう。

 ついでながら、日本にはアメリカのような債務上限などというものはない。

 以下、新聞から抜粋。

米債務上限引き上げで暫定合意、関係者-民主党当局者は最終合意まだ

 7月30日(ブルームバーグ):

 ホワイトハウスと米議会共和党は30日、2012年の米大統領選挙後まで 借り入れ権限を維持する債務上限引き上げの枠組みで合意に達した。

 交渉に詳しい関係者1人が明らかにした。

 暫定合意は歳出を当初1兆ドル削減し、その後最高1兆8000億ドルの追加削減を勧告するための特別委員会を創設する内容。

 特別委は11月の感謝祭の議会休会入り前に行動する必要があり、そうしなければ国防や メディケア(高齢者医療保険制度)を含めて、一律の自動的な政府プログラムの歳出削減に直面することになる。

 交渉に詳しい民主党当局者は、同交渉の参加者は最終的な合意に署名していないと指摘した。

▲補足、感想など

 日本はバブル崩壊からなんとか光が見えるまで約15年を要した。

 アメリカのサブプライムローンによる地価バブルの最盛期が2006年。そこから勘定して、約5年か。

 如何なアメリカでも5年では回復は無理なのだ。

 後、5年はどうしても必要な時間だろう。

 それまでは、債務の上限を引き上げて国債を発行し、公共事業もやり、教育改革、最新技術への投資などをしつつ我慢するしかない。

 このあたりだなぁ。

 日本のバブル崩壊後の経験に学べ。(白人は優秀なのだろう。アホな日本人がやったことより、短時間でできるさ)

 そして、ホワイトハウスもアメリカ国民も景気の回復までには後5年くらいの時間はどうしても必要なのだと覚悟を決めよ。(この部分が一番大事なことだ)

 そして、中東などの軍隊を引き上げ、不要不急な歳出を抑制せよ。

 いくらあせっても簡単には景気は回復はしない。

 あと5年くらい、じっと我慢をせよ。

 2006年まで、サブプライムローンでサンザンいい思いをしたではないか。






2011年7月30日土曜日

天皇陛下の訪韓に反対する。

▲日本の国会議員数名が韓国欝陵島を訪問しようとすると、韓国からやめてくれ…と言われる。

 えっ、なんのこっちゃ。

 韓国を含めて外国の国会議員が、日本の対馬だろうが、沖縄だろうが訪問するという時に、日本がなにか言うか?

 犯罪者の入国を阻止するというなら、それも分かる。

 一般市民がそこらをうろうろすることに問題があるのか。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 自民党は「領土に関する特命委員会」所属議員の韓国訪問は認めないとしていたため、 鬱陵島視察は取りやめになるのではないか、という憶測が飛び交った。

 逢沢一郎国会対策委員長は会見で「国会運営からすれば、重要法案が取り扱われる時期だけは避けてほしい」と。

 しかし、新藤義孝議員が訪問団を代表し「自民党の領土政策が変わったのか」と抗議すると、 自民党執行部は立場を変えた。

 「個人訪問」という形に変更した上で、訪問を認めるというのだ。

 領土特別委員会視察団の佐藤正久議員は韓国政府による入国不可の圧力に対し「安全上の理由を前面に出して入国を認めないのは、統治能力、治安能力に問題があると認めたようなものだ」と発言。

 自民党議員らが最後まで鬱陵島訪問の意向を曲げないことから、外交通商部も29日、強い態度に出始めた。

 外交通商部は、自民党議員の入国は無条件認めないという方針を伝えた。

 同部の関係者は「彼らが飛行機に乗ってやって来れば、法務部が管轄する入国審査の際に通さなければ良い」 「乗ってきた飛行機にその場でもう一度乗り、帰国すればそれで終わりだ」と。

