2014年6月29日日曜日

中国9省が債務不履行を宣言。

なにか、中国でのバブル崩壊が一歩づつ近づいているような---
 不気味な足音が聞こえてくる。

 もう、いつ、なにがどうなるのか見当もつかない。
 それを受けてか、国家指導者である習国家主席もなにか怪しげな動きをしている。

 表題の「バブル崩壊の足音」と「習国家主席の動き」が連動しているのではないのかな。

 まず、省の債務不履行のニュースを抜粋。


 中国9省でデフォルト 300兆円超の債務爆弾 借り手と貸し手の連鎖破綻危機

 中国経済の「債務爆弾」が火を噴き始めた。
 借金を返せず、債務不履行に陥る地方政府が続出している。
 地方政府が抱える債務は、正規の銀行融資ではない「影の銀行(シャドーバンキング)」から借りた高金利の資金を中心に300兆円を超え、デフォルト続発は避けられそうにない。

 25日付の中国紙によると、中国審計署(会計検査院)が地方政府を対象に行った債務状況調査で、今年3月末までに9省で合計8億2100万元(約134億円)の債務が償還期限を過ぎても返済されず、デフォルトに陥った。
 審計署トップが、全人代常務委員会で行った予算執行と財政収支報告で明らかにした。

 財政が悪化した9省で計579億3100万元分は債務借り換えなどで返済したが、8億2100万元分は償還期限が過ぎても返済できなかった。
 中国の地方政府は、ペーパーカンパニーを通じて「影の銀行」から高金利の資金を調達し、不動産や建設インフラに投資してきた。
 ところが経済の減速や不動産価格の下落を受けて、借金が返せなくなっている。

 地方政府が抱える債務は総額300兆円超にのぼり、約半分が3年以内に返済期限を迎えるという。今年は債務の22%が返済期限だ。
 一方、貸し手にとっても事態は深刻で、中国人民銀行は、金融機関の「破産条例」制定へ検討を始めた。

 影の銀行による金融商品のデフォルト続発に備えた仕組み作りも急ぐ。
 借り手と貸し手の連鎖破綻危機が迫っている。


▲補足、感想など

 遅かれ速かれこうなることは分かりきったことではある。
 どうも、習近平さんの「地頭の悪さ」が際立つなぁ。<胡錦濤さんが「能力不足を案じていた--とかいうウワサがあるが、本当のことかもしれないな」>

 2年前の国家主席となった段階で、無理やりバブルを崩壊させれば、もう少し傷が浅かったろうに。
 また、国家主席になったばかりの段階で、「今、殴りつければすぐ日本が音を上げるはず—と点数稼ぎ」に反日騒動を引き起こし、日本人の態度を硬化させてしまって、抜き差しならなくなった。

 いや、一連の動きを見ていると、習近平さんという人は、中国の国民のことなど、なにほども考えてはいないのだろうな。

 上のバブル崩壊の「兆し」を感じて、習国家主席は、自分の財産をもっと動きやすいように、「お金」に変え始めたようだ。そのニュースを抜粋・転記したい。

--ここから--

 習近平・中国国家主席が姉夫婦など親族のファミリービジネスを禁止し、所有している株式や豪邸などの資産を売却するよう指示。
 結果、不動産物件だけで、その売却益が23400億円(約234億円)にも達した。
 また株式による資産は21億ドル(約2100億円)にも達するという。

 習氏は反腐敗キャンペーンを展開するなかで、「弱みを見せないようにするためだ」と米紙が報じた。
 これらの資産は習氏の姉と夫、その娘が所有しているもの。
 夫妻らは香港の邸宅をそれぞれ1.5億香港ドルと2.38億香港ドルで売却。
 さらに、北京のマンションなど計23400万ドルに達する。

 ブルームバーグ通信によると、習氏の妹夫妻は2人で11社の企業のオーナーであり、そのほか、25の企業の重役として経営に携わっていた。
 また、総資産は日本円で525億円にも達している。

 今回、どの株を売却したかは不明、トウ氏が所有しているレアアース採掘・販売会社の株だけで時価21億ドルは下らない。
 夫妻は2012年以降、10企業の保有株を売却。携わった関係者は「家族のため」と、依然として多くの企業を所有している。

 また、2007年から2012年までの共産党政治局常務委員を務めた9人のうち、習氏や温家宝、周永康、賈慶林の4氏の家族が所有していた資産は15000万ドルに上っていた。

--ここまで--

 この動きの背景にあるものはなんだろう。
 記事にある温✕宝さんは、お金をもって、もうオーストラリアに移住したとか。

 なんというか。
 中国という国家は、未開な国家ではある。
 共産主義でもなければ、資本主義でもない。

 明とか清とかの「王朝制度」そのままなのだな。
 習近平という皇帝を戴いた「習王朝」だということだろう。

 そういえば明王朝時の「万歴帝」という皇帝の絵を見たことがある。<万歴帝は、16世紀末、日本の豊臣秀吉が朝鮮半島へ出兵した時、朝鮮を助けるために中国兵をだした皇帝>
 「えっ、これが皇帝か」--と失礼ながら、間の抜けた顔をした皇帝だった。

 さらに失礼ながら、今の習近平国家主席にどこか通底するような----