2016年2月1日月曜日

橋下さんも、もう言葉の選択に気を使う時期が来ている。

橋下さんは、いずれ、日本の政治のトップ近くへいく人だろう。
 年齢からすれば、もう少し後になるかもしれない。
 しかし、40代後半であれば、もう言葉の選択に気を使うタイミングがきている。

 どこに核心があるのかなぁ。
 その昔、田中角栄さんが言っていたことを思い出した。
 政治家として大きくなるのには、敵の数を減らし、味方というか支持してくれる数を増やすことを考えるべき—とかだったかな。

 だから。
 角栄さんは、マイナーな株を意図的に上げて、そこで売るという操作を繰り返して、政治資金をつくり、昭和40年代、敵対する社会党の議員まで資金をばらまいていた。

 いや、話がどこかにいった。
 なにかというと、橋下さんが「くそばばぁ」とか言ったという記事を読んでの感想だ。
 まぁ、腹が立ってのものいいではあろう。

 それなら、安倍さんの方が遥かに上手だろう。
 韓国がらみの捏造慰安婦について、内心では、この「大嘘つきの強欲ババア」とか思っていても、口からでるセリフは違おう。
 曰く、「筆舌に尽くし難い思いをされた慰安婦の方々のことを思うと、 本当に胸が痛む思いだ。20世紀は女性をはじめ、 多くの人権が侵害をされた世紀だった」--と。

 だから。
 橋下さんも、くそばばぁ—などという言葉よりも、珍しいものいいをする女性ですね--とか言っておけばいいこと。
 そういう対応が、敵の数を減らし、支持するものの数を増やす—もっともいい方法なのだ。

 以下、新聞から抜粋。

 橋下徹
 確かに僕は自分で知性と教養にあふれていると言うつもりはない。ただ確信している。
 金美齢というクソババアに橋下は知性と教養はないと公言されるほどではない。
 だいたい他人に向かって知性と教養がないと言い切れる人間こそ、知性と教養のかけらほどもない人間だ。

 ※今日放送のフジテレビ・新報道2001で金美齢が橋下のことを「知性も教養もない」とこきおろしていた。

補足、感想など

 橋下さんも安倍さんのものいいを見習う時期が来ている。
 田中角栄さんの言うとおり、政治家として生きていくなら、「敵の数を減らし、味方の数を増やす」ということを考えているべきだ。
 安倍さんのように、捏造慰安婦でもこういう表現ができるのだ。
 ましてや、金美齢さんをいかようにも表現するなんて、簡単なことではないか。