 外交通商部は今回の問題をきっかけに、四つの議題について 「以前のレベルに戻すのは難しい」としている。

 まず政務分野では、政府高官による交流や対北朝鮮情報の共有が挙げられる。

 今年後半に予定されていた李明博大統領の訪日に向けた話し合いも取りやめる。

 天皇の韓国訪問についても話し合いを中断、北朝鮮政策をめぐる協力レベルも引き下げる。

 経済分野では、韓日自由貿易協定(FTA)交渉の開始にけた話し合いが、先送りされそう。

 自民党議員による鬱陵島訪問計画が知られるようになった15日の時点で、外交通商部は「合法的な入国は阻止しない」として慎重な立場だった。

 同部の金星煥長官は「自民党議員が鬱陵島を訪問して不祥事が発生すれば、 両国関係にとってプラスにならない。そのため日本政府が自制を促すよう、努力を傾けたい」と。

 ところが韓国訪問自制の要請を自民党議員らが受け入れず、日本政府は逆に安全確保を要請してきたことから、今度はこれを黙認する態度に変わった。

 韓国では大統領室の李在五特任長官と与党ハンナラ党の洪準杓代表らが強硬論を口にし、 大統領府を経て政府にも影響力を行使した。

 外交通商部の当局者らは、政治の論理に巻き込まれ硬直状態に陥ったと懸念。

▲補足、感想など

 なにかバランスの悪い話だと思わないか。

 冒頭でふれたように、一般人が外国のどこかへいってうろうろしたらいけないのか。

 韓国人が日本のなんとかという島でうろうろすることを日本政府が拒否するか?

 そのバカバカしさを気づけよ。

 ましてや、国会議員が韓国を訪れるから、日本-韓国の間の計画をひきさげるのだと。

 曰く、

1. 韓国大統領の訪日の話し合いをとりやめる。

2. 天皇陛下の韓国訪問の話し合いを中断。

3. fta交渉の話し合いを先送り。

 だと。

 まぁ、ご勝手に…。

 特に、天皇陛下の韓国訪問など、日本国内でそもそも話すらもあるまい。

 かって、金大中元大統領は、天皇陛下の進路を塞ぎ、自分の後ろを通らせて密かに喜ぶという国家の代表としてあるまじき陰湿かつ下品な行動をとった。

 そんな国家への天皇陛下のご訪問など、筆者は絶対に反対する。

 話がどこかへいった。

 本題へ戻って、日本の国会議員は、韓国を訪問すればいい。

 そこで韓国政府は、彼らの入国を阻止すればいいではないか。

 日本人は、そんな理不尽な国家への観光を嫌がるだろう。

 韓国政府は、自らの判断の結果につき、責めを負わざるをえまい。







2011年7月29日金曜日

ハーグ条約の加盟に反対する。2回目。

▲筆者は、国際結婚が破綻した夫婦間の子供の扱いを定めた 「ハーグ条約」への日本の加盟に反対する。

 それこそ何度でも。

以下、新聞から抜粋。

国際結婚が破綻した際の子どもの扱いを定めた「ハーグ条約」に日本が未加盟のため、離婚した 日本人と米国人の間で親権のトラブルが相次いでいる問題で、カート・キャンベル米国務次官補 (東アジア・太平洋担当)は、下院外交委員会人権問題等小委員会で「手続きが遅すぎる。忍耐も限界に近い」と日本政府の対応を非難した。

