2012年12月14日金曜日

原発問題は、そもそも政治問題ではない。


▲小沢さんは原発問題は「政治問題」としたいらしい。
 でもなぁ。
 そもそも、原発の問題は、原発に代替するエネルギー源がなにか? そして、いつ頃までにどれだけの量が発電できるかという技術的な問題ではないか。
 その点を押さえておかずに、議論するなんぞ、「机上の空論」そのものだ。
 以下、新聞から抜粋。

 日本未来の党の小沢一郎氏は、首相官邸や国会周辺で毎週金曜日に行われている 反原発を訴える抗議集会に参加した。
 小沢氏は国会正面前で「衆院選で『脱原発』の声は必ずしも広がっていない。私は非常に心配している。
脱原発が争点から外されている。皆さんの声を1人でも多くの国民に伝えてください」 と支持を訴えた。
 この日の集会には、共産党の候補者らも参加した。


▲補足、感想など
 なんどでも言いたい。
 「脱原発」などという「空論」ではなにも進展はない。
 今、太陽光発電などを設備する家庭が増えてきたようだ。
 それはそれなりに評価するとしても、原発に代替するだけの量はとても賄うことはできない。
 やはり、地熱発電とか潮流発電とかもっと効率の高い発電方法を実用化するしかない。
 また、宇宙空間で太陽光発電をするという方法もjaxa が試みようとしている。
 こういう代替エネルギー源を見つけようとする試みは進められているが、実際に実用化され、どれだけの発電ができるものか現在では予測もできない状況だ。
 果たして、結果として原発に代替するものかもはっきりしない。
 だから。
 冒頭でふれたように原発は、政治問題ではない。
 技術的、科学的な問題だ。
 まずは、現在の生活を継続するためには、原発は必要不可欠なエネルギー源なのだ---そのことを直視しよう。
 小沢さんの言っていることは、机上の空論というか、科学的な知識のない・軽率な人間の暴論でしかない。