2019年11月20日水曜日

日本の「お笑い」が、アメリカ人にも受ける?


ふ~ん、と思った。
 こんな話、昔、聞いたな、と思った。

 --ここから--

2010/05/23()

和むかどうかっちゅーと、またちょっと微妙な話だけど、欧米系から見た日本の評価の話
俺の友人の飲み友達に、人類文化学の教授がおってな

彼の分析と、同じ研究者として向こうの連中と話しあった結果、欧米が深層心理で日本をどう思っているかって結果が 「同化される恐怖」 なんだと
たとえば、日本になにか新しい文化が投入されるとする

普通の国の反応ってのは、大概それに対して拒否反応を起こして反発するか、 事大主義のようにそれ一色に染まる二極分化らしいんだけど 日本の場合、「自国の今ある文化と矛盾がないように、 ゆっくり吸収して、同一化する」傾向が強いんだって
同じように日本の文化が海外に出た場合 はじめは拒否反応を起こされることが多いんだけど、

いつのまにか「COOL!」であると評価をひっくり返しその後、ゆっくりとその国の文化の中に溶け込んでいく傾向が強いんだと

この「同化吸収」ってのが、 「いつか自分たちが日本の文化に染まってしまうんじゃないか」っていう恐怖になるらしい
基本が「征服と服従」である欧米や中国の文化とあまりに違うので、理解しずらいってのもあるみたい

で、彼らが一番恐れているのが、
「それを日本人は意図しないで、ごくナチュラルにやっている」こと、であり しかも、「その現象そのものはなんら苦痛をもたらさず、 むしろ心地よいため自然に受け入れてしまう」こと、だからなんだそうだ

意図を持ってやっているものは、それを見抜いてやめさせることが出来るけど、
意図せずに、呼吸をするように自然にやっていることは、やめさせることが出来ない

そもそも、いつの間にか自分たちがそれを望んで染まっていくので、どうしようもない、って苦痛もなく、むしろ快感の中でスライムにゆっくり消化されていく状態、とかそれに近い妄想を抱かせる恐怖らしい

「アインシュタインの予言」あたりの考え方も、この辺に根ざしているのかもしれんね


723 ::2010/08/19()
>>714

面白い考えだ。
日本人は日本人のために異文化と日本文化を融合させる。
出来上がったモノは元の異文化の成分を含んでるので そこを取っ掛かりに外国人も簡単に受容できるんだけど 実は日本の文化もたくさん含まれている。
知らずに日本の文化に染まった気にもなるだろうね。
しかし日本人には日本文化をこっそりと外国に広めようという 意図はまったくない。


2010/07/04()

欧州人はいつ気付くだろうか 日本文化の根源に日本語があることに。
真のルネッサンスは日本語を使うことだよ。

211 ::2010/07/04()
>>208
いいこといったな
日本語こそもっと世界で使われるべき もっとも既に日本語熱も世界で始まってるが

220 ::2010/07/04()
>>150

現状知らなさすぎ。今世界中でモームス、ベリーズ工房、キュート の曲を歌ったり踊ったりしてるのはyoutubeを見ればすぐ分かる
そもそもつんくとアレンジャーは70年代・80年代の洋楽・邦楽をチャンポンして尚且つ日本ならでは、つんくならではの新味を加えているから向こうの人には新鮮でノレる。

 世界でもジンギスカンやシャンプー、スキャットマンとかああいう分かり易くノレる音楽が ヒットする土壌があるんだからある意味当然。
 これと同じように興味を惹くダンスと「カワイイ」衣装を着たアイドルがセットで、今の日本のポップカルチャーが広まっている中、ウケないわけがない。

 米では今でもピンクレディを覚えているカルトなファンがいるくらいだから日本のアイドルという形態も受け入れられる素地はあるんだよ。
モームスを流行り廃りで恥ずかしいと思うよりもyoutubeで楽曲やパフォーマンスを見れば、ウケル要素が分かると思う


242 ::2010/07/04()

ハワイ在住だけどこちらではアニメンタリー決断とアパッチ野球軍が大人気だよ

247 ::2010/07/04()

まあ日本のアニメで育った外国人が日本に敵意を持つことはほとんどないわな。しかもその子供たちが大きくなってジャパンエキスポ主催したりしてるわけで。
日本を世界の敵国にして孤立させたい連中には面白くない傾向ではあるかもね。

やっぱりアニメは子供の頃に見始めるっていうのが大きいんだよね。
この日本の地位を奪いたいと特アが思うのも当然だね。
今の地位を日本は国をあげて守っていかないといけないと思う。

 --ここまで--

 と、日本文化の特質のようなものを知った上で、表題の記事を読んでみよう。

 20191119
ハリウッド映画『パルプ・フィクション』の脚本家「日本のアニメ『このすば!紅伝説』は星5つの満点!」:海外の反応

アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』は海外でも人気で劇場版『この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説』は北米でも公開され話題となっています。
そしてクエンティン・タランティーノ監督作品『パルプ・フィクション』の脚本を務めたロジャー・エイヴァリーが映画ファンのSNSLetterboxdで『この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説』で星5つの満点をつけたことが話題になっていました。