子連れで帰国した日本人に対し、犯罪者引き渡し手続きの適用を検討する考えも示した。

ハーグ条約の締結国同士は、自国政府を通じて相手国に子どもの返還や面会を請求できる。

日本は 未加盟のため、米司法当局は離婚後に子連れで帰国した日本人を「連れ去り犯」と見なすことが多い。

米国務省によると、こうしたケースは2005年の11件から、現在は123件(173人)に急増 している。

▲補足、感想など

核心というか、一番大切なことはなにか。

それは、この離婚によって片親となった子供の幸福であろう。

その部分を見間違えるな。

一番、大切な部分を見間違えるな。

先年、福岡であったクリスサヴォイという男の子供連れ去り事件を思いだせ。

彼は自分の子供が可愛いのではない。

子供を奪われた惨めな男だと周囲から評価されることを嫌っているだけだ。

アメリカという国での男としてのメンツだけで動いているのだ。

増してや、白人の継母がアジア系との混血児を可愛がると思うか。

このあたりだなぁ。

日本の場合、親権は母親がとるし、母子加算、生活保護制度がある。

そもそも、外国が日本より上等な国民で、子供に対する優れた保護制度があるとかカンチガイしていないか。

下手をすれば、日本人母親からの養育費目当てでの子供の獲得ということも充分にありうるのだ。

もう一度訴えたい。

一番大事なことはなにか。

それは両親の離婚により不幸にも片親となった子供がどうある場合がもっとも「幸福」なのか…ということだ。

世界からどういわれるとか、アメリカから「忍耐がどうたら」などと言われる…とかより、余程、大事なことではないのか。






42歳で自殺するか?

▲伊良部元投手が、アメリカで自殺した。

いや、まぁ、自殺するなんてありふれたことなのかもしれない。

ただ、筆者がひっかかるのは、その年令だ。

42歳って。

10代で自殺ってのも、そうおかしくないか。若気の至りってのもありそうだ。

30代から40代ならば、一応、相当な年数の経験があって、人生の面白さのようなものが分かる年齢ではないのか。

筆者なら、どんなことがあっても自殺などしない。

自己破産であろうと、他人からどう言われようと。

以下、新聞から抜粋。

プロ野球のロッテ、阪神や米ヤンキースなどで活躍した伊良部秀輝さん(42)が、自宅のあるカリフォルニア州ロサンゼルス近郊で亡くなった。

ロサンゼルス捜査当局によると、伊良部さんは自宅で首をつった状態で見つかり、死因は自殺と見られている。

伊良部さんは、1987年のドラフト1位指名で尽誠学園高(香川)からロッテに入団。

1997年から大リーグのヤンキース、エクスポズ、レンジャーズでプレーし、2003年に阪神に入団。

04年を最後にプレーをしていなかった。通算成績は、日本のプロ野球は72勝69敗11セーブ、大リーグは34勝35敗16セーブ。

▲補足、感想など

写真をみていて、この人、お人好しなのだろうなぁ、と感じた。

まぁ、漏れ聞くニュースでは、芳しからぬ噂ばかりだ。

核心は、この人、賢くないのだろう。

いや、勉強ができるとかできないとかではなく、普通に、常識的に生きる智慧のようなものが乏しいのだろうなぁ。

自殺の直接の原因を筆者は知らない。恐らくは金銭的なトラブルだろう。

筆者が、42歳で伊良部のような立場なら、まず、自己破産して、毎日、周辺の道路の掃除をして回るなぁ。

公園の草刈をして、堆肥にするとかでも考える。

それはお金にはなるまい。でも、周辺の人達からは喜こんでもらえる筈だ。

42歳で、常識をもち、身体さえ丈夫なら、こんなことで周辺の人達から喜ばれることをすることができる。

それで周囲との社会性が保てる。そのうち、ご近所の子供達になにか教えるという機会もあるだろう。

そんな風にして人生は広がっていく。42歳なら、今からなんでもできる。

だから……、冒頭でふれたごとく、筆者は自殺など考えない。

そのあたりだなぁ。

合理的に考えることのできる人間は、そもそも自殺など考えないのか。

糸がもつれたように考える人間が、自殺を決断するということか。






2011年7月28日木曜日

津波で死んだのは自動車学校に過失がある…てか。

▲そろそろ、東日本大震災で死亡した人の遺族から、その日、亡くなった人が関わりあっていた組織の対応がまずいとか過失があっただとかで、裁判に訴えるという人がでてきた。

 まぁ、訴えるのは自由だし勝手だ。

 また、亡くなったことは事実だから、遺族としてはだれかに責任に押し付けたい…というのもあるだろう。

 しかしなぁ、と筆者は思う。

 神ならぬ身で、どうして津波の大きさを正確に把握できる?

