2013年7月3日水曜日

韓国の行く末は、韓国国民が決めること。

▲サンケイの記事を読んでいて、なにか余計なことを言っているなぁ、と思う。
 表題の通り、韓国の未来は韓国国民が選択することだ。
 日本は言及すまい。

 日本と韓国との関係は。
 関わらない、助けない、教えない---だ。いいスローガンではないか。

 韓国は今後、中国との関与を一層強めるだろう。選択肢としてそれしかないからだ。
 しかし。
 それは、韓国国民が自ら選択した「未来」なのだ。
 その選択から導きだされる諸々のことは、韓国の国民が粛々と刈り取るしかない。

 以下、新聞から抜粋。

 北朝鮮との国境の町、中国・丹東の丘の上に、高い塔が立っている。
 朝鮮戦争を戦った中国義勇軍の記念館の隣である。
 塔の意味を尋ねたとき、中国人ガイドの答えには目をむいた。

▼「北朝鮮は中国のおかげで独立を保てたのに、今それを忘れている。思い出させるため向こうからも見えるように建てたのだ」。
 63年前、韓国に攻め込んだ北朝鮮軍は、国連軍により中国国境近くまで追い詰められた。
 そこを助けた中国の恩を忘れちゃ困るというのだ。

▼この「上から目線」には参った。
 まるで北朝鮮の命運は自分たちが握っていると言わんばかりに聞こえる。
 いや、北ばかりでなく朝鮮半島を何度も影響下においた中国の「宗主国」意識が出たのかもしれない。

▼その中国を韓国の朴槿恵大統領が訪ね、大歓迎を受けた。
 習近平国家主席は晩餐会以外に昼食にも招待、大学での演説の機会を与えた。
 日、米と対立を深め、北朝鮮にも「恩」が通じない中国にとって、韓国は、かわいく見えたことだろう。

韓国にとっても「にっくき」日本や北朝鮮に対抗するためのパートナーとして中国を選んだといえる。
 だが中国はそれほど生やさしくはない。
 こちらから友好を求めても、欲しい島があれば力ずくで奪いにいく。
 そんな国なのである。

相手が韓国となると、便利に利用しようとするとみて間違いない。
 外交に歴史認識を振り回すのが好きな韓国だ。

 中国とつきあうというのなら、まず朝鮮戦争について検証し合ってみてはいかがだろう。
 余計なお世話だろうが。



▲補足、感想など

 --中国とつきあうというのなら、まず朝鮮戦争について検証し合ってみてはいかがだろう。
 余計なお世話だろうが。---か。

 まさしく余計なお世話だ。 余計なことを言うものではない。

 冒頭で書いた。
 日本と韓国との関係は、「関わらない、助けない、教えない-」に尽きる。

 この7月3日からかな。
 日韓の通貨スワップが切れた。
 日本の保証の傘から離れた韓国経済は、中国の保証の傘の下に入った。

 韓国に金銭債権をもつのは、西欧にあるユダヤ系の金融機関であろう。
 その金融機関からみて、韓国が日本から中国の保証の傘に入ったということがどう見えるのか—ということに「問題の核心」がある。

 西欧諸国のユダヤ系金融機関は、
 本当にお金が返済されるのか。
 もし、支払いが頓挫したとき、本当に中国が保証してくれるのか。
 等など思うだろう。

 金融機関は、基本的に臆病だ。
 危ないと思えば、様々な「手」を打ってくる。
 もしかしたら、もっている金銭債権を中国の銀行あたりに売りつけるかもしれない。

 まぁ、日本人はただただ黙って見つめていよう。