2012年6月11日月曜日

大飯原発—技術者の矜持を信じてあげよ。


▲どこらに核心があるのかなぁ。
原発という機械というかシステムについては、その技術者が一番よく知っている。
彼らが、保守点検して「大丈夫だ」というなら、それを信頼してあげよ。
元々、原発は充分な信頼性を保つために、周到な準備をして建築されたものだ。
その意味では、一番、安全性という点では信頼できる機械であろう。
じゃ、と反論されるだろうなぁ。
なぜ、昨年の福島原発の事故が発生したのかと。
これはなぁ、と思う。技術系の仕事の経験のある筆者からすれば、「想定外」といえば逃げ口上となってしまうからもしれないが--
でも、1000年に一度という規模の地震は、頭の中では想定していても、実際の設備とか対応策までを含めると、「もしもここに隕石が落下してきたら」というぐらいの「危険性」の認識であり、まともに対応策を考えることは難しいだろうなぁ。
油断といえばその通りだ。
そのあたり、技術者としてはリスクは充分に認識していても、これ以上の具体的な対応策を実施するという決断までは遠いだろうな。
いや、話がそれた。
大飯原発について、安全性が確認されたとして、福井県でも了承したようだ。
大飯原発の早期の再稼働に筆者は賛成する。
以下、新聞から抜粋。

関西電力大飯原発3、4号機の安全性を技術面で検証する福井県原子力安全専門委員会が10日、 県庁で開かれた。
政府が示した暫定的な安全基準を妥当と評価し、3、4号機の安全は確保できている とする内容の報告書案を了承した。
これを受け、地元おおい町の時岡忍町長は再稼働への同意を表明する見込み。
西川一誠知事も週内に 大飯原発を視察し、県議会の一任を受けて再稼働に同意するとみられる。
県専門委は午後3時半から県庁6階で始まる予定だった。
傍聴を求めて市民ら69人が集まったが、用意された 一般傍聴席は50席だったため、傍聴希望者らが「立ち見でもいいから、全員傍聴させてくれ」「結論ありきだ」 などと大声で抗議した。
このため、委員11人は退出し、2階の別室に移動。傍聴を報道陣に限り、審議は 約50分遅れで始まった。

▲補足、感想など
冒頭でふれたように、原発技術者達の「誇り・矜持」を信頼してあげよ。
このブログでもなんども言っているように、100%安全ということはありえない。
技術者は、問われても、「できるだけ100%に近づけます」としか言えない。
仮に98%安全だとしても、「技術者の熱意とか矜持」が、その残りの数%の部分を補っているのだ。
原子力というものを、これから日本はどう扱っていくかということは大きなテーマだ。
筆者は、福島原発の「惨状」を目の前にして、「だからこそ、この原子力というものを日本人の手で制御できるようにしたい」と思う。更に安全な原発の開発に挑むべきたと考える。
当然、原子力というものは「人類の叡智の及ぶところではない」と考える人もいるだろう。
だから、原発から手を引くべきだと。
しかし、「手をひくべき」という人が多数を占めるとしても、原発に代替するエネルギー源が実用化するまでにもう20-30年はかかる。
それまでは、現在の原発を稼働させ、エネルギーを確保していくしかない。
新しい原発に代替するエネルギー源を模索するためには、まず、「エネルギー」が必要なのだ。
そのことを直視しよう。
話がどこかへいったが、上でふれたように、「原発技術者の矜持を信頼し」「大飯原発を再稼働させエネルギーを確保しよう