 津波がくると分かっていても、正しい対応ができた人が何人いる?

 助かった人は、それこそ、たまたま運よく助かった人なのだぞ。

 以下、新聞から抜粋。

 宮城県山元町の常磐山元自動車学校が東日本大震災の津波に襲われ、送迎用マイクロバスなどに分乗して帰宅しようとしていた18~19歳の教習生25人が死亡した。

 25人の遺族は「学校が迅速に避難させていれば犠牲者は出なかった」として、同校側を相手取り、総額約17億円の損害賠償を求めて仙台地裁に 提訴する。

 同校が遺族会に行った説明などによると、3月11日に地震が起きると、教習生ら約40人は校舎外や車外に出た。

 校舎が壊れた恐れがあり、寒さをしのぐため、教官らの指示で何台かのマイクロバスに乗り込んだ。

 「地震直後、教官らには『1時間後に教習を再開するので、少し待っていてください』と大きい声で言われた」と、助かった女子大学生は証言する。

 しかし、同3時20分頃に停電し、同校側は教習生を帰宅させることにした。

 教習生らはマイクロバスやワゴン車、教習車計7台に分乗して同3時40分頃から順次出発。

約10分後に山元町の沿岸部が津波に襲われ、7台のうち、山の手に向かったワゴン車と教習車を除く5台がのみ込まれた。

 死亡した教習生25人は、5台に乗っていた23人と、路上教習を打ち切って同校に戻った後、 徒歩で帰宅していた2人。

 同校側も、校舎が津波で壊滅し、マイクロバスなどを運転していた 教官4人と、学校にいた校長や教官、事務員ら5人が犠牲になった。

 遺族会によると、同校側は「津波の際の避難マニュアルは用意しておらず、対応に危機感が なかった」ことは認めたという。

 だが、話し合いを重ねている途中、代理人から「このような 大規模な津波は予見できなかった。仮に予見が可能だったとしても、生徒たちは自ら避難することができた」などとして、一連の対応に過失はなかったと主張する文書が遺族に送られてきたという。

▲補足、感想など

 亡くなった方々は確かに痛ましいことと思う。

 しかし、この津波への対応は、代理人のいう通りであろう。

 よく似た案件で、東京の昭和20年3月の大空襲で亡くなった遺族が国を相手に訴えたという裁判があったような記憶がある。

 判決は、国民の誰もが等しく負担すべき…とかではなかったか。

 東日本大震災に伴う津波での被害もそうであろう。

 太平洋側に面していた岩手、宮城、福島の人々が等しく負担すべきことであろう。

 一体、誰を過失ありと責めることができるのか。

 津波の対策マニュアルがあるとかないとか…で責めているようだが、津波の規模が把握できないものを正しく対応できる訳がない。

 冒頭でふれたように、本当にたまたま運の良い人だけが生き残れたのだ。

 責めるべき他者をさがすより、同じような被害を出さないためにはどうすべきか…と前を向いて考え行動すべきなのではないのか。







小松左京が亡くなった。

▲訃報をみて、「巨星墜つ」という言葉が浮かんだ.

筆者は表題の通り、団塊の世代だが、10代の終り頃からどれだけ小松さんの本を読んだか。

膨大な科学知識に裏付けられた小説の文言がどれだけ好きだったか。

一例として、物理学にプランク恒数というものがある。この恒数が宇宙のどこか基地局で決められていて、ダイヤルで右に左に回して恒数を変化させる「こんな世界」てな短編があったような記憶がある。

