▲花王の尾崎社長が代表権のない会長となり、研究所勤務・10人抜きで新社長が選ばれた。
<10人抜きねぇ。言葉はともかくとして、その10人は社長となることを拒否したということか。前社長の尻拭いをするのが余程嫌だったのだろうなぁ>
尾崎元社長の「メンツ」だけの判断ミスで、500万人の日本の主婦層相手にケンカを売り、不買運動が激化してもうどうしようもなくなった時点で、研究員あがりの新社長に火中のクリを拾わせるようだ。
「尾崎さん」という個人の性格が反映された対応だな。
昨年の夏、花王製品の不買運動が始まると、花王という会社が一番最初にやったことは、花王のhpから尾崎さんの顔写真の入った「社長の挨拶文」のページを削除することだった。
これはなぁ。
なにか重大なトラブルが発生した時、指揮官が一番前にでて、対応すべきものであろう。それが一番最初にしたことが自分の顔写真を隠すことだったのだ。これで本気で戦えるか。これで部下がついてくるか。
以下、新聞から抜粋。
花王は、沢田道隆取締役(56)が6月28日付で社長に昇格する人事を発表した。
尾崎元規社長(62)は代表権のない会長に就く。
沢田氏は研究開発部門を副統括する最年少取締役で、10人抜きの昇進となる。
日用品の国内市場の成熟が進むなか、花王は海外展開で出遅れている。
経営陣の若返りで国内事業のテコ入れと海外事業の強化などに取り組む。
在任8年の尾崎社長は産業再生機構の支援の下で再建を進めていたカネボウ化粧品や 英高級化粧品のモルトンブラウンを買収。
昨年11月には中国の化粧品大手、上海家化連合公司(上海市)と業務提携した。
ただ、海外売上高比率はユニ・チャームや資生堂の4割以上に比べ20%台にとどまる。
一方、国内では技術力とマーケティング力で日用品業界のけん引役を果たしてきたが、最近はヒット商品が少なく、有力商品でシェアを切り崩される例が目立っていた。
研究開発畑の沢田氏は記者会見で「絶えざる革新とグローバル化を推進する」と強調したが、 海外事業の強化とヒット商品開発の双方が求められる。
マーケティング統括の神田博至氏(62)、販社社長を兼ねる高橋辰夫氏(60)の 2人の代表取締役専務とのトロイカ体制で巻き返しを図る。
▲補足、感想など
尾崎さんのような韓国系の人間の、対日本人への対応には特徴があると思える。
毎日新聞、朝日新聞などの対応もしかり—だ。
毎日新聞なぞ、いつ潰れてもおかしくないと思えるのだが、「日本人に弱みを見せまい」と必死になる。テレビでも論説委員とかいう人間が、つっぱっていて、なにごともない—というような「虚勢を張り続ける」。
これは、たぶん、「メンツ」というものなのだろうなぁ。
中国人のメンツについての文章があったのでご紹介したい。--韓国人の対応も同根であろう—
--ここから—
周知の通り、中国人の行動原理の基本は、「面子(メンツ)」である。
「面子」は、中国人にとって、自己の全人格、価値を表すものである。
「面子を潰される」ということは、自己の人格が全否定されることを意味する。
したがって、どんな屁理屈をこねてでも、それこそ絶対に自分の誤りを認めない。
問題は、この「面子」が、えらく浅薄で、皮相的、外面的なものだということである。
「面子」は、他人から見えなくては意味がない。
人間の内面的価値なんか、中国人にとって全く意味がない。
だから、外面ばっかりで、アホみたいに見栄を張り、意味なく威張る。
早い話、猿や犬がみせる、縄張りを守るための「示威ディスプレイ」と同じである。
したがって、より高度な人間の行動原理である、基本的人権、法の下の平等、言論の自由等なんか、猿や犬と同様、中国人には全く理解できない。
こういう原始・未開の頭脳しか持たない中国人を、いかに制御、善導するかということが、国際社会に課せられた課題である。
--ここまで--
核心は、これだろうなぁ。
花王の不買運動への対応、毎日新聞などの読者への対応を見ていると、納得するではないか。
つまり、表面では「頭を下げる」というようなことができないのだ。それは、自分の「全否定」となるということか。
これで、お客様が韓国人・中国人ならば、そのあたりが分かっているから、お客側もそれなりの対応をするのだろう。
しかし、ここは日本だ。お客様は日本人なのだ。もっと言えば、花王製品の顧客とは「日本人主婦層」であろう。
対中国人・対韓国人と同じ対応をして、日本人のお客様に「信用」されるのか。
実際に花王製品の売れ具合はどうだろうか。掲示板から書き込みを拾ってみよう。
--ここから—
□ドラッグストアとかスーパー、ディスカウントのチラシや店頭POPを見ると、 最近では花王の表記が消えて、商品名だけになってる。
□メリットの詰め替えなんか198円で売ってるけど誰も買わない ビオレのハンドボディソープもそう ドラッグストアーの前の籠に山積みだよ
--ここまで—
花王の新社長がどのような人間なのか、筆者には分からない。
しかし、尾崎新会長と同じ路線をとれば、花王という会社はこれからジリ貧とならざるをえまい。
株価は、同じ韓国・北朝鮮系の資本から操作できるとしても、製品の売上をいつまでも誤魔化すことはできない。
だから。
中国人・韓国人風の「メンツ」に拘って、つっぱり続けるというのも経営者の選択だ。
ただ、花王という会社の未来は真っ黒だろう。