▲表現の自由が奪われる—というか。
そもそも、規制なんて無理なのだと思われる。
この問題は確か、数年前にアメリカの裁判所でも判断があって、規制は無理だ—とか判断したのではなかったかな。
それよりも、漫画とかアニメの持つ「可能性」のようなものに注目すべきだと筆者は感じる。
ちょっと、昔の掲示板への書き込みだけれど、それをご紹介したい。
--ここから--
2011/11/03(木)
◇まあ、
日本人は余り意識していないが、
ここ十年来の欧米諸国の日本に対する見方や評価が劇的に変わってるよな。
欧米から見れば、これまで日本人は、「生魚を食べ床に寝る小利口な野蛮人」てなイメージにしか過ぎなかったが、
しかし今や彼らは、その生魚を寿司として日本人以上に大好物として食べまくっている。
日本人の生活習慣や考え方も、アニメなどを通してオタクが誕生するほど理解されて来た。
先ほどの東北大震災や福島原発事故で、日本への評価がガタ落ちしてもオカシクなかったが、逆に日本の復興への非常な期待感から、通貨の円は急騰してしまうほど。
アメリカも、太平洋戦争時の日本人に対したイメージを現在、一新しているのではないか。
◇442連隊は、評価さえも人種差別で低くされていたんだよ。
オバマ政権になって、それが再評価されている。
ダニエル
イノウエが上院仮議長なのも大きい。
--ここまで--
以下、新聞から抜粋。
菅義偉官房長官は、同日成立した改正児童ポルノ禁止法が児童ポルノに類する漫画やアニメなどに関する規定を除外していることについて、「児童を性の対象とする風潮を助長する
恐れがある一方、その規制には表現の自由が問われる問題があるため慎重な検討が必要だ」と述べ、
将来の漫画などへの規制に慎重な姿勢を示した。
▲補足、感想など
外国では、アニメ・ゲームと犯罪の発生率とに関係があるらしい。
その記事を紹介したい。
--ここから--
2011/06/28(火)
アメリカでは過去20年、犯罪率が減少の一途をたどっている。
その理由の1つはビデオゲームの影響かもしれない。
FBIの発表によると、殺人・盗難の発生率はともに1991年から98年にかけて減少。
ここ2年は、景気後退で失業率が高いにもかかわらず再び急激に落ちている。
考えられる要因を10項目挙げており、その9つめにビデオゲームを取り上げているのだ。
以下がその訳。
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9.
先月発表された研究によると、ビデオゲームによって若者の外出が減り、犯罪に
かかわることがなくなっているという。
テキサス州の研究者たちは、次のように言っている――
この効果は、暴力行為を触発しているかもしれないゲームの直接的影響を相殺してあまりあると。
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犯罪率の減少は、いくつもの要因が複雑にからまって起きるもので、どれが
決定的とはいえないかもしれない。
だが少なくとも、ゲームが犯罪増加の要因と
みなされていないことは注目すべきだろう。
なお、ほかの要因としては、「オバマ大統領就任が黒人の若者に及ぼしたプラスの影響」
「クラックの需要減少」「警察のスマートな活用」「犯罪防止用の戦略管理
システムの導入」「合法中絶」「刑務所に収監される囚人の増加」「無鉛ガソリンへの変更」
「ベビーブーマーの成長」「カメラ付き携帯の増加」が挙げられている。
--ここまで--
上の記事に掲示板に書き込みがあった。それをみてみよう。
--ここから--
◇海外フォーラムみてると連中はゲームだけじゃなく
日本のアニメも見まくってるね。それも結構和風な作品も人気が高い。
◇そりゃ引きこもってりゃ犯罪は起せんし巻き込まれるのは減るわな
--ここまで--
今、世界の殆どの子供達\は、日本のアニメを見て、日本のゲームをしながら育つのだ。
日本人が産んだアニメとゲームのもつ可能性を信じてやってもいいではないか。