2011年7月15日金曜日

現下の政治の状況には目を覆いたくなる。…か。

▲そうだなぁ。

まず、一昨年の夏、民主党に票を入れた人達にお尋ねしたい。

今、あの時、民主党を支持してどうだったのか。

2年前、筆者など、民主党という韓国・北朝鮮系の帰化人ばかりの政党の危険性を訴えてきたが、それらの指摘を無視して支持した結果をよく見て頂きたい。

騙されたのだ…とか言わないで欲しい。

それより、人を見る目の無さ、自分の判断力の鈍さを反省してもらいたい。

なんだっけ、麻生さんの「未曾有」という漢字が読めない…とかマスコミが書き、麻生さんをアホ呼ばわりしていたなぁ。

あの選挙の時、ウソも(麻生さんが、漢字が読めないことは真実だが)も1000回繰り返せば、真実だと思う人間がでてくるのだなぁ、と筆者も知った。

ウソを1000回繰り返すマスコミも悪いことは確かだが、そんなものにウマウマと騙される方だって、充分にアホだろう。

以下、新聞から抜粋。

経済界トップによる菅政権への批判が止まらない。

東日本大震災の復興の遅れやエネルギー政策の混迷に対し、強い不満があるためだ。

聞く耳を持たない政府に 悲観論も漂ってきた。

仙台市内で14日始まった経済同友会の夏季セミナーで、 長谷川閑史代表幹事(武田薬品工業社長)は 「現下の政治の状況は目を覆いたくなることが次々と起こっているが、批判しても 効果がないので慎む」とあいさつ。

しかし、菅直人首相が脱原発の方針を打ち出したことへの感想を 問われると、 「再生可能エネルギーへの転換が、あたかも短期間でできるような誤解を招きかねない形で説明、発表すること自体、極めて不見識」と怒りをぶちまけた。

経済界では日本生産性本部の牛尾治朗会長(ウシオ電機会長)も、同本部が軽井沢町で開いた経営者セミナーで、「目の前の受け狙いばかりが目立つ。権威ある人がものを言う時は、発言が引き起こすマイナス面にも目を配るべきだ」と苦言。

これまで批判してきた経団連の米倉弘昌会長(住友化学会長)は被災地を視察した際、 「国、自治体がもっともっとリーダーシップを発揮して救済にあたっていかないと」 と、あきらめ顔で語った。

▲補足、感想など

 企業のトップ達からの批判は、それぞれ妥当に現下の政治の問題点を指摘している。

 うーん、じゃ、もう一度お尋ねしたい。

 誰が菅さんを選んだのだ? 誰がそもそも民主党を支持したのか?

 現状を理解するため、昨年の秋頃の記事があったのでご紹介する。

--ここから--

文芸評論家の富岡幸一郎氏が語る。

 日本はここ15年ほど衆愚政治の道をたどってきましたが、民主党政権になってついに来るところまで来たという感が拭えません。

 それに足並みを揃える民主党の政治家たちにしても、素人集団が政治ごっこをしているようにしか映りません。

 特に政治主導という旗を揚げたばかりに官僚を使いこなせなかった、仙谷由人官房長官の尖閣諸島問題への対応はひどかった。

 有能な外務官僚を通じてしかるべき交渉をやるべきなのにまったくできず、100対0でリードしていたサッカーで逆転負けしたような 歴史的惨敗を喫した。

 財務大臣にしても財務官僚を使いこなせず、口先介入ばかり繰り返して、為替相場をうまく動かせなかった。

 素人丸出しなんです。

 大人が子供にあわせることを専門用語で、ピュエリリズム(小児病)と呼びます。

 民主党閣僚の並んだ写真を見ると、私にはピュエリリズムの患者がずらりと並んでいるように見えてしまうんです。

 先日も蓮舫さんが国会内で撮影していましたが、そういうことを平気でやってしまうのがいかにも子供らしい。

--ここまで

 まさしく、アホな国民がアホな政治家を選んだ「衆愚政治」が、現在なされているということなのだ。

 まず、そのことを直視しよう。

 まだ先は不透明ではあるが、首相の交代ないし、選挙が遠からずなされるであろう。

 この現状の衆愚政治から、一日でも速く脱出しなければなるまい。