▲小沢さんは原発問題は「政治問題」としたいらしい。
でもなぁ。
そもそも、原発の問題は、原発に代替するエネルギー源がなにか? そして、いつ頃までにどれだけの量が発電できるか—という技術的な問題ではないか。
その点を押さえておかずに、議論するなんぞ、「机上の空論」そのものだ。
以下、新聞から抜粋。
日本未来の党の小沢一郎氏は、首相官邸や国会周辺で毎週金曜日に行われている 反原発を訴える抗議集会に参加した。
小沢氏は国会正面前で「衆院選で『脱原発』の声は必ずしも広がっていない。私は非常に心配している。
脱原発が争点から外されている。皆さんの声を1人でも多くの国民に伝えてください」 と支持を訴えた。
この日の集会には、共産党の候補者らも参加した。
▲補足、感想など
なんどでも言いたい。
「脱原発」などという「空論」ではなにも進展はない。
今、太陽光発電などを設備する家庭が増えてきたようだ。
それはそれなりに評価するとしても、原発に代替するだけの量はとても賄うことはできない。
やはり、地熱発電とか潮流発電とか—もっと効率の高い発電方法を実用化するしかない。
また、宇宙空間で太陽光発電をするという方法もjaxa
が試みようとしている。
こういう代替エネルギー源を見つけようとする試みは進められているが、実際に実用化され、どれだけの発電ができるものか—現在では予測もできない状況だ。
果たして、結果として原発に代替するものか—もはっきりしない。
だから。
冒頭でふれたように原発は、政治問題ではない。
技術的、科学的な問題だ。
まずは、現在の生活を継続するためには、原発は必要不可欠なエネルギー源なのだ---そのことを直視しよう。
小沢さんの言っていることは、机上の空論というか、科学的な知識のない・軽率な人間の暴論でしかない。