年齢を考えれば、当然こういう日がくるのはわかっていたことなのだが。

あぁ、ちょうど30年前に小松さんの50歳の誕生パーティという催しがどこかであって、その時小松さんが壇上で明るく挨拶している写真を思い出した。

もう、筆者の頭の中にあるだけなのだが。

以下、新聞から抜粋。

「日本アパッチ族」「日本沈没」などの作品で知られ、SF作家の小松左京(こまつ・さきょう、本名・実=みのる)さんが26日、肺炎のため死去した。

80歳だった。

大阪市出身。告別式は親族で済ませた。

京都大学文学部イタリア文学科在学中から作家の高橋和巳らと交流し、文学活動に参加。

卒業後は業界紙記者、土木工事の現場監督、漫才の台本作家などさまざまな職業を経験した。

昭和36年に『地には平和を』で「SFマガジン」の第1回コンテストで努力賞。

SF作家としてデビューした。

空襲で焼け野原となった大阪城周辺の廃虚を舞台に、鉄を食料にする一族を描いた「日本アパッチ族」(昭和39年)のほか、「復活の日」(同)「果しなき流れの果に」(41年)など、人類と現代文明の未来を探る構想豊かな作品を次々と発表。

日本でのSF小説を開拓する草分け的存在となった。

地殻変動で日本列島が水没し、日本民族は国土を失うという設定の「日本沈没」(4 8年)は広範な知識に裏づけられた巧みな空想力が話題を呼び、400万部の大ベストセラーに。

日本推理作家協会賞を受賞したのをはじめ映画、テレビ・ラジオドラマ、劇 画にもなった。また60年には「首都消失」で日本SF大賞を受賞した。

文明評論家としても知られ、45年には国際SFシンポジウムを主宰。平成2年、大阪市で開催された「国際花と緑の博覧会」の総合プロデューサーをつとめたほか、昭和59年公開の映画「さよならジュピター」では脚本・製作・総監督をこなすなど多彩な行動力が持ち味だった。

