2014年1月26日日曜日

日本は、北朝鮮に対しても賠償金を支払い済みだ。

1965年、日本は韓国に対して北朝鮮の分も含めて賠償金を支払った。
 あれ、もう、すべて言い切ってしまったな。

 だから、北朝鮮にも仮に北朝鮮と統一した場合の韓国に対しても支払う必要はない。
 朝鮮半島がらみで1945年までのことは、1965年で一切合切かたがついている。

 以下、朝鮮日報から抜粋。


 スイスの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、安倍晋三首相が朴大統領の講演会場に座っている写真を見ると、ある種のペーソスが感じられる。
 「一国の 首相がなぜあれほど軽々しく振る舞うのか」という同情だ。

 北朝鮮の金正恩第1書記が手を振るとき、私たちは習慣のように不吉さを感 じる。
 「口蜜腹剣」に 対する警戒心だ。
 ならば、安倍首相はどうだろうか。
 トラブルを起こしておきながら愛情を請う悪童 に接するときのように、放っておいてもいいのだろうか。

 入江昭ハーバード大学名誉教授は、日本の外交を「無思想の外交」と表現した。
 「良く言えば現 実主義、悪く言えば日和見主義」だというのだ。
 現実主義が19世紀末、確 立された現実に、私たちは苦々しさを覚える。
 しかも、その現実主義により力を伸ばし、最終的に 征韓論を貫徹したことはさらに苦々しい。

 日本の外交の現実主義は、大衆の前で崩れる姿を首相自ら演出する、一種の信念のようなも のだ。
 ブッシュ前米大統領の前で歌った小泉 純一郎元首相のパフォーマンスは極端なケースだ。
 安倍首相の振る舞いは小泉氏に比べれば重 みがある。

 近代日本の外交原則に「主権線」「利益線」という概念がある。
 主権線は日本本土、利益線は本 土の安全を守るため確保しなければならない「味方」の範囲を言う。
 その範囲は朝鮮半島は常にその中にあった。
 日本は今も韓半島の 位置をそのように考えているのだ。
 日本は今、韓国が日本の利益線から外れていると思っている。

 もちろん、過去の歴史を覆した日 本に大きな責任がある。
 しかし、歴史観を正すような安倍首相ではない。
 だからと言って、韓半島を諦める日本でもない。
 安倍首相はどのように韓国の離脱を防ごうとしているのだろうか。

 日朝国交正常化の動きはこれまで2度あった。
 どちらも自民党政権が推進した。
 日本の利益線 を韓半島全体に拡張しよういう試みだ。
 日朝国交正常化の意義は、国交正常化だけにはとどまら ない。

 巨額のカネが付いてくるからだ。
 日本がまだ支払っていない北朝鮮側に対する植民地請求権資金だ。
 14年前の交渉時は50億-100億ドルと の報道があった。
 今話し合うならさらに大きな額になるだろう。

 このカネは、日本が韓半島に対して負った負債だ。
 しかし、誰に返すかは日本の選択にかかっ ている。

 日朝国交正常化により負債を返済して金正恩政権を引き延ばさせるのか、それとも将来 南北統一された後の韓国に借金を返し、韓半島の早期安定に寄与するのか。

 日本は韓国が自国 利益線のどの地点にいるかを細かく見極めながら、はかりにかけるだろう。
 日本の選択によって 韓国の将来は揺れ動く可能性がある。
 日本の外交が「無思想」で「魂がない」ということは何度も証明されている。

 米ソ対立が激化した とき、火の粉を避けようとしてソ連と国交を結んだのは「親米国」日本だ。
 米国が中国に接近しよう とすると、その間に割り込んで中国と先に手を握ったのも日本だ。
 日本は利益のためなら何でもし たし、これからもそうだろう。
 安倍首相の行動を軽々しく考えてはならない。
 内に秘めた「腹剣」を理解し、対応しなければなら ない。
 日本は今も「打つ手」がある国だ。

 鮮于鉦(ソンウ・ジョン)国際部長


▲補足、感想など

 なんだ、この記事は。
 韓国人って、自分の姿が見えないのだなぁ。
 自分をこう巨大な国家だとか思っている訳か。

 日本は、朝鮮半島に領土的な野心はない。
 そこに住んでいる民族が朝鮮民族ではないか。
 恨みと嫉妬だけが「生きがい」のような人間と関わりあうのも嫌だ。

 14年前って。
 北朝鮮に小泉さんが行ったときのことか。
 お金がどうこうという話だが、べつに賠償金という話ではあるまい。
 冒頭でふれたように、1945年までの一切合財の賠償金を、北朝鮮の分も含めて支払済みだ。
 確か、3億ドルぐらいだったかな。

 小泉さんが、北朝鮮へお金がとうこうと言ったのは、国際社会と協調して国家の発展を望むのであれば、日本も少しは協力しますよ—とか言ったのであろう。
 賠償金とは関わりもない。

 まあ、それにしても。
 韓国が北朝鮮と統一するって。
 本当にそんなことを思っているのか。

 統一して、数千万人もいる非熟練な、貧乏な人間をどうするのだ?
 働きもせず、餓死するような—そんな人間をどう面倒をみるのだ。
 その費用を考えてもみよ。

 そう考えると、思うのは一つさ。
 今のままで、北朝鮮に人達には、自分の場所で頑張ってもらうしかない—と。
 だから、「統一」とかは口だけさ。

 ならば、賠償金だっけ。
 そもそも、そんなものはないのだけれど、統一ということもあり得ないので、単なる空想でしかない。

 何度でも繰り返すが、日本は朝鮮半島など、どうでもいい。
 韓国も北朝鮮もどうでもいい-

 もう、戦後レジームも終焉した。
 日本で洗脳工作を担当していた朝鮮系の人達も、もう舞台から降りてもらう—そういうタイミングが来ている。