2014年6月2日月曜日

北朝鮮に騙される日本政府ではない—と石破さん。

表題の石破さんのコメントの意味ってなんだろう。
 この北朝鮮による拉致被害事件の担当者から、徹底的に朝鮮系工作員を除外している—という意味なのかな。

 前回、小泉さんが北朝鮮へ訪問した時は、あの怪しい怪しい元外務省の田✕さんという朝鮮系工作員が入っていた。<ミスターエックスなんて、どこで知り合ったのだ?><あぁ、安倍さんが議事録を数ページ破って隠したとか言っていたなぁ、破った議事録をどこにやったんだ?>
 今度は、外務省の役人の中でも、氏素性を調べ、朝鮮系工作員を徹底的に排除したという意味なのではないのかな。

 背中から撃たれてはどうにもなるまい。

 逆に言えば、石破さんの発言は、戦後レジームが完全に崩壊したことを日本の国民へ向かってアピールした言葉ではないのだろうか。

 以下、新聞から抜粋。

 今回なぜ、北朝鮮が拉致被害者の再調査に応じたのか。
 おそらく経済が極めて厳しい状態に追い込まれたからだ。

 若い独裁者は 自らの後見人であった張成沢を粛清した。
 張成沢が粛清されたことで、中国との関係を失った。
 北朝鮮を支えてきたのは中国だ。

 中国との関係が断ち切られた今、何としても経済をなんとかしないといけない。
 そのために日本に対して再調査に応じることになった。

 だまされているのではないか、大丈夫か、そういう世論が強いことも我々はよく承知している。
 しかし、安倍晋三という人は、自分が もう一度首相になって、この拉致問題を自分の手で解決をしたいという強い思いのもとで政権を担当している。

 だまされるなどいい加減 なことを日本政府はしない。


▲補足、感想など

 前回は、小泉さんの時か。
 まだ、インターネットが日本全国に普及していない時か。
 冒頭でふれた怪しい怪しい田✕さんを排除するにも、外務省内部、世論が納得しなかった—ということだろうな。

 こうして、戦後レジームが崩壊して、外務省内部の朝鮮系工作員を徹底的に排除して、拉致担当とすることができた—そんな意味なのだろうな。

 やっと、日本人主体で、日本人のペースで交渉ができるということだろう。

 以上を踏まえて、菅官房長官がコメントしている。それをご紹介。

--ここから--

 菅義偉官房長官は、日朝政府間協議で北朝鮮が約束した拉致問題の再調査について、「日本側調査団の 『滞在』が、合意文書に入れられた」と述べ、外務省や警察庁などの職員を調査団として北朝鮮に派遣する考えを示した。

 日本側調査団は、北朝鮮で拉致被害者の関係者と面会したり、関係先を訪問したりして、北朝鮮当局の調査結果の確認や 裏付け作業をする。
 北朝鮮が特別調査委員会を立ち上げる約3週間後までに調査団の態勢を決める。

 菅氏は「今回は合意が文書でされた。
 北朝鮮が(日本と)同時に国内向けに発表したことも異例だ。

 これまでは『滞在』という言葉 はなかったが、今回、強く要請して受け入れられた」と強調、北朝鮮の対応に一定の評価をした。

--ここまで--