▲補足、感想など

1970年の大阪万博のときも、なにかプロヂューサーをしていたと思う。

小松さんは、文字通り、無冠の帝王だった。

後年、sf大賞とかを受賞するが、そもそもsf なるものを作りあげたのがこの小松さんだし、無冠では…てな感じで、周りが押し付けたものだろう。

sfで世にでる前にはいろんなことをしていた。

たしか、マンガも「こまつみのる」というペンネームで出していたはず。

なにか演劇もやったとか聞いたなぁ。

脚本は当然として、音楽も作曲して、それを自らヴァイオリンを弾きながら舞台へでてきた…とか。

sfに入る切欠は、百科事典かな。

売れ残りかなにかの百科事典を押し付けられて、それを読んで書き始めたとかではなかったか。

昭和40年頃から膨大な知識に裏打ちされたsfを発表して、sfというジャンルを確立した。

筆者が小松さんの本を読み始めたのが、昭和40年頃からか。してみると、約45年くらいお世話になったことになる。

40年以上、この日本で共に生きてこれたことを深く感謝したい。

小松さんのご冥福をお祈りしたい。






拉致問題は、日本と北朝鮮との間の問題だ。

▲松本外相の言い方がどうも気に入らない。

アメリカと北朝鮮との間で、会議が行われるらしい。

そこで拉致問題を話して欲しい…という言い方だ。

おかしいだろう。

拉致問題は、日本と北朝鮮との間の問題だ。

他人のフンドシで相撲をとろう…という話になっていないか。

いよいよ最後となれば、日本の特殊部隊を出動させて、北朝鮮にいる日本人を奪還する…ぐらいの覚悟でこの問題を解決するというのが正しい対応の仕方であろう。

国は、自国民の生命と安全を守るというのが本来もつ機能ではないか。

以下、新聞から抜粋。

松本外務大臣は、今週行われるアメリカと北朝鮮との1年7カ月ぶりの協議で、アメリカが拉致問題についても言及することに期待を示した。


 松本外務大臣:「(Q.今週の米朝で拉致を取り上げるようにアメリカに働きかけは)アメリカにはこれまでも働きかけしているが、同盟国として理解頂いていると思う」

 松本大臣は、核問題を中心に行われる米朝協議の場で、アメリカが日本人拉致問題についても提起することに期待を示した。

 また、3年間止まったままの日朝協議の再開については「対話のための対話ではダメだ」としたうえで、 「米朝協議の内容を見てから対応を考えたい」と。

▲補足、感想など

そりゃ、まぁ。

菅さんを始めとして、韓国・北朝鮮系の帰化人の多い民主党だから、なにか対応が難しいらしい。

しかしなぁ、と思う。

一旦、首相となったかぎり、日本の国のために、日本の国民のために働くというのが首相のもつ機能であろう。

そこを間違えるな。

そういえば、昨年8月頃、菅さんが君が代を歌うのを嫌がったという記事があった。ご紹介したい。

---ここから--

《この番組では、番組中に『君が代』が流れる場面があり、ミッキーさんをはじめゲストもみんなで立ちあがって君が代を斉唱するのが慣例となっていた。

菅氏は立ちあがって君が代を聞いてはいたが、一緒に斉唱するのは拒否した。

後日、ミッキーさんは『右も左もなく、自分の信念を通すことは立派である』と語った》

また、放送に立ち会った別の関係者は「菅氏は最初起立もしなかった。

ミッキーさんに手ぶりでうながされて、やっと立った。

君が代斉唱後、ミッキーさんに『何で歌わないの?』と聞かれ、菅氏は『違和感がある。曲がちょっと…』などと語っていた」と説明する。

--ここまで

菅さんのような韓国・北朝鮮系の帰化人達が、日本の「君が代」を歌うのを嫌がる理由として、「自分達が仲間はずれにされている」と受け取るらしい。まぁ、疎外感というようなものか。

そのことから、卒業式とか、正月とか、君が代を歌い日の丸を掲げるという行事のすべてが気に入らないらしい。

まぁ、日本人からすれば、どうぞ、ご勝手に…という対応しかあるまい。

そこで、韓国・北朝鮮系の帰化人達はもっともらしいこじつけを考える。

曰く、過去の歴史がどうのこうの…と。日本の君が代を歌わない学校の先生の問題は、こういう理屈だと理解すれば、まぁ、殆ど間違いはあるまい。

いや、話がとんでもないところへ。

本題に戻って、拉致問題は日本と北朝鮮の間で解決すべき問題だ。

冒頭でふれたように、最後の最後には、日本から特殊部隊を出動させて奪還せよ。

国というものが本来もっている機能を果たせ。

それは、自分達の出自がどうであるかとは異なる問題だ。









2011年7月27日水曜日

中国の国産ブランドの自動車売れず。

▲中国のバブルの崩壊が刻々近づいている。

それはそれで視野に入っていることだが。

中国の国産ブランドの自動車が売れなくなった…という記事をみて、日本の昭和40年代始め頃を思い出した。

日本は今でも、他の国に比較にならないほど沢山の製造企業があるが、昭和40年代まではもっと多かった。

淘汰(合併、吸収など)されながら、今の数となったものだ。

以下、新聞から抜粋。

中国国内メーカーの自主ブランド車が軒並み販売台数を落としていることが、2011年上半期(16月)の販売台数統計で明らかになった。
 なかでも国産高級車ブランドの栄威(ROEWE)は、ピーク時の半数以下にまで落ち込んでいる。


 上半期の乗用車市場全体の成長率は、前年同期比575%増だったが、国産ブランド車に限れば、販売台数は同082%減の31561万台にとどまった。
 乗用車の全販売台数に占める割合は4439%で、奇瑞、比亜迪、華晨、長安、上汽といった大手自主ブランド車はいずれも振るわなかった。

 「栄威350」もピーク時には1万台近く売れていたが、現在は4000台程度にとどまる。
 「自主ブランド車の安かろう悪かろうというイメージを払拭する必要がある」と。
 一方、合弁メーカーの販売台数は、フォルクスワーゲンが同222%増、GMが同231%増、起亜が同182%増。

