菅さんの政権も、ここら辺りが限度と発言。
筆者は、菅さんのモタモタ感がどうも嫌(いや)だ。
指導者というものは、ドラクロアの名画「民衆を導く自由の女神」のようなものであるべきと考える。
混乱の中、瓦礫を乗り越えて、理想の旗を掲げて先頭をゆくもの・・・というイメージを国民に抱かせないものはその資格がないと思う。
とくに思うjのは、仮設住宅の建設、瓦礫の撤去、都市計画を決定することのモタモタ感、義援金の分配のモタモタ感。
あれこれ、なぜ、さっさと決めることができないのだ。
なんというか、多少、失敗があってもいいじゃないか。それよりも拙速ということが一番大切なことではないか。
う~ん、結局、菅さんに自信がないからだろう。
まともに組織の中で働いたことがないからだ。
まるっきり社会経験・社会常識のない人間が首相となっているというこの現在の日本のおかれている奇妙さをみよ。
以下、新聞から抜粋。
西岡武夫参院議長は、東京電力福島第1原発事故に対する菅直人政権の対応を批判し、「もうここら辺が限度」と述べ、退陣すべきだと。
議長が、内閣総辞職を要求するのは極めて異例。
西岡氏は内閣不信任案の提出時期について「会期末では遅すぎる。サミット前が常道だ」と述べ、26日からの主要国首脳会議前の提出を促した。
自民党の谷垣禎一総裁は、首相が平成23年度第2次補正予算案を今国会に提出せずに会期を閉じる場合、不信任案を提出する考えを示した。
谷垣氏が条件付きながら不信任案提出を表明したのは初めて。
谷垣氏は「まだ復旧分野でやることがあり予算化が必要だ。政府が国民の不安を解消できないなら不信任案も考えないといけない」と
公明党の山口代表、みんなの党の江田幹事長も同様の考えを示した。
民主党は第2次補正予算案の一部を前倒し、1兆円程度の補正予算案を今国会に提出し、会期を1カ月程度延長する。
予備費の積み増しにより、被災者支援などに充てる。
民主党は第2次補正予算案の一部を前倒し、1兆円程度の補正予算案を今国会に提出し、会期を1カ月程度延長する。
予備費の積み増しにより、被災者支援などに充てる。
首相は、今国会中に新たに補正予算を組むことで野党側の批判をかわす。
▲補足、感想など
菅さんが、簡単にやめるかどうかは分からない。
どう批判しようと、現職の首相を辞任させることは容易ではない。
民主党にはもう後があるまい。
菅さんが最後の砦だということだなぁ。
不信任案が通れば、菅さんが思い切って衆議院の解散総選挙ということになるのかもしれない。