2014年1月24日金曜日

日中韓で、元寇の共同研究を—と下村文科相。

下村さんって、お茶目な人だなぁ。
 真面目にこんなことを考えているのか。
 それとも、中国・韓国をおちょくっているのか。

 もし、本当にこんなことを考えているというなら、相当なピントはずれではある。

 そもそも。
 別に、中国・韓国も歴史研究なんてしたくもないのだ。
 目的は、日本からお金をたかるために「材料探し」なのだ。

 だから。
 慰安婦でもいい、挺身隊でもいい。えっとなんとか部隊でもいいのだ。
 なにか、日本が中国・韓国と絡めて、悪いことをした—と思い込むような材料が見つかればいいのだ。
 それを材料に「やれ日本が悪いことをした」「謝罪しろ、賠償しろ」--となるのだ。

 逆にいえば、中国・韓国にとって「たかりのネタ探し」でない、歴史研究なんぞになんの意味がある。
 元寇なんて、加害者側が中国・韓国ではないか。

 日本から反対に謝罪しろ、賠償しろ—といわれかねない「ネタ探し」であろう。
 そんなものに、韓国・中国がのってくるわけがあるまい。

 それが、分かった上で、下村さんは中国へ韓国へ提案しようとしていたのか。
 韓国・中国は、「人をおちょくているのか」--と思っただろうなぁ。
 いや、立派、立派。

 以下、新聞から抜粋。

 下村文部科学相は、 韓国で慰安婦問題を担当する趙允旋女性家族相に対し、 日韓にモンゴル、中国を交えた元寇の共同研究を提案したことを明らかにした。
 下村氏がスイスのダボスで開かれた「世界経済フォーラム年次総会」の関連会合で 趙氏と立ち話をした際、「共同研究の端緒にしたいと尹炳世外相に話したい」と提案。

 趙氏は「2月に改めて朴槿恵大統領から歴史教育の共同研究で提案する準備をしている」と説明したという。
 朴氏は日中韓3カ国を念頭に「北東アジア地域で共同の歴史教科書を発刊すべきだ」 と提唱している。
 現地で会談の可能性を模索していた尹炳世外相との会談は実現しなかった。
 下村氏は会見で、ダボス会議に出席した朴大統領について 「お話ししたかったが、異常なほど韓国側の警備が私に対してシフトされ、近づくことさえできなかった」と。


▲補足、感想など

 元寇を日中韓で共同研究ねぇ。
 どう考えても、中国・韓国には悪い冗談としかとられまい。

 もし、真面目にそう思ったというなら、下村さんって、天然ボケに近いなぁ。