2011年6月4日土曜日

菅さんは長くは居座れない。

▲菅さんの出処進退について喧しいようだ。

 でも、なぁと思う。

 一旦、辞任という言葉を口に出したら、自分で居座ろうとしても、相手方が信用してくれない。

 アメリカのオバマさんだってそうだろう。

 辞任を口にだした以上、いつ辞めるか分からない人間とまともに話をしようと思うか。

 なにか、日米首脳会議の予定があるようだが、その前に辞任するにきまっているじゃないか。

 枝野さんがふれているのは、そのあたりの感触を掴んでいるからだろう。

 以下、新聞から抜粋。

 枝野官房長官は4日番組で、「そんなに長く居座るような気持ちは首相には全くないと思う」と述べ、早期退陣の可能性に言及した。

 さらに、首相が福島第一原子力発電所事故の収束まで続投する意向を示したという見方を否定し、9月に予定されている日米首脳会談についても、「(首相は)自分が出るという趣旨のことは言っていない」と指摘。

▲補足、感想など

 過去、こんな例があったかなぁ。

 筆者は、寡聞にして聞いたことがない。

 でも、冒頭でふれたように、これから話しあおうという外国側の首脳が「いついなくなともしれない人間」とまともな会談をするとはどうしても思えない。特にアメリカが。

 そうなると。だ。

 9月の日米首脳会議の段階で、新総理が決まっていなければならない筈。

 衆議員の解散総選挙はないとすると、菅さんが辞任して、民主党内か、連立の誰かに禅定ということになる。

 誰だろう。

 中国様への日本の主権移譲などと「売国そのもの」を主張する岡田さんはありえない。(関連するイオングループって一体なにを考えているのだろう。岡田さんの主張をみると恐ろしい集団ではあるなぁ)

 政治資金の問題で裁判にかかっている小沢さんということもありえない。

 ならば、

 記事にある枝野さん、前原さん、国民新党の亀井さん・・・ぐらいが下馬評か。

 いずれにせよ、7=8月中に、菅さんの辞任 → 新首相の決定 ということがなされる筈だ。

 ついでと言ったらなんだが、もう菅さんの顔とか声とか見たくも聞きたくもなくなったなぁ。

 日本にはこういう首相しかいないのか。

 一昨年の夏の衆議員選の時、民主党を支持した人達はこの現状を、自分がどういう人間を選択したのか、直視してもらいたい。