2012年12月25日火曜日

海江田さんではもたない


民主党の新代表に海江田さんがなったのだそうだ。
 う~ん、と思う。
 海江田さんが代表で、来年の参議院選を戦うのか-----
 ここは、本来なら野田さんが続投すべきではなかったのかなぁ。
 野田さんに比べ、余りに小粒になった気がしてならない。
 これは。
 逆に言えば、民主党という政党がいかに人材不足かを意味しているのだな。
 一番苦しいときだからこそ、政党内でもっとも有能な人間を配する---というのが、負け戦から反攻へ切り替える王道であろうに。
 ところで、先日来、日本で二大政党を—とかいう議論が聞こえる。
 アメリカの民主党、共和党を念頭においた、言い方だと思える。
 しかしなぁ。
 日本で二大政党など本当に可能だろうか。
 なにか、アメリカのモデルを理想形のように考えるっておかしくないか。
 あれは、アメリカ人に合ったやり方なのだ。
 日本人には、日本人にあったやり方があるはず。
 もう、アメリカの二大政党がどうこうと、アメリカを意識した政治から抜けだそう。
 日本がガラパゴスというならそうでよい。
 製品だけではなくて、政治のやり方でも「ガラパゴス」であって一向に構わないではないか。

 以下、新聞から抜粋。

 民主党は25日午後、都内のホテルで両院議員総会を開き、野田佳彦代表(首相)の後任を選ぶ代表選を行い、海江田万里元経済産業相(63)を新代表に選出した。

 代表選は党所属国会議員145人の投票で行われ、海江田氏が90票、馬淵澄夫政調会長代理(52)が54票、無効票が1票だった。



補足、感想など
 本当に、海江田さんを党のトップにして、来年、参議院選を戦うのか。
 まず、民主党の勝ち目はあるまい。
 輿石さんなんかが、参議院だったかなぁ。
 あぁ、来年の改選組ではなかったか。
 まぁ、民主党のことはもういい。当分、ジリ貧が続くだろう。一番しんどい時に、この布陣しかできない状況では-----
 さて、自民党のことだ。
 安倍さんの滑り出しをみていると、一回、挫折したことにより「老獪さ」が増したなぁ。
 それでも、前回も感じたが、安倍さんの周りのものがしゃべり過ぎる—なにか、情報がダダ漏れしている感じがする。
 もっと、安倍さんもだが、安倍さんの取り巻きの連中は、口を噤(つぐ)んで、情報がもれないようにすべきだ。
 今は、とにもかくにも、日本の経済を・景気をよくする—ということに集中すべきだ。
 その他のことは、とりあえず置いておいてもいいではないか。
 一番、大事なことに集中せよ。