2011年7月29日金曜日

ハーグ条約の加盟に反対する。2回目。

▲筆者は、国際結婚が破綻した夫婦間の子供の扱いを定めた 「ハーグ条約」への日本の加盟に反対する。

 それこそ何度でも。

以下、新聞から抜粋。

国際結婚が破綻した際の子どもの扱いを定めた「ハーグ条約」に日本が未加盟のため、離婚した 日本人と米国人の間で親権のトラブルが相次いでいる問題で、カート・キャンベル米国務次官補 (東アジア・太平洋担当)は、下院外交委員会人権問題等小委員会で「手続きが遅すぎる。忍耐も限界に近い」と日本政府の対応を非難した。

子連れで帰国した日本人に対し、犯罪者引き渡し手続きの適用を検討する考えも示した。

ハーグ条約の締結国同士は、自国政府を通じて相手国に子どもの返還や面会を請求できる。

日本は 未加盟のため、米司法当局は離婚後に子連れで帰国した日本人を「連れ去り犯」と見なすことが多い。

米国務省によると、こうしたケースは2005年の11件から、現在は123件(173人)に急増 している。

▲補足、感想など

核心というか、一番大切なことはなにか。

それは、この離婚によって片親となった子供の幸福であろう。

その部分を見間違えるな。

一番、大切な部分を見間違えるな。

先年、福岡であったクリスサヴォイという男の子供連れ去り事件を思いだせ。

彼は自分の子供が可愛いのではない。

子供を奪われた惨めな男だと周囲から評価されることを嫌っているだけだ。

アメリカという国での男としてのメンツだけで動いているのだ。

増してや、白人の継母がアジア系との混血児を可愛がると思うか。

このあたりだなぁ。

日本の場合、親権は母親がとるし、母子加算、生活保護制度がある。

そもそも、外国が日本より上等な国民で、子供に対する優れた保護制度があるとかカンチガイしていないか。

下手をすれば、日本人母親からの養育費目当てでの子供の獲得ということも充分にありうるのだ。

もう一度訴えたい。

一番大事なことはなにか。

それは両親の離婚により不幸にも片親となった子供がどうある場合がもっとも「幸福」なのか…ということだ。

世界からどういわれるとか、アメリカから「忍耐がどうたら」などと言われる…とかより、余程、大事なことではないのか。