●彼のツイートによると、”余裕で劇場での最高な体験の1つだった。このために映画は作られてたと言ってもいいだろう。”とのこと。

●どうやら彼の娘さんが見るように勧めたらしい。

●↑母親も気に入ったんだとか。
Letterboxdでロジャー・エイヴァリーの娘ガラ・エイヴァリーが自分が父親を連れて行き、母親も気に入っていたとコメントしている

●>どうやら彼の娘さんが見るように勧めたらしい。これはもう大人気と言っていいな。

●アカデミー賞の脚本賞受賞者がアニメ映画を高く評価してるって凄いな。

●↑彼はタランティーノ監督の『パルプ・フィクション』の脚本を手掛けてる。
それだけでいかにとんでもない事かわかる。

●>アカデミー賞の脚本賞受賞者がアニメ映画を高く評価してるって凄いな。
ファーストコンタクト効果じゃないかな。別にこの作品を揶揄したいわけじゃなくて、まだ見てはいないけど良い映画だってのはわかってる。でもこの衝撃は何の衒いもないしっかりしたギャグアニメを初めて見たことで増幅されてんじゃないかって気がする。静かな部分もジブリ映画の柔らかなナンセンスもない、目から飛び込んでくる本物のトリップだ。

●アカデミー賞受賞者もアニメは高く評価してると思うぞ。もっともほとんどが宮崎駿、高畑勲、押井守作品だけど。

●たぶん日本人にとってはあまり意味がないのかもしれないけど、それでも自分が見た感じこの劇場版は成功したみたいだ。是非3期目も作ってほしいな。

●↑これはかなりの有名人による感想だからな。一般人の感想とは重さが違う。

●このすば>ゴッドファーザーがはっきりしたな。
※ロジャー・エイヴァリーはLetterboxdで『ゴッドファーザー』に星4つを付けている

●↑それは見過ごせんぞ。

●↑『このすば』にはこめっこがいる。『ゴッドファーザー』にはいない。単純な数学だ。

●ロジャー・エイヴァリーは『千と千尋の神隠し』よりも高く評価してるんだよな。
※ロジャー・エイヴァリーはLetterboxdで『千と千尋の神隠し』に星3つ半を付けている

●彼は『サイレントヒル』と『クライングフリーマン』の脚本を担当してる。元々少しオタク的なところがあるんだろうな。

●タランティーノは超オタクだ。その彼と友達って訳だから『このすば』も好みにあったんだろうな。

●アニメは芸術だ。

●↑言うまでもない。

●マジで?これはちょっと予想外だった。理由を聞いてみたいな。彼にとって”新しい”ものだったとか、ぶっ飛んでたとか、作品全体とか、あるいは技術的な部分とか。是非知りたい。

●この劇場版はこのすばファンが見たいと思っている全てが入っている。ギャグ、ふざけた行動、そして爆裂魔法。

●劇場版『このすば』はどこでいつ配信するだろう?

●↑クランチロールで後日。

●↑劇場では?何か月後くらいだろう?

●↑『幼女戦記』同様に既に劇場公開されてるぞ。配信がいつになるかはわからない。

●実にsubarashiii映画だったからな。全編笑いっぱなしだった。

●↑めぐみんかな。娘と誕生日が一緒だからね。それに”エクスプロージョン”が大好きだから!

●↑認める。

●彼は元からこの作品のファンだったんだろうか?それとも劇場版から入ったのかな?

●大した奴だ。

●楽しんでもらえたようで何より。

●素晴らしい趣味の持ち主だな。

●『プロメア』の感想も聞いてみたいな。しかしロジャー・エイヴァリーのような素晴らしい脚本家が自分達と同じだというのは名誉なことだね。映画の勉強中でいつか脚本家になりたいと思ってるんだ。

●予想外過ぎた。

●↑椅子からずり落ちたわ。

●これ以上ない位同意だ。

●マジなのかジョークなのかわからない。

●アクアが駄女神だということも知ってるのかな?

●これなんて世界線?

●ロジャー・エイヴァリーにとって『このすば』は、マーティン・スコセッシ監督のいうマーベル映画のようなテーマパーク映画なのか、それとも映画なのか、どっちなんだろう?それともその2つとも違う全くの別物?

●映画界にはもっと彼のような人物が必要だ。

12期も見て欲しい!

補足、感想など

 このすば—か。
 日本的な普通のお色気・キャグ漫画(アニメ)だろうなぁ。
 そして、お笑い部分がいかにも「日本風」なのだ。

 それを、アメリカの有名脚本家が高く評価したということか。
 上でふれた。

 「日本文化」という異形な怪物に「快感の中でスライムにゆっくり消化されていく状態」にあるのだろうな。

 上の記事には、日本人からの書き込みがあった。いくつかを拾ってみよう。

 --ここから--

2.アニメ映画らしいスケールの大きな話で十分に楽しめたけど個人的な、あくまで個人的な意見だけど、アクアとダクネスが好きなので
彼らの出番が少ない所為でわずかに不完全燃焼気味だった。めぐみんゆんゆんなど紅魔一族に焦点を当てた話だからわかってはいたんだけど。
もっとも、一度しか観ていないので何度か繰り返し観ればまた感想は変わるのかもしれない。
このすば人気が拡がって続いているのは本当に嬉しい。3期はよ。

5.俺も観たしもちろん面白いと思ったけどここまで高評価もらってるのは予想外だったわ


7.なぜおたくアニメがヒットしてるのか分からん?そもそもアメリカで規制される類のアニメだと思ってたのに子供に進められたってのでもう????だよ
逆に日本でなら子供の視聴は避けるようにされる作品
日本で普通に子供向けの作品もアメリカでは年齢制限受けたり、内容を変えて放送したりしてるのに、やっぱ国が違うと感性もタブーも大きく違うって事に改めて気づかされたよ

14.アメリカの奴がそっこーでYouTubeに劇場盗撮のを上げて半日で消されてた。

20.この方、めぐみんのファンらしいSNSに「I love explosion!」って書いてあった

23. 最愛の娘に誘われて観た映画なんだろう。さすがに悪口は書けんだろう。ただそれだけのことだ。つまり、家族サービスの一環にすぎないのさ。それだけのこと。

25. >アニメでは他には『魔女の宅急便』、『となりのトトロ』にも星5つをつけて>『千と千尋の神隠し』に星3つ半を付けている
脚本の才能もあるけど、鑑賞眼もある人だna

28. クソすぎるってほどじゃなかったぞ映像も頑張ってて迫力あるし確かに5つ星はやりすぎで娘への忖度っぽいがw

32.めぐみんの爆裂ネタは、本人の悲壮なまでの一途さと頭のおかしさが表裏一体だから、笑ってガード緩んだとこに不意討ちで心を打たれるのがずるい
この映画や師匠関連とか最新刊とか

37. スターシップ・トゥルーパーズ(1作目)はハリウッドとアメリカを茶化すバーホーベン監督の毒がいい感じに発露してて好き
アレに高評価を付ける人は信用できるね

42.北米での興行収入とか具体的な数字はわからないのかな騒がれてるけど実際の数字はたいしたことないなんてオチじゃないといいけど

45.いい意味で8090年代のハリウッド的なノリなんだよね。日本だと転生物へのアンチテーゼとか小難しい事を言ってる人も多いけど単純にそこだと思う

48. そうそうアンチテーゼなんて気取ったものじゃなくて、作者は転生ものやラブコメのテンプレをいじり散らかして遊んでるだけなんだよね

49. 2日間の公開で113万ドルみたい

50.1億円を越えてるのスゲーじゃん。日本でもトータルで7億円くらいだったような。

54.日本ではアニメ好き以外にはそんなに知名度ある作品じゃないと思うんだけど、
海外受けする作風なのかな?異世界ものはよくわからんから敬遠してたけど海外の評価が高いと聞くとちょっと興味が湧いてくるな。

61.フランスが日本の漫画を文化として認めた事に対し漫画がなぜ文化であるのかと色々なフランス人が答えていたが
「日本の漫画やアニメは子供の見る物という認識はただの思い込みでしかない 日本の漫画やアニメは表現方法が違うだけで文化として認められている映画や演劇と何も変わらない」
といった発言もあったが「漫画だから」「アニメだから」という色眼鏡で見ている連中は物の本質ではなく、その物に権威があるかないかで判断しているに過ぎないのだね
言わば食通が旨いと言えば犬のクソでも旨いと言って喜んで食うような連中が「アニメw」「漫画w」なんて言ってるって事だ

67.まあ昨今の日本サイトには名人様が大量に生息してるからな…何はともあれ日本の作品に、って点で喜ばしいことはこの上ないね

74. テレビ見てないと分からないところも多いと思うけど分からなくても笑えたってことかねぇ実際とても面白かったし、めぐみんが素晴らしく可愛かった

81.日本人からしたら絵がゴミなんだけど外国人は絵を気にしないからな

83. アメリカって確か2日間限定上映とかだっけ?だともうすでに見れないから優越感で5付けてる可能性もあるなソフトや配信もまだまだ先のことだし確認のしようがない

87. こういった萌え系の作品は見ないけどコメントを見ると、みんな幸せそうで何より

88.外人が笑うポイントが 日本人と変わらない感じだったよ。ゆんゆんに友達が居ないネタとかは「オーゥ・・・」という気の毒そうなリアクションだったのが、違う点かな。

90.アニメはアートじゃなくて大衆娯楽この感覚が日本人と外人の違いかもしれないけど最近は若い人の感覚は外人に近いかもね

 --ここまで--