2014年11月22日土曜日

自民党は現有議席を上積みすると飯島さん。

▲飯島さんのあの不気味な顔で、言われると、なにか信憑性があるような。
 まぁ、飯島さん自身がいろんなところにパイプをもっていて、それなりの情報を得た上で、しゃべっているのだろうが。

 世論調査だって、独自にやっている可能性も高かろう。
 飯島さんの話は横においておいて。

 今の日本の政治を考えるとき、2つの柱のようなものをまず、考えておくべきだと思える。
 それは。
 あ、戦後半世紀以上も続いた戦後レジームというものが崩壊・終焉し、日本はいま「新レジーム」というものを構築しようとしていること。
 い、安倍一強時代というものが、これから5年間は継続しそうなこと。

 現時点では、この2つを基本としてものを考えていかなくてはならないのだ。
 そして、安倍さんは、自分の一強時代の5年間という日時を使って、3つぐらいのテーマを果たそうと目論んでいる。
 それが、1、ロシアとの北方領土問題の解決 2.憲法問題 3.拉致問題を含む、朝鮮半島問題。

 5年間という歳月が長いのか短いのかは分からない。
 しかし、上の3つのテーマを果たすには、かなり手際よくやらねばなるまい。
 そのためには、邪魔をしそうな「輩」をできるだけ排除したい。

 その邪魔をしそうな輩とは、上でふれた崩壊した戦後レジームを構成していた朝鮮系の洗脳工作員達だ。

 で。
 戦後レジームを構成し、工作活動を半世紀以上も行ってきた工作員たる国会議員達を今度の選挙でできるだけ「排除」したい—と安倍さんは目論でいるのだろう。
 このあたり、日本の国民がどれだけ理解しているのかな。

 結果として、飯島さんのいうように、自民党が現有議席数を上積みすることになるのかもしれないな。(分からないけど--


 以下、ある人のブログから抜粋。


 「政権の継続を確実にする」ことこそ、安倍首相の念頭にあることなのだろう。
 総理大臣とはそういうものだ。
 そう感じたのはコラム「飯島勲の激辛インテリジェンス」を読んだときだ。

 飯島氏はこう書いている。
 今度の選挙に大義がないとか論争になっているけど、はっきり言わせてもらう。
 永田町暮らしの経験から見て、間違いなく自民党は現有議席から上積みするよ

 理由は民主党の準備不足や他の野党の四分五裂、知名度不足。
 一方、公明党は来年4月の統一地方選との日時を開けたいので、今の時期はもろ手を挙げて賛成する。
 閣僚のスキャンダルも解散ですっきりさせたい。
 というわけで、今選挙せずにいつやるか、といった調子である。

 来年はほかにも原子力発電所再稼働問題や集団的自衛権の行使容認に向けた安全保障法制の国会審議もあり、世論の逆風が見込まれる。
 FRBのゼロ金利解除が早まることによる市場の混乱、中国経済のバブル崩壊、失速リスクもある。

 総理としては「今のうちに」という判断が正しいのかも知れない。
 少しでも政権維持のためになるように行動する。

 選挙民も、アベノミクスや原発政策、外交などに不満はあっても、「日本の安定、反映に結びつく内閣を」と望む。今は安倍政権より良さそうな内閣は考えづらい。

 今回の選挙の投票率は低めだろう。
 しかし、飯島氏の言うように議席を上積みするほど強気に見れるかかどうかはともかく、政権を離脱しなければならないほど、議席を減らすことはない。

 問題はその先である。
 安倍首相はアベノミクスを堅調な形に保てるか、「日本を取り戻す」政治を進められるか。


▲補足、感想など

 アベノミクスなるものが、成功するか否か—てのがそんなに大きな問題なのかなぁ。
 不景気な時、近江商人の地元では、家を建てた—という。
 家を建てれば、大工とか木材とか様々なところに波及して、お金が回っていく。言わば、誘い水だ。

 今のアベノミクスの例えば、東北地方の震災からの復興事業などは、上の近江商人が家を建てるという話と同じで、景気回復への「誘い水」に過ぎない。
 そこから先は、個々の企業および個人の努力なのだ。
 なんでも、お上に頼るな。

 景気回復に特効薬などありはしない。
 今の土木建築などを主したやり方は、とっかかりとしては正統的なやり方だ。
 今の「やり方」しかないのだ。

 次にどんな手が打てるか—ということは大切だけれど、最初から正解のやり方ってない。
 あれば、どこの国だってやっているはず。
 これから先は試行錯誤だ。
 だからモタモタするし、うまくいくかどうかも分からない。失敗ということになる可能性は高い。

 でも、民主党政権と比較すれば、まだグランドデザインのようなものが見える。
 民主党政権では「方向性」すらも見出すことが出来なかった。

 冒頭でふれた。
 もう5年間は、安倍一強時代が続く。
 安倍さんにここは任せるしかないのだ。最終的にはアベノミクスは失敗となるかもしれない。
 でも、上でふれたように第三の矢に「正解」などありゃしない。
 任せるべきは任せるしかない。