2014年11月14日金曜日

韓国朴大統領、日中韓首脳会談を提案。歴史問題を前提とせず。

どこに核心があるのかな。
 韓国が、日本からそっぽを向かれて、どうにもこうにも苦しくなったのだろうな。

 日韓だけの首脳会談だと、歴史問題で絶対に引き下がらない—という建前だから、会談はできない。(だって、日本も慰安婦などで謝罪も賠償もしないから)
 それならば、日中韓という三者の会談ならば、上の前提を守らなくてもいいし、中国の習近平国家主席がそれなりに韓国を助けてくれるだろう—と。

 まぁ、そんなことを考えたということだろうな。

 でも、安倍さんが動くかな。
 だって、もう、習近平さんの仏頂面を見ながら、「握手」したではないか。
 あの握手で、世界へ向けて、東アジアでは当分、武力紛争を発生しませよ—とアピールしたのだ。
 安倍さんの仕事として一旦完了したのだ。
 また、韓国の朴大統領とはそもそも話し合う気などさらさらない。

 今さら、なにを会談するのだ?
 通貨スワップ? カネクレ?

 もう、2000年頃までの日本とは違うのだ。
 日本在住の朝鮮系洗脳工作員達の扇動では、もう、日本人は動かないよ。
 1997年頃の通貨危機のようなことを考えてもだめさ。

 1997年の通貨危機が一段落したとき、韓国人は日本に向けてなんといったか—記憶にないのか。
 手のひら返しのようなことは、もう二度とさせはしない。
 昨年、週刊誌に載った記事を転記したい。

--ここから--
 日本の援助に仇で返し続けてきた韓国 経済破綻しても自業自得

 日本と韓国が緊急時にそれぞれの通貨を融通しあう通貨スワップだが、日本にはほとんど メリットがなく、韓国救済が目的といっていい。
 経済評論家のj氏が解説する。

 「2011年には700億ドルに増額していた日韓スワップですが、201210月に韓国が30億に。そして今年7月に日韓通貨スワップはなくなった。まだ残って いるのは2003年のチェンマイ・イニシアチブの分の100億ドルだが、20億を超えるとIMFの管理が 入るので実質20億が上限。これも再来年2月で切れることになる」

 韓国の態度は、困った時には救いの手を求め、困った状況から脱したとたんに「バカにするな」 といってその手をはたくというものだ。
 ところが、j氏は、韓国が再び日本に救済を求めてくる だろうと予測する。

 「韓国はこのままいけばウォン高になり、輸出産業がダメになる。しかしウォン安政策をとれば 海外の投資家がウォン売りに走り、投機的なウォン売りが起きる。韓国は対外債務が非常に 多いため、ウォンの買い戻しができず、再び通貨危機になる可能性が高い。日本に通貨 スワップをお願いにくるしかない」

 20136月末時点で、韓国の対外債務残高は4118億ドル(約401000億円)で、3か月前に 比べて15億ドルも増加している。

 一方、反日を鮮明にしている朴大統領は、性格的にも「日本に助けてくれとは口が裂けてもいえないだろう」と語るのは経済評論家のm氏だ。

 「韓国は中国に擦り寄って、今年6月には通貨スワップ協定を3年間延長することで合意した。しかし、 韓国がいざ中国に助けを求めても、中国が援助の手を差し伸べることはないだろう。
 それどころか、 スワップ協定を反故にしてウォンが暴落するにまかせ、韓国企業を買い叩く手に出るのではないか」

 そうなると、最終的に韓国が泣きついてくる相手は日本しかない。
 だが、これまでの歴史を見る限り、 韓国を助けても仕方がないとの結論に到らざるを得ない。

 半導体技術を韓国企業に供与してサムスンをはじめとする電子メーカーを育て、さらに通貨危機の 際には身を削ってまで韓国を助けてきた日本。
 それらをことごとく仇で返してきたのが韓国という国である。

 こんな国が経済破綻したとしても、まさに自業自得。
 これこそ、日本が「歴史を直視」した結果、導き出す答えである。

 ※週刊ポスト20131213日号

--ここまで--

 上の日中韓の首脳会談とは、記事にある「日本への泣きつき作戦であろう。

 日本における戦後レジームは完全に終焉したのだ。
 今、日本は未来へ向かって「新レジームの構築」の真っ最中だ。

 以下、新聞から抜粋。

 韓国の朴大統領は、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)の首脳会 議で、日中韓3カ国の首脳会談の開催を「希望する」と述べた。

 これに先立ち、韓国外務省報道官は、韓国は日中韓首脳会談の開催 に歴史問題などの条件は付けていないと表明。
 議長国を務める韓国の朴氏が首脳会談の開催を求めたことで、近い将来の開催が現実味を帯びてきた。

 首脳会談は2012年12月の第2次安倍政権発足後は開かれていない。
 日本政府によると、安倍晋三首相も日中韓の首脳会談を呼び掛けた。


▲補足、感想など

 近い将来の開催が現実味を帯びてきた---って。
 本当にそうかなぁ。

 冒頭でふれた。
 安倍さんは、一応、今度の習近平国家主席との会談で目的を果たした。

 だから、もう、別に急いてもいない。
 韓国の朴大統領から、慰安婦がどうたら、歴史認識がとうたら—言われても、あっそう--と受けながすだけだし、日本から謝罪の賠償の--という話も一切でない。

 習近平さんとも、先日、顔をあわせたことだし、別にもう緊急に会う必要もない。

 だから。
 予備会談である外相会談で、どうしても安倍さんが—という条件が整わなければ、安倍さんは動くまい。
 そりゃ、口で、いつでもドアは開いている—とかいうさ。それが外交辞令ってものだ。

 しかし、朴大統領から「カネクレ・タスケテクレ」という話だけなら、そりゃ、その前に韓国側はやるべきことがあるだろう、やることをやって、その上でチャンと頭を下げて「カネクレ・タスケテクレ」と言いにおいで—というのが安倍さんの立場だろうな。(言われたから、じゃ助けるというかどうかも分からないが--

 だから。
 おそらく、この日中韓首脳会談って、安倍さんが忙しいので—とかの理由で成立しないな。
 日中韓での外相会談がせいぜいというところだろう。

※追記。

 上の朴大統領のカネクレに、日本側からアシストしそうな議員達をご紹介しておこう。

 先日、韓国へ日韓議員連盟として行った日本の国会議員達。

 自民(額賀副志郎、河村健夫、中谷元、金子恵美、武田良太、三原朝彦、竹本直一) 
 民主(白眞勲、中川正春、大畠章宏、直嶋正行、安井美沙子、 藤田幸久、岸本周平)
 共産(志位和夫、笠井亮、 紙智子、穀田恵二)
 結いの党 (寺田典城)
 維新(伊東信久、谷畑孝、鈴木望)
 公明(山口那津男、遠山清彦、高木美智代、石井啓一、中野洋昌、國重徹、興水恵一、樋口尚也、平木大作)