▲石原東京都知事は、新党の立ち上げは断念したようだ。
これはなぁ、と筆者は思う。
亀井さんなどをきって、大阪の橋下さんと組むという道を選んだようだな。
大阪の維新の会の「顧問」とでもいう立場から、もの申すということになるのではあるまいか。
以下、新聞から抜粋。
東京都の石原慎太郎知事は、ワシントンのホテルで、大阪市の橋下徹市長と今月4日に会談した際、東京都が沖縄・尖閣諸島を購入する計画 について事前に打ち明けたことを明かし、「彼は口が堅いから黙っていてくれた」と 信頼関係をアピールした。
そのうえで、「いつ選挙になるかわからん。橋下君のやっている(候補者発掘の場である) 維新政治塾って大変、結構だ。
俺も同じようなことを考えていた」と語り、次期衆院選に向け 橋下氏率いる大阪維新の会との連携を示唆した。
一方で、たちあがれ日本の平沼赳夫代表、国民新党を離党した亀井静香氏らとの新党構想については、 帰国後に面会し「白紙還元と改めて言う」と明言。
「今いる国会議員をシャッフルして集めて そんなもんで第三極なんてできませんよ」と指摘。
また尖閣諸島の購入方針に領有権を主張する中国が反発していることに関しては、「中国は、日本が 実効支配しているからそれをぶっ壊すために、もっと過激な行動をすると宣言している。由々しきことだ」 と批判した。
▲補足、感想など
ふ—ん、と思う。
尖閣諸島の問題に関連して、中国が過激な行動にでる—ってさ。
お好きにすれば—と思う。
そうだなぁ。
日本の一部に、中国・韓国・北朝鮮がなにか過激な行動に出ることをじっと待っている集団がいる—というウワサがある。
中国が尖閣諸島へ軍隊でもおくる—というたぐいの事件が発生した瞬間に、日本の国内の世論を喚起して、自衛隊は即、国防軍に格上げし、原爆の製造・所有、原子力潜水艦の建造・配備に突き進んでいくだろう。
それは、なにもかも中国の挑発からだ。自分の行動が日本をどう動かすか—その責めを負うのは中国自身だ。
いや、話がとんだところへ。
そういえば、この尖閣諸島を東京都が買うという話について、中国がなにやらコメントしたらしい。
それに対して、日本の外務省が答えた。以下。
--ここから—
日本の外務省幹部は 18日、「中国独自の主張であって、全く受け入れられない。
尖閣諸島は歴史上も 国際法上も我が国の領土であることは疑いがなく、領土問題は存在しない。
島の所有権は 日本国内の問題であり、他国から言われることではない」と述べ、不快感を示した。
--ここまで--
日本の外務省が中国に対してここまではっきりものを言ったのを聞くのは始めてだ。
外務省自体が、対中国で変化しつつあることが分かる。