 日産は同145%増、マツダは同133%増と好調だった。輸入車のベンツ、BMW、アウディは2倍以上の伸びを見せた。

▲補足、感想など

いつかみた道だなぁ、と思う。

日本でトヨタ、日産が抜きん出たのは、昭和40年代始め頃、トヨタはカローラという車からだった。

昭和30年代末までは、記事にある中国の姿によく似ている。

昭和40年代以降、トヨタと日産が先頭をつっぱしったまま、現在にいたっている。

えっと、アメリカ車なんて、いつごろまで見ていたろう。

当然、高率の関税を掛けて、輸入は少なかったのだが、昭和30年代末までだろうなぁ。

日本人だから、日本車が好きということもあったのだろうが、日産のスカイラインなんて、昭和40年代半ば過ぎには若者には随分人気が高かった。

この日本の昭和40年代の姿と記事にある中国人の姿の違いの根底にはなにがあるのだろう。

結局、中国人には中国国産ブランドの品質が信頼できないのだろう。

そうか、中国人は、「技術」というものに「畏敬の念」をもたない民族だったなぁ。

自動車は、自分の生命を預ける機器だ。

その意味でよりシビアにならざるを得ない。

まぁなぁ、と筆者は思う。

---自主ブランド車の安かろう悪かろうというイメージを払拭するための道のりは遥かに遠い。

それは、中国人という民族自らのもっている宿痾(科学とか技術とかを単なる商売のタネとしか見えない)と戦い、これに勝利することだからだ。







2011年7月26日火曜日

中国人には、科学も技術も理解できない。

▲ものごとを進めるにはなんというか順序とか方向性のようなものがある。

正しい結論を導き出すためには、合理的な順序とか方向性というものが必須だ。

ところが、中国人にはそれが理解できない。

あるのは、ただただ、人の目を気にしての右往左往だ。

一体、この国の人間って、まともに教育を受けているのか。

恐らく、教育というものを根本的にカンチガイしているのだろう。

以下、新聞から抜粋。

中国で起きた高速鉄道の事故で、現場の高架下の地中に埋められていた車両が26日、掘り出され、事故原因の隠蔽が目的ではないかという批判もあるなか、 鉄道当局は、批判をかわし、原因究明を重視しているという姿勢を示すねらいもある。
 この事故は、23日に中国東部の浙江省温州で、線路上に停車していた高速鉄道の列車に後続の列車が追突し、脱線、転落したもので、死者の数は39人に 上る。

事故現場では、追突して高架下に落下した列車の先頭車両が地中に埋められたが、中国の鉄道当局は26日、この車両を掘り出した。掘り出された車両はシートにくるまれ、大型トレーラーでおよそ7キロ離れた温州西駅の 敷地に移す作業が行われた。

高架下には、ほかに5両の車両が残されていたが、これらも同様に移送され、中国中央テレビなどによりますと、今後、 詳しい調査が行われる予定。

駅の敷地では警察官が報道関係者を排除し、当局が神経をとがらせていることをうかがわせています。

▲補足、感想など

核心はなんなのかなぁ。

結局、中国の学問というものが学問たりえていない、大学が大学たりえていない・ということだろう。

なにが、北京大学だ、なにが清華大学か。

まぁ、トップである胡錦濤国家主席が「中国、5千年の歴史」とかを軽々に口にするのだから、中国の「科学」というものがどれだけお粗末なものが分かる。

それにしても…と思う。

一旦、ショベルで粉々にして地中に埋めたものをもう一度掘り出して、「詳しい調査」をするだと。

どうしてこんな言葉が口から出せるのだろう。

この愚かしさに、筆者などもう言葉もない。

こんな馬鹿な中国人をつくったのは一体誰なんだ?

共産党が…というようなものではないのだろうなぁ。

中国人という民族自体のもっている「中華思想」を根底にした自己肥大な「宿痾<しゅくあ>」なのだろうなぁ。

先頭車両は、「詳しい調査」などできない。もう埋めてしまえ。

中国人は、科学も技術もまともに自分のものにはできまい。

一番得意な商売だけをすればいいではないか。