2019年11月3日日曜日

結婚は、常識に乗っかった方がうまくいく


世間知とでも言えばいいのかな。
 世間様では、どうなっているのか? と隣近所で聞いてみたら---こういう返事が返ってくるだろう---そんな知恵とでも言えばいいのか。

 結婚って、つまるところ。
 「限られた時間の中で、限られた人の中から一人を選ぶ」ということだ。
 そして、その「覚悟」を問われているのだ。
 どうも、その「覚悟」がないために、「結婚できない」てな結果になるということだろう。

 以下、新聞から抜粋。長文なので、筆者が思い切り、省略する。

 結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、日本の婚活事情について解説。
 今回のテーマは、「エンドレス婚活」。“好条件”の男性たちが結婚できずに婚活を続けてしまう原因について。
 エリート男性で年収も高い。毎月150人ぐらいお見合いのお申し込みが来る。にもかかわらず成婚に至らない。婚活が長期化してしまう現象です。本人に原因があるのですが、放置している結婚相談所側にも原因があると私は考えています。

 あるエリート男性のKさん。30代半ばで国立大学大学院修了、年収800万円以上。婚活市場では“いい条件”です。毎週土日に34人ずつお見合いを続けてきました。何人とお見合いしたか聞いたら、200人だそうです。200人とお見合いしていてなぜ結婚できなかったのでしょうか。

 それは、女性をぱっと見で判断しているから。もっと自分にふさわしい女性がいるんじゃないかと考えてしまう。
 それで雰囲気だけを見て好き、嫌いを判断してしまう。結婚はその人の人間性や結婚観、人生観にまで関心を持たないと決まりません。
 エンドレス婚活に陥る人は一流大学を出ていて頭がいいせいか、結婚という本来の目的を見失いがちなところも原因の1つ。

 エンドレス婚活に陥る直接的な原因は本人にあるように思えますが、それだけではありません。婚活をサポートするアドバイザーの腕も問われます。
 エリート男性の場合、ふさわしい相手を紹介し、適切な提案や指導ができるアドバイザーがいないと、お見合いをエンドレスに繰り返す、という事態に陥りがちなわけです。
 男性には「目的は結婚だからね、忘れないようにね」と念押し。男らしくなってほしいと考えた場合は、筋トレをお勧めすることもあります。

補足、感想など

 結婚って、様々なことに結びついていく。
 例えば、子供が生まれるとか、子供の頭の良し悪しとか。 
 また、遺伝的な病気をもっているとか、親戚にアブナイ人がいるとか。
 
 冒頭で。
 「年齢という限られた時間の中で、限られた人の中から一人を選ぶこと」「そして、その覚悟」だと書いた。
 限られた人という言葉の中には、上で書いた遺伝的なこと、親戚がどうとか—も含まれるだろう。

 つまり、個人と個人がくっついた—という話では納まらないのだ。
 そこらあたり、表題で書いたとおり、「世間知に乗っかった方がうまくいく」可能性が高い。
 世間知というものをバカにしてはなるまい。

 大切なことを繰り返したい。
 結婚は、当初、考えている以上に、様々なことに影響していく。
 世間知というものにのっかって、結婚の決断をした方がリスクが少ないというか、うまくいく可能性が高い。