▲橋下さんも見かけ上複雑な動きをするなぁ。
核心はどこにあるのだろうか。
ハッキリ言えば橋下さん自身が、原発の再稼働やむなし—と判断したものだろう。
見渡しても、原発に替わるほどのエネルギー源がない以上、当然の帰結だ。
原発をとめれば、化石燃料を燃やしての火力発電(水力発電もあるが、急激に増加することはできない)しかない。(まぁ、こうして化石燃料を燃やせば、二酸化炭素が増えて、気象がより過激に振れる。台風などの巨大化する一方だろう)
--こうしてエネルギー問題を考えると、前門の虎(とら)後門の狼(おおかみ)というところだなぁ。--
Lgpの高騰とかを受けて、火力発電なら、これだけの負担増をお長いする。それが嫌なら原発の再稼働を受け入れるべき—と二者択一を消費者に迫ったということだろうなぁ。
つまり、原発というものを単に「怖い怖い」の感情論だけで論じてはだめなのだ。
エネルギーというものは、日々の生活に必須のもので、それなくしては暮らしていけないものだ。
電車も動かなくなる。工場での機械も動かせなくなる。家庭での料理もできなくなる。
そのことを料金の負担増—といういわば「匕首」を突きつけて、消費者に早急の決断を迫っているということなのだ。
以下、新聞から抜粋。
6日朝、橋下大阪市長の口から飛び出した意外ともいえる発言が波紋を広げている。
橋下市長は「府県民の皆さんに負担をお願いします。
夏のピーク時、わずかな時間、 本当に電力消費量がぽっと上がる瞬間を、みんなで我慢できるかどうかですよ。
それが無理だったら、原発の再稼働をやるしかないと思いますよ」と述べた。
関西電力管内で、この夏の電力不足が予想される中、節電に関する住民の理解が得られなければ、 大飯原発の再稼働やむなしという姿勢を示した。
橋下市長は、ある提案を行った。それは、さらなる波紋を呼びそうな中身だった。
橋下市長は「もし、再稼働を認めなければ、応分の負担がありますよということで、 インセンティブ、すなわち増税ということも検討し、具体策を立てなければいけない」と述べた。
橋下市長が掲げた案は、大飯原発を再稼働しなかった場合、利用者に月およそ1,000円から2,000円の負担を求めるべきというもの。
橋下市長は「国を無視しろというわけではないが、関西広域連合の手続きに乗っかってきてもらったほうが、信頼を得られると思う」と述べた。
この提案は、新たな波紋を呼ぶとみられる。
▲補足、感想など
意外?
なんのことだ。
原発に代替するだけのエネルギー源がない以上、原発にたよるしかない—筆者など、ずっとこれを言い続けてきた。
橋下さんも同じ意見だということだろう。
あ、エネルギー問題を感情論で論ずるな。
い、エネルギーの問題は、日本という国全体で考えることであり、地域ごとでバラバラに考えるものではない。
う、原発に代替するエネルギー源が見つからない以上、原発に頼るしかない-。