▲安倍政権が、内閣ができて以来、猛ダッシュで動き始めている。
この3年という空白を埋めるかのように----。
その行動の余りの速さのため、中国の習近平次期国家主席もうまく反応できないようだ。---まぁ、習近平という人の地頭のキレがもうひとつ--ということもあるのだろうが---。
麻生さんが、年明け早々、ミャンマーを訪問するという。
ヨーロッパ諸国、アメリカ等の不況に対して、東南アジア諸国の新興国の元気のよさが目立つ。
文字通り、勃興期に当たるのだろう。
日本企業も、中国から資本の移動を開始している。
まだまだ、時間は掛かるだろうが、ヨーロッパ諸国のように「階級社会」という重い軛(くびき)をしょっていないだけ、成長しやすい—ということもあるのであろう。
以下、新聞から抜粋。
麻生太郎副総理兼財務相は1月2日から、民主化と経済発展が進むミャンマーを訪問する。
麻生氏は3日にテイン・セイン大統領と会談、
円借款に加え民間投資拡大などで積極的に支援を継続すると表明する。
安倍政権は、成長するアジア経済圏を取り込むことで成長を加速させる戦略を描いている。
首相経験者である麻生財務相による訪問で、アジアで日本の存在感を高める外交戦略をアピールする。
ミャンマーには豊富な天然資源と労働力があり、各国が関係を強化しようと競っている。
日本政府は来年1月にミャンマー向け延滞債務約5千億円を解消し、
早い時期に500億円規模の円借款も再開する。
麻生氏が資金支援の継続を約束し日本企業のさらなる参入を後押しする。
麻生氏は第2次大戦の戦没者が埋葬された日本人墓地も訪問し、5日に帰国する。
▲補足、感想など
本当に、麻生さんは身軽に動く。
元首相、元外務大臣で、現在副首相・財務相---この肩書で、これだけ軽々と動くとはなぁ。
危機突破—か。
ある意味、混乱期なんだろうなぁ。
こういう場面になると、麻生さんは生き生きしてくるなぁ。早々にフル回転しているようだ。
ミャンマーは、いま、もの凄い勢いで、発展しているらしい。
自由を繁栄の弧の中の一国として、日本としては仲良くしたい。