▲なんというかなぁ。
嘉田さんという人の言っていることは無茶苦茶だ。
彼女にブレインがいるのかどうか知らないが、いたとしてもこれでは使い物になるまい。
嘉田さんの党は、「卒原発」なる言葉がウリらしい。
ところが、インターネットで原発推進か否か—を問うと、その答えが表題の通りだ。
嘉田さんより、国民の方が余程賢いということだなぁ。
以下、新聞から抜粋。
日本未来の党が、インターネット上でプレ投票を行ったが、「原発推進に、賛成ですか?」との問いに 賛成78.8%、反対21.2%と、推進が圧倒的な多数を占め、同党の政策とは逆の結果が支持される 結果となっている。
また、その後は「脱原発に賛成ですか?」と質問を実施したものの、賛成30.2%と低調な ままで、政策とは反対の結果が出てしまった。
代表の嘉田氏はサイト上では「ふくしまの事故は、まだ収束していません。一刻も早く、この事故を 終わらせて、私たちは、原発から卒業していく道のりを定めなければなりません。
まずは、原発稼働を ゼロに。
その中で、安全や雇用・経済対策などの課題に責任ある対応をしながら、すべての原発の 廃炉をめざしていきます」と、脱前発を呼び掛けている。
また、ドイツの例を出して、5兆円規模の産業と38万人の雇用を生み出して地域が活性化しているという。
▲補足、感想など
だから---と思う。
原発をゼロにするというなら、原発に代替するエネルギー源を示してみよ。
原発を停止すれば、エネルギーなしでどう暮らしていけるのか?
その問いに答えてみよ。
なにが、「卒原発」か。
馬鹿馬鹿しいとしかいいようがあるまい。
また、ドイツの例とは一体なにを意味しているのか?
太陽光での発電を示しているのか。
太陽光発電は、面積当たりの効率が悪く、主たるエネルギー源とはならない。
また、そのコストがそのまま電気代にのっかるのだ。
ちょっと古いがドイツの例を示した記事があった。ご紹介したい。
--ここから—
再生可能エネルギー法の見直し
7月1日から再生可能エネルギーの全量固定価格買い取り制度をスタートさせた日本に 衝撃的なニュースが飛び込んできた。
ドイツが太陽光発電の買取制度を大幅に修正することが決定したという。
6月27日に開催された上院と下院の両院協議会において、以下の政策変更が決まり、同29日に内容を盛り込んだ法案が成立した。
・太陽光発電の買い取り価格の20~30%の引き下げ。
・太陽光発電の累計設備容量が5200万kWに達した後は太陽光発電の買い取りを中止
国民負担が非常に大きくなっていること(月間消費電力量が約300kWhの一般的需要家の負担額が 月1000円を超え、そのうち約半分は太陽光発電に起因したものとなっている)こと
シュピーゲル誌は「太陽光はドイツ環境政策の歴史の中で最も高価な誤りになる可能性がある」と指摘している。
--ここまで—
こんな愚劣なことを、日本で再現しようとしているのか。
嘉田